2019年02月21日

これから住民説明会が次々予定されているが・・・【平成31年第2回全員協議会/報告】

昨日(2月20日)は議会の全員協議会がありました。

協議内容は以下に記しますが、どれも町財政や暮らしに大きく関わることなので、町民のみなさんにはぜひ知っておいて欲しいです。
末尾には私の考えを記しました。※印の付いているところを重点に書いています。

写真は2月18日に午後に撮影した月形町内。雪がありますが春の気配です(雪国の人には解りますよね♪)。文字だけでは寂しいので、載せてみました(苦笑)
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平成31年第2回 全員協議会(2月20日開催)
 
《町からの協議・報告》
 ・・・ 3月定例会に向けた説明と情報提供。
    審議は定例会で行うので決定事項ではない。
 
1) IP告知端末機およびサーバー機器等の更改
■ 現在各戸配布されているIP端末機のシステムは、保守期間がH31年3月31日まで。このまま使い続けるには多額の費用が必要な上に、全て町費で賄わなければならない(補助金はない)。
■ この件についてH29年度〜検討を開始。同システムを運用している道内自治体と研究を重ね、その中の5町村(喜茂別町、幌加内町、厚岸町、鶴居村、月形町)共同で、新システムを構築+各自治体でカスタマイズすることにした。(新システムなので補助対象)
■ 新システムでの特徴
・サーバーをクラウド化 ← 災害に強く、拡張もソフト更新で対応
・スマホで同内容を入手可 ← 町内外どこでも情報をとれる
・緊急ボタンの設置   ← 消防月形支所へ直通
・町ホームページが閲覧可(ただしPDFは不可)
・Jアラート、緊急地震速報も流れる
・テレビ電話や情報配信はこれまで同様
■ 更改費用と財源
・初期費用(IP告知端末機+システム構築費等) 2億2075万円
・ランニングコスト(年間)1年目〜 約 500万円 
             6年目〜 約1000万円
・財源:過疎対策債(ハード)事業債 2億2070万円
 (この金額の7割が、のちに地方交付税として参入される)
■ スケジュール(予定)
・3月定例会で議決
・4月〜6月 システム構築、住民説明会(※)・広報
・7月〜9月 IP端末機設置工事
 
 
2) 月形町地域公共交通網形成計画の素案
■ 素案の説明(1つ前、審議会の記事で紹介しているので省略)
■ 今後のスケジュール
・3月上旬に住民説明会(※ 役場で1回のみ)
・3月中に住民からの意見聴取(パブリックコメント)
・4月中に完成予定
 
 
3)行政組織機構の見直し
■ 4課→5課
・企画振興課の新設。総務課の企画係と商工観光係を持ってくる
・産業課→農林建設課に名称変更。商工観光係が抜けたことによる
・教育委員会→総合体育館へ移転
・振興公社へ町職員(管理職)1人派遣し、経営にあたる。
 
 
《議会内協議》
1)議会費・監査委員費
■ 平成30年補正予算(報告) 
■ 平成31年当初予算(説明)・・・ 私が補欠当選する前に決定していたことがほとんど。私には初耳の情報。
・平成31年4月末までは議員10人。5月からは8人になり報酬増
・議員研修 3名分→8名分(改選期のため、研修機会を増やす)
・道外視察費用(4年間に道内外を問わず2回、全議員で視察)
・議会だより2回→4回
・常任委員会の筆耕料(初)25万8千円 ←これまで町職員が文字起こしをして概要を作成していたが、新年度から文字起こしを外注(※)
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町から説明のあった3点は、定例会の審議でしっかり議論したいと思います。
 
それで、今回私が特に気になったのは《住民説明》の部分。IP端末機関連はきめ細かな説明がなされると予想される一方で、公共交通に関してはアリバイ作り的な説明会開催のような雰囲気を感じています。
 
確かに「地域公共交通網計画」は方向性を示すもので具体的な施策ではないです。でも、これが元になって町民の生活に深く関係する公共交通体系が出来るのですから、町民に知ってもらうことが今後施策を実行する上でも重要ですし、折りに触れ情報を流さなければ理解は深まりません。情報を届ける努力を怠ってはいけないと私は考えます。
 
同じことが議会にも言えます。
これまで常任委員会の会議は公開されいますが、開催日時も内容も公表されないので、どんな話しをしているのかは全く解りませんでした。内容を知りたい場合は情報公開請求で「常任委員会の会議概要」を取り寄せるのですが、A議員等の標記で匿名になっていました。
ですが、新年度からは筆耕を外注することになったので議事録様のものが成果物ででてくるので、情報公開請求すれば全ての議論を見られるようになります。
ならばと思って、以下のことを提案しました。
「筆耕成果物を議事録にして公開すれば良いのでは? 常任委員会(会議)はもともと公開なのだから一歩進めることができる。(職員の負担を軽減する目的で筆耕を外注することにしたが)新たに25万8千円の支出増になるのだから、町民にもメリットがなければ説明できないのでは?」
 
結論が出ないまま、議運で検討することになりました。
さて、どうなることか・・・

2019年02月06日

決断を先送りしたことのツケ【まちづくり常任委員会】

今日(2月6日)は午後から3時間にわたって議会(まちづくり常任委員会)がありました。3時間ずっと意見を言っていたような感じで、とても疲れました。
 
今日の所管事務調査は産業課。どれも重たい内容でした。
1)平成30年産農産物の生産状況
2)観光振興事業
3)(株)月形町振興公社の運営状況
 
◆月形町の基幹産業である農業。平成30年は悪天候(低温、長雨、日照不足、台風)でほとんどの作物が品質劣化と出荷量減。農家所得が低下するのは確実で、平成31年度の税収が懸念されます。
 
◆観光振興事業では、皆楽公園周辺施設をどう整備すればいいのかをコンサルタントに委託していました(平成30年度、750万円)。中間報告段階ですが・・・ 町民アンケートの回収率が悪い(2.9%)他、色々気になる点があって、現状把握や分析は難しいと感じました。
それでも何らかの成果を得るようにしてもらいたいものです。
 
◆(株)月形町振興公社については、収支があまりにも悪く、年度末に3000万円の借り入れしなければならない、これまでで最悪の財務状況です。にもかかわらず、具体的な収支改善策がないままに次年度の指定管理料を増額する方向とか・・・ 
 
 
同じことを繰り返しているうちに状況はドンドン悪くなっています。どこかの段階で思い切った決断(行動や思考を変えること)をしなければ、ズルズルと底なし沼に引きずり込まれてしまうでしょう。既に片足かけていると思います。精神論や一般論では解決できないんですよねーーー。(振興公社も病院も)もう待ったなし。
 
決断を下すべき人が、全てをかけて状況を変える決断をしなければ、雪崩のように崩れ去って元に戻らないところまでいきそうな空気が漂っています。

2019年01月30日

町立病院・林院長の退職に対して【1月29日道新+1月25日全員協議会&まちづくり常任委員会】

1月29日(火)の道新で報道された通り、町立病院の林院長が3月末での退職の意思を示しました。このことを私たち議会は1月25日(金)に急遽開催された全員協議会で報告を受けていましたので、補足説明と私の考えも含めて記します。
 
《1月25日(金)全員協議会での町長からの説明要旨》
●林院長から「在宅訪問診療や短期入院などの取り組みを頑張ってきた。町長から度々訓示などもいただいたが、医療スタッフからの理解と協力を得ることができなかった。院長として医師として(この状態は)耐えられない。退職したい」「3月末で退職したいが、後任を探すのは大変なので1〜2ヶ月伸ばすことは可能」との申し入れがあった。これに対し上坂町長は「スタッフの指導と管理で至らなかったことを申し訳なく思っている」
●今後の対応として
・後任確保に向け、全力で取り組んでいる(既に医師募集をかけた)
・スタッフの配置を含め対応したい
・町民に迷惑をかけないよう、これまで以上の病院運営をしていきたい
 ↓
●大変申し訳ない。(解決に向けて努力しているので)時間をください。
 
町長からの説明のあと議員からいくつかの質問がありましたが、最終的に議会は「今は見守るしかない。後任確保に向けて全力で取り組んで欲しい」ということで終了しました。
 
この日は本来、まちづくり常任委員会の所管事務調査で「町立病院の運営」を調査することになっていたので予定どおりに行いましたが、院長が退職することの影響は大きく「院長が決まらないうちは今後の検討などできない」「医師確保が最優先」「医療スタッフとのミスマッチがある以上、医師だけでなく(病院経営全体を引き受けてくれる)組織を探すしかない」などの意見が主流を占め、こちらも「今は見守るしかない」ということで終了しました。
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ここからは私個人の考えです。
 
院長の退職が引き金になった報道と説明だったので医師側の退職理由のみが取り上げられ、ともすれば医療スタッフ側に問題があったように捉えられそうだが・・・ この前段には医療スタッフの大量退職(看護師の退職は年度当初だけでなくその後も続いている。さらに技師の退職も控えている)があった。個別の退職理由は明かされていないが事実が重要である。つまり、組織運営に問題があったと私は思う。
  
町立病院の運営や経営の話しをすると決まって「医療のことに事務方は口を出せない」と言う議員がいるが、私にはよく理解できない。医療行為そのものは医師に任せるにしても、病院運営や経営は事務方(役場)が主体的に進めるもので、スタッフ間の調整や町民への説明なども含めてやるべきことがたくさんあったのではないか。医療スタッフが退職する際に「退職理由は聴かなかった」「去る者は追わない」ということにも驚いた。問題解決のための第一歩さえ歩んでいないように見える。
 
林院長に替わって以降、町立病院が担っている終末期医療が大きく転換した。それまでの長期入院と胃瘻なども含めた手厚い対応から、自然な死を待つ看取り医療に方針転換したのだが、直接関係する町内の老人福祉施設側との連携・確認はしたものの、町民は蚊帳の外だった。看取り医療がどういうものか町民は当事者になるまで解らず、お見舞いに行った人から「酸素も着けないで音もしないで寝てるだけ」など不安や不満の声を聴く機会が増えていた。町民への説明や周知不足は否めない。ここを担うのは事務方ではなかったか。病院利用者=町民への配慮や視点が不足していたのではないか。
同様に、平成29年11月に「町立病院運営体制改革検討結果報告書」が作られたが、検討メンバーは役場職員のみ。専門家や利用者の視点は含まれていなかった。
 
今、林院長が退職することになって「後任の医師を確保するのが最優先」となった。確かに常勤医師がいなければ病院は成り立たないから最優先事項だし、医師不足の社会情勢から「誰でもいいから来てくれる医師を」という空気になっているのも理解できなくもない。
だが、次に院長になる医師が「積極的医療を行う医師」だったら、月形町の終末医療はまたも180度転換するのか? 医師が変わるたびに町立病院の在り方が変われば、振り回されるのは町民であり、老人福祉施設側。そんな不安定な状況で安心した暮らしができるのだろうか?
 
こんな状況だからこそ、町立病院の在り方を町民と話し合う場を設ける必要があると思う。どんな医療があれば月形に住み続けられるのか、提供する側だけが考えるのではなく利用者側も一緒に考えていくことで見えることもあるはず。
 
医師確保は最優先。だからといって他に何もしなくていいということではない。マルチタスクで進めなくては! 
そのための組織、そのための町立、そのための役場! 
だと思っている。

2018年12月22日

ご意見をお寄せください【反対討論/議員報酬引き上げ発議に対して】

昨日(2018年12月21日)の臨時会で行った「議員報酬引き上げ発議」への反対討論(要点)を記します。

反対するにあたって、3つの視点「周知不足」「引き上げが必要ない理由」「議会費としての活用」と資料(写真参照)を提示し、「時期尚早。今後、情報公開と住民参加で進めるべき」と提案しました。
 
余談ですが・・・
「議員の担い手不足解消のために報酬を上げる」という意見がまことしやかに広まっていますが、私は大いに疑問を持っています。だって、これを言っているのは地方の現職議員。つまり50〜70代の男性です。その感覚が間違っていると思うんですよね。
今、議員になっている50〜70代の男性は、同世代の男性の収入に比べて議員報酬が低いから「こんな金額じゃ担い手がいない → 報酬を上げろ」となるのですが、月形町議会議員の現在の報酬でも年収276万円。労働時間や責任等を総合的に考えたら悪くない金額だと思います。少なくとも正職以外の労働者(=田舎の場合は女性が多い)にとっては。
金額が低いというなら議員に立候補しないで席を空けてほしい。結局、社会的に力のある人が名誉職感覚で席を埋めているから多様な人材が登場できないとも思うんです。今の報酬額でもいいからという、これまでは議員に立候補しなかった多様な人達が出てきて初めて議会が機能すると思います。
まあ、この論理は「多様な人達が立候補する」という行動が伴わないと実現できないので、そういう意味でも女性や若者などが頑張らねばならない要素もあるんですけれどね。
  
ということで、反対討論。
みなさん、ご意見などお寄せください。待ってま〜す💕
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『議員報酬引き上げに対する反対討論』
 
以下、反対する理由を項目別にまとめました。
 
■ 1.町民は知らされていない ■

・ほとんどの町民は3日前の道新記事で報酬引き上げを知った。
・私は町民として長らく傍聴してきたが、これまで報酬引き上げに関して具体的な話が出たことはない。
・11月末に開催された議会報告会の案内に記載はなかった。さらに、参加者は3会場合計12人。具体的な説明もなかった。
  ↓
 主権者である町民が知らないうちに決めることに問題がある。
 
 
■ 2.今、報酬を上げる必要があるのか?■
 
◆1 期末手当を引き上げている ・・・ 写真1枚目/資料【1】【2】
私が議員時代(11年前〜9年前まで)に年額報酬は上がっていないが、この2年間で期末手当は 3.95 → 4.45ヶ月になった。引き上げた理由も明確でないまま、年額で議員は8万4千円、議長は13万4千円も増えている。これは物価上昇率以上。
 
◆2 定数10→8にしても、議会・議員の活動は増えない
・来期以降に議会活動を活発にする計画はない。これまでと同じなら変化はない。これまで2年間欠員1でも変化はなかった。
・定数が減れば広域議会(水道・消防・教育等)への派遣や当て職の機会は増えるが、その分の報酬はその議会や組織から支給される。
 

◆3 町民の所得は増えているのか?
・月額報酬を問題にしているが、議員は期末手当(ボーナス)を含んだ報酬が支払われている。年額報酬で議論すべき。町内にボーナスの支給されている人がどれだけいるのか?
・月形町議会の現在の年額報酬は
 議長441万円、副議長352万円、委員長314万円、議員276万円。
 町民との所得水準との比較も必要。
・月形町は人口減少の上に、税金を支える生産人口の減少が著しい。
・今年は災害が多かった。長雨、日照不足、台風、地震、停電・・・様々に影響していて町民の所得にも影響している。来年度は税収減になるのではないか?
 
◆4 近隣議会との比較は正当か? ・・・ 写真3枚目/資料下段
※ 全員協議会での過去の議論を調べたところ「近隣と足並みを揃える」という考え方が主流だった。一方で、「人口減少による厳しい町財政」など人口を基準にした報酬のあり方を検討していた。
・近隣=南空知の町は(月形町以外)人口が多く参考にならない。比較するなら「人口5千人以下」の区分で。
・近隣(空知)、道内、全国と比較した場合、現報酬であっても議長等役職議員は高い。引き上げを行うと一気に高くなる。
 
◆5 担い手不足の解消になるのか?
・月形町議会議員選挙は、4年前の一般選挙と2回の補欠選挙とも無投票だったが欠員にはならなかった。立候補予定者もいた。
・議員報酬がいくらなのかホームページに掲載がない上、町議会議員としての報酬以外に派遣議員としての報酬もある人がいるが実態がわからない(私自身、派遣議員になったことがないので全く解らない)。この状況でいくら報酬を引き上げても意味がない。
  ↓
 まずは議会の報酬と仕事の内容がわかる情報公開を。さらに、仕事を持っていても議員活動ができる仕組みが必要。
  
 


■ 3.議会費の側面から ■ ・・・ 写真3枚目/資料上段
 
・増額の財源だが、この2年間の期末手当は欠員1の報酬で、今回の月額報酬分は定数削減で捻出されるので、議会費の中で賄える。そのために充分に議論もせず、町民への周知もせずに「引き上げ」を決めたように見える。
 しかし、今回引き上げなければ、定数削減により550万円の議会費(=税金)が浮く。これを議員個人に振り向けるのでなく、議会全体、町全体として活用してはどうか。
  ↓
・嘱託職員1人を議会が雇用し「議会だより」を年4回発行する(現在は2回。人手不足のためこれ以上の発行はできないとのことなので)。
・議会ホームページの充実(必要な情報が掲載されていないため)
・専門的知見の活用、議員研修、議会図書館の開設・・・
・町側に戻して、住民サービスの向上に。
 
 
■ まとめ ■
 
議員報酬の改定には町民を交えた議論が必要。時期尚早。今回は報酬の引き上げを見送り、特別委員会を立ち上げた上で、情報公開と住民参加をしながら進めるべき。
よって、この発議に反対する。

2018年12月06日

傍聴席はもどかしい。【月形町議会12月定例会 議案審議】

定例会2日目の昨日(12月6日)、議案審議を傍聴してきました。
 
私が気になった内容は
1)職員の給与と病院関係手当、常勤特別職と議員の報酬、引き上げ
2)病院嘱託職員(看護師、管理栄養士)の給与引き上げ

3)一般会計 補正予算
・台風21号&胆振東部地震の農業被害への補助
・橋梁工事2件の不入札による工事取り止め

・事業確定による収支調整
4)国保会計、介護保険会計の補正予算
・事業確定による収支調整
5)町議会議員補欠選挙の費用の専決処分
  
給与引き上げ等の「支出が増える」内容があるにもかかわらず、一般会計そのものは895万円の減額になっています。事業が確定して余剰金が出ているのが大きな理由ですが ・・・ 以下のような特殊な事情も含まれています。
 
● 橋梁工事2件の指名競争入札において、指名された業者3者全てが「作業員の確保難」を理由に入札辞退。そのため、今年度の工事を取り止めた。→ 計上した工事費全額(486万円)を減額補正
 
●職員・常勤特別職(町長/副町長/教育長)・議員のボーナスが人事院勧告に従って0.05ヶ月/年引き上げられる(年間4.45ヶ月分)が、増加分(総額不明)は余剰金(退職職員分給与や議員死亡で、支払い見込みの給与等に余剰金が発生している)ので相殺できる。
※ 給与等引き上げの条例改正があったにもかかわらず、一般会計補正予算にはこの部分の記載がなく、さらに説明も質問もなかったので、議会閉会後に総務課に直接聞いて確認した。
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【私の所感】
 
給与条例等を改正をしていながら補正予算には何もでていないことに疑問を抱かない議員に不信感を持ったし、補正の必要はなくてもお金の動きがあるのだから説明する必要があるのにと町側にも不信感を持った。
誰に何を伝えるべきなのかの感覚が、私はズレているのか? 
 
それにしても、人事院勧告にあわせて町長等や議員まで、全て同じに報酬を引き上げなくてもイイと思うのは私だけ?
人事院勧告は「民間企業との給与差の是正」を理由に国家公務員の給与の引き上げを勧告した。月形町では、役場職員給与は国家公務員給与に準拠することになっているが、町長等や議員の報酬は地域の実態に合わせるのが本来だと私は考えている。今年は農作物が不作で基幹産業の農家収入は減るだろうし、災害被害もあった。そういう時に特別職や議員が報酬を引き上げなくても・・・ 
 
それから、町立病院関係の報酬や手当の増額が決められた。特に嘱託看護師の月額報酬は25万円以内→40万円以内、病院管理栄養士(嘱託)の月額報酬は24万円以内→30万円以内に増額された。現在、嘱託看護師はいないが、今後必要になるときのために改正したとのこと。つまり人材確保が難しいことの裏返しで、ここでも町立病院の運営が厳しいことを反映している。改革は待ったなしでは。
 
 
傍聴席はもどかしい。
自分の言葉で、瞬時に発言したい!

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