2020年04月20日

オンライン決済始めました【Weed Seeds/新型コロナウイルス対策】

新型コロナ対策で外出自粛となっている今、代金振込のために郵便局までわざわざ出向かなければならないのを何とかしたいな〜と思っていました。
 
キャッシュレス決裁が一般化してきている中で方法を模索した結果、Weed Seeds の規模で使い勝手の良い「ペイパル」を導入することにしました。

ペイパルHP  https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal
 
商品をお買い上げいただいた方には《ゆうちょ銀行への振込》と《ペイパルによるキャッシュレス決済》の2種類のご案内を、今回のマスク発送から同封しています。ご都合に合わせてご利用ください。
__。__。__。__。__。
 
新型コロナウイルス・・・ 多方面に様々な不都合をもたらしています。医療現場をはじめとする対策と対応に尽力されている方々には感謝しかありません。また、罹患したみなさんにはお見舞い申し上げます。一日も早い回復を願っています。そして、亡くなられた多くのみなさんには心よりお悔やみ申し上げます。
 
今、社会は不安や危機感が蔓延し、外出自粛や社会活動の停止なども含め停滞感が否めません。そんな時だからこそ視点を変えて・・・
 
これから先しばらくこの《停滞》が続くのであれば、それを《タメ》に変えましょう。
 
物事を転換するとき、必ず停滞期間がでてきます。内部構造を変えた成果が出て来るまでには時間がかかるから。今、社会全体が停滞し、何も進まない状態だからこそ、色んなことにチャレンジして失敗しても痛手は少ない → チャレンジする時!
《タメ》は溜め。ジャンプする前に一度沈んで力を溜めることで大きく飛べる!
 
ピンチをチャンスに変えるためにも、今こそチャレンジを!

2020年04月18日

突然のJR札沼線ラストラン【新型コロナウイルス対策】

当初5月6日まで運行される予定だったJR札沼線(北海道医療大駅〜新十津川駅)は、全国的な緊急事態宣言をうけて昨日(4月17日)で運行を終えた。
 
運行最終日はいつかくる。だから受け入れている。けれど、夜9時に発表して翌日午前10時 新十津川駅発上り列車が最終運行だなんて、あまりに急すぎて・・・ JR北海道が深刻な経営危機とはいえ、このあっけなさに驚くとともに、札沼線に想い入れのあるみなさんにとっては辛い1日だったと思うと悲しい。
 
それとは対照的な報道ヘリ。あんなにたくさんのヘリコプターが汽車を追う姿を初めて見た。単なる廃線が「コロナの影響」という形容詞をつけるとニュースバリューが上がるのだろう。でも、感傷的な気分をあおっているように見えてしまって、急に冷めてしまった。悲しいね。
  
毎朝午前6時前、始発のために月形入りする回送列車が汽笛を鳴らす。ここ数日、農作業をしながらその汽笛を聴いていた。山間から響くその汽笛は「おはよう〜」と呼びかけるように、爽やかで力強く存在感があった。
そして今朝の汽笛。何度も何度も鳴らされ、まるでお別れを言っているようだった。最終列車の汽笛は報道ヘリの音でかき消されて聞こえず。残念で悲しい。
  
こんなに急な最終列車でも、駅には町内というより町外からたくさんの人が集まったとのこと。そのことからも、札沼線の廃線は既に地元住民の暮らしから離れていたということ。それを象徴する最後だったように思う。最後の日が抜けるような青空で本当に良かった。
 
JR札沼線、お疲れさまでした。

2020年04月16日

農業振興施設整備・新型コロナ対策・他【令和2年第1回臨時会】

昨日は午後から全員協議会と臨時会があり、さらに月形町内で初めての新型コロナウイルス感染者が報告されるなど、ドタバタした午後となりました。概要を報告します。
 
■ 臨時会/一般会計補正予算 ■ 
14億7208万3千円の増額により、歳入歳出総額 52億4808万3千円に。この補正予算のポイントは3つ。
 
(1) 農業振興施設整備事業 14億5499万2千円
○こめ工房内の機械の改良更新工事   5億5000万円
○青果物集出荷貯蔵施設に関する工事  9億0499万2千円
・・・昨年から協議を続けてきた2つの農業施設工事が、道(国)補助金「強い農業・担い手作り総合支援交付金」採択がほぼ決定したことから予算化。14億5千万円の事業費の財源は、道(国)補助金 5億1千万円+過疎債 8億7千万+JA負担金8千万円。
 
(2) 新型コロナウイルス感染症の予防対策 30万3千円
○マスク購入(最低5千枚〜1万枚) 22万円
○アルコール消毒薬購入       8万3千円
 
(3)新型コロナウイルスの経済対策(町独自) 1678万8千円
○中小企業への融資関連補助金と預託金(補助枠拡大)約1千万円
・・・ 中小企業の資金繰りに対応するために、融資枠を広げたり保証料や利子補塡などを行う。
○商品券発行(プレミアム商品券+クーポン券) 600万円+事務費
・・・ 売値5000円に30%上乗せ(額面6500円)で3000セットを販売、高校生以上の町民(個人)が最大8セットまで買える。町内全事業所で使用可能。さらに、4月30日発行〜8月31日まで有効。
・・・ 町内で新型コロナの影響が大きく出ているのは、飲食業・宿泊業・運輸業・サービス業。なので、プレミアム商品券1セットに1枚(500円)飲食店で使えるクーポン券を同封。使用期間は同様に4月30日〜8月31日。
 
■ 臨時会/損害賠償 ■
令和元年9月に月形町立病院で起きた「時間外外来診療における投薬誤り(←蜂刺されで受診した患者に対して、医師の指示と違った薬を渡したことで患者に症状が出た)に対する損害賠償額(26万8800円)が確定。賠償金は全額保険金で支払われる。
今後、関係職員の処分等を検討決定し、町民に知らせる。
 
■ その他/月形町内で初めての新型コロナウイルス感染者 ■
月形町内在住の20代刑務官。詳細は1つ前の記事で。
__。__。__。__。__。
 
《所感》
 
■農業振興施設がいよいよ事業化されました。年間予算が36億円程の月形町で14億円を超える事業です。通常でも大きな意味と影響がありますが、新型コロナウイルスで経済状況が悪化している状況ですのでより一層です。町長からは「この事業は農業者の長年の願いだった。今、これだけの投資をし実現することで必ずやコロナに打ち勝ち農業振興に繫がっていくと信じている」という力強い言葉がありました。
新型コロナの影響で世界景気が一気に冷え込み、月形農業の柱である切花生産の先行きが不透明を極め、町内各所に影響が出始めている状況での大きな投資に不安は尽きませんが、だからといって何もしないでいてもどうにもなりません。今回の投資を実のある形にするためにも、投資効果が最大限になるような新たな展開も含めて知恵を絞っていくしかないと感じてます。
 
■新型コロナ経済対策での「プレミアム商品券+飲食店クーポン券」の発行については質疑で「影響が出ている事業者に支援が行きとどく設計になっているのか?」という指摘をしました。全事業所対象のプレミアム商品券では、町民の消費行動はそのままなのでお金の集まるところに集まり、困っているところはそのままになりがちです。さらに、感染拡大防止のために3密を避けるよう注意喚起をしていながら飲食店クーポン券を配ったとしても・・・(飲食店が少ない上にデリバリー対応できていない)。問題点は色々あるのですが、今はスピード感も重要なので原案に賛成した上で、必要なところに手当ができような更なる対応を求めました。経済対策には知恵が必要だと痛感しています。
 
■新型コロナ感染者の報告を受けて、町内対応のことばかりに気をとられたことに対して反省しています。友人から
「罹患者の発生情報だけをシェアするのを見ると悲しくなります。人として、罹患された方はあくまでも被害者ですのでお見舞いの気持ちを持ちたいものです。」
というメールをもらいました。全くその通りです。
町内初となった刑務官は、発症から陽性確定までの間の数日間、体調が悪いだけでも大変なのに、状況を考えるほどに気が気でなかったことでしょう。心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い回復を心から願っています。

2020年04月14日

花業界の厳しい現実。さて、どうするか・・・【新型コロナウイルスの影響】

今朝の日本農業新聞の1面。大見出しを見ただけでも・・・
 
3月4月の卒入学や送別歓迎が縮小になった時点で影響が出ていたけれど、大消費地である都市部の緊急事態宣言と外出自粛で小売店(街のお花屋さん)が休業し、市場での対面セリが縮小され・・・ 花そのものが動かなければ、生産現場で素晴らしい花ができたとしても消費してくれる現場にお届けすることもできない。厳しい現実。
 
北海道での花の本格的な出荷はこれから(5月〜11月末)。だけど、既に準備も生産も始まっている。(苗の発注は昨年秋くらいからなので、今さら止められない。我が家のスカビオサも種の発注をしたのは昨年秋。種だからといっていつまでもとっておけない。発芽率の低下で何の価値もなくなってしまうので、まずは苗を作る。)
先の見通しが立たない中で、これからどうしたものか・・・ 
 
状況が好転することを願って、今は粛々と作業を続ける。
万が一に備えた対策も頭に入れながら。
 
昨年のお盆の菊の暴落(=再生産できない程の価格)を受けて、新規就農以来続けてきた輪菊作りをやめた我が家。いつもなら菊の直差しで大忙しなんだけれど・・・ 今年の春はいつもと違った春。
 
 
※ 連日、近所の麦畑にはマガンの群れ。若葉を食べてる。のどかな風景なのだけれど、麦農家にとっては食害で大きな損失が出る現実。自然界には色んなせめぎ合いがあって、それでもみんなで生きていく。

2020年04月12日

世界に日常が戻りますように【JICA札幌レストランカフェ「地球こうさてん」】

昨日は所用があって、夫と車で札幌に。用事のあと昼食のためにJICA北海道(札幌)のレストランカフェ「地球こうさてん」へ。
 
「地球こうさてん」はJICA(ジャイカ:独立行政法人 国際協力機構)らしく、世界各国のお料理が食べられるところ。検索上手な夫がみつけて一人体験済で、とても良かったのでいつか二人で行こうとなってました。現在、新柄コロナ対策で営業時間短縮(ランチ11:30〜13:00、ディナー17:30〜19:00、年中無休)で営業しています。
 
私が食べたのは
■4月の世界の料理/ブルガリア料理◆カヴァルマ(ライス・スープ・豆サラダ付)750円
□肉と野菜のハーブ煮込み□ ブルガリアの家庭料理の代表格で、豚、玉ねぎ、マッシュルーム、パプリカ、トマト等を耐熱の容器に入れてオーブンで焼いた素朴な料理です。上に卵やチーズを載せることが多いようです。ブルガリアの料理は周辺諸国のトルコ料理、ギリシア料理やルーマニア料理、アルバニアや旧ユーゴスラヴィア諸国の料理と類似するものが多いようですが、文化や食習慣によって互いに少しずつ異なっているそうです。
今回は豆のサラダも一緒に提供させていただきます。
 

夫が食べたのは
■地球ランチ/1月14日〜のメニュー(半年ごとに更新)
□今回の地球ランチでは、5つの料理のうち3つが新しくなっています。エチオピアのドロー・ワット(エチオピア風鶏の煮込み)、ラオスのパッ・ノーマイ (ラオス風竹の子炒め)とメキシコのワカモレ(アボカドのディップ)が新たにお楽しみいただけます。
ランチタイム 11:30~13:30にて、870円(スープ付)。数量限定で販売中ですので、是非世界五ヵ国を味わいにお越しください。
 

「地球こうさてん」には世界各国のメニューがいっぱい。さらに、フェアトレードの商品もいくつか置いてあって、近くに住んでいたなら毎日でも通いたいくらい。JICA北海道(札幌)と同じ建物の中にあり、JICAの駐車場に車を駐めることができます。住所は、札幌市白石区本通南16丁目南4-25。
https://www.jica.go.jp/sapporo/office/restaurant/menu.html
  
「地球こうさてん」は2年前に改装したばかりで、とても広くて開放的で綺麗な空間に、世界各国の様々な民芸品なども飾られていて良い雰囲気です。こういうご時世ですのでお客さんは本当にまばらですが、小さい子ども連れのご家族やご夫婦、お一人様などが食事を楽しんでいました。
 
私たちも世界各地のお料理を口にしながらその国に想いを馳せ、一日も早い日常が戻ることを願い、帰りには海外青年協力隊のパンフレットをもらって帰ってきました。(実は私、学生時代に青年海外協力隊に応募しようと説明会にも行ったのですが、当時の私は力不足で勉強が足りないことを痛感した思い出があります。機会があればいつか・・・なんて思ってます。)
 
日本全国にあるJICAの中にも同様のレストランがあるようです。お近くにあったら、ぜひ行ってみて。

<<前の5件 23456789101112

▲TOPへ戻る