2020年04月17日

zoom会議をやってみた。【議会事務局研究会有志/新型コロナウイルス対策】

全国的な緊急事態宣言と外出自粛の長期化が視野に入ってきて、各種勉強会の開催も難しそう。ならば話題のzoom会議の可能性を探ろうと、先ほど議会事務局研究会の有志で「お試し体験会」をやってみました。
 
今回の参加者は、福岡、大阪、兵庫、和歌山、北海道の5人。みんなほぼ初体験。私はちょっと前に夫と家庭内でお試ししてたこともあって今回はホスト役に挑戦しました。
 
ホストは会議開催予定時刻前に招待メールを送るのだけれど(私の技術的な問題で)上手くいかなかったり、機種の違いで操作方法が違っていたり・・・ zoomの会議室に入る段取りや状況確認を、普段使っているMessengerグループを使って同時進行で進めながらのドタバタ劇(笑)。私はPC(MacBookAir)とiPadとiPhoneと2つのメールアドレスを使って右往左往。隣で夫のサポートも受けながら、開始予定の午後8時過ぎにどうにか参加者を会議室に招き入れることができました。
 
今回は「お試し体験会」なので、zoomの様々な機能(壁紙、チャット、画面共有・・・)を試してみたり、入退出をしてホスト役を変更したり、新たな会議室を立ち上げたり・・・。5人それぞれのネット環境や機種の違いもあって、2時間の体験会で色んなことが学べました。
 
zoom会議の可能性も見えてきたので、この先の研究会に応用できそう。研究会はいつも大阪開催で遠隔地の私はなかなか参加できなかったけれど、zoom会議になれば参加の機会も増えそう。さらに、他の勉強会や集会にも応用できる!
 
チャレンジ精神旺盛な仲間は宝。どうもありがとう♪

2020年04月16日

農業振興施設整備・新型コロナ対策・他【令和2年第1回臨時会】

昨日は午後から全員協議会と臨時会があり、さらに月形町内で初めての新型コロナウイルス感染者が報告されるなど、ドタバタした午後となりました。概要を報告します。
 
■ 臨時会/一般会計補正予算 ■ 
14億7208万3千円の増額により、歳入歳出総額 52億4808万3千円に。この補正予算のポイントは3つ。
 
(1) 農業振興施設整備事業 14億5499万2千円
○こめ工房内の機械の改良更新工事   5億5000万円
○青果物集出荷貯蔵施設に関する工事  9億0499万2千円
・・・昨年から協議を続けてきた2つの農業施設工事が、道(国)補助金「強い農業・担い手作り総合支援交付金」採択がほぼ決定したことから予算化。14億5千万円の事業費の財源は、道(国)補助金 5億1千万円+過疎債 8億7千万+JA負担金8千万円。
 
(2) 新型コロナウイルス感染症の予防対策 30万3千円
○マスク購入(最低5千枚〜1万枚) 22万円
○アルコール消毒薬購入       8万3千円
 
(3)新型コロナウイルスの経済対策(町独自) 1678万8千円
○中小企業への融資関連補助金と預託金(補助枠拡大)約1千万円
・・・ 中小企業の資金繰りに対応するために、融資枠を広げたり保証料や利子補塡などを行う。
○商品券発行(プレミアム商品券+クーポン券) 600万円+事務費
・・・ 売値5000円に30%上乗せ(額面6500円)で3000セットを販売、高校生以上の町民(個人)が最大8セットまで買える。町内全事業所で使用可能。さらに、4月30日発行〜8月31日まで有効。
・・・ 町内で新型コロナの影響が大きく出ているのは、飲食業・宿泊業・運輸業・サービス業。なので、プレミアム商品券1セットに1枚(500円)飲食店で使えるクーポン券を同封。使用期間は同様に4月30日〜8月31日。
 
■ 臨時会/損害賠償 ■
令和元年9月に月形町立病院で起きた「時間外外来診療における投薬誤り(←蜂刺されで受診した患者に対して、医師の指示と違った薬を渡したことで患者に症状が出た)に対する損害賠償額(26万8800円)が確定。賠償金は全額保険金で支払われる。
今後、関係職員の処分等を検討決定し、町民に知らせる。
 
■ その他/月形町内で初めての新型コロナウイルス感染者 ■
月形町内在住の20代刑務官。詳細は1つ前の記事で。
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《所感》
 
■農業振興施設がいよいよ事業化されました。年間予算が36億円程の月形町で14億円を超える事業です。通常でも大きな意味と影響がありますが、新型コロナウイルスで経済状況が悪化している状況ですのでより一層です。町長からは「この事業は農業者の長年の願いだった。今、これだけの投資をし実現することで必ずやコロナに打ち勝ち農業振興に繫がっていくと信じている」という力強い言葉がありました。
新型コロナの影響で世界景気が一気に冷え込み、月形農業の柱である切花生産の先行きが不透明を極め、町内各所に影響が出始めている状況での大きな投資に不安は尽きませんが、だからといって何もしないでいてもどうにもなりません。今回の投資を実のある形にするためにも、投資効果が最大限になるような新たな展開も含めて知恵を絞っていくしかないと感じてます。
 
■新型コロナ経済対策での「プレミアム商品券+飲食店クーポン券」の発行については質疑で「影響が出ている事業者に支援が行きとどく設計になっているのか?」という指摘をしました。全事業所対象のプレミアム商品券では、町民の消費行動はそのままなのでお金の集まるところに集まり、困っているところはそのままになりがちです。さらに、感染拡大防止のために3密を避けるよう注意喚起をしていながら飲食店クーポン券を配ったとしても・・・(飲食店が少ない上にデリバリー対応できていない)。問題点は色々あるのですが、今はスピード感も重要なので原案に賛成した上で、必要なところに手当ができような更なる対応を求めました。経済対策には知恵が必要だと痛感しています。
 
■新型コロナ感染者の報告を受けて、町内対応のことばかりに気をとられたことに対して反省しています。友人から
「罹患者の発生情報だけをシェアするのを見ると悲しくなります。人として、罹患された方はあくまでも被害者ですのでお見舞いの気持ちを持ちたいものです。」
というメールをもらいました。全くその通りです。
町内初となった刑務官は、発症から陽性確定までの間の数日間、体調が悪いだけでも大変なのに、状況を考えるほどに気が気でなかったことでしょう。心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い回復を心から願っています。

2020年04月15日

月形町内で初の感染者【新型コロナウイルスの影響】

今日は午後から臨時会があったことから、私たち議員も報告を受けています。
町は臨時会終了後すぐに対策本部会議を開き検討しました。
 
その結果(町ホームページとIP電話での告知)
町内小中学校は明日(4月16日)〜5月6日まで臨時休校
町内の公共施設も同様に臨時閉館になりました。
さらに「過剰な反応や噂に惑わされず、冷静な対応を」とのお知らせも流れています。

刑務官がコロナ感染 北海道・月形 2020年04月15日18時16分 時事ドットコム

 法務省は15日、月形刑務所(北海道月形町)に勤務する20代の男性刑務官が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 同所はこの刑務官と接触した人を調べ、収容者は単独室に隔離し、職員には自宅待機を命じる方針。同所には15日現在で801人が収容され、269人の職員が勤務している。発熱など感染が疑われる症状を訴えている人はいないという。
 法務省によると、刑務官は6日に発熱の症状があったが申告せず、同日朝から7日朝まで勤務。同日の勤務を終えてから、自宅待機に入っていた。13日に味覚や嗅覚の異常を訴え、PCR検査を受けた。

初ビニール張り【農作業日記】

風が出てきて今日はここまで。

1棟だけで残念がる夫。
身体慣らしにはちょうど良かったと私。

残りのバンドを締めて…
明日は夜明け前スタートとのこと。

2020年04月14日

花業界の厳しい現実。さて、どうするか・・・【新型コロナウイルスの影響】

今朝の日本農業新聞の1面。大見出しを見ただけでも・・・
 
3月4月の卒入学や送別歓迎が縮小になった時点で影響が出ていたけれど、大消費地である都市部の緊急事態宣言と外出自粛で小売店(街のお花屋さん)が休業し、市場での対面セリが縮小され・・・ 花そのものが動かなければ、生産現場で素晴らしい花ができたとしても消費してくれる現場にお届けすることもできない。厳しい現実。
 
北海道での花の本格的な出荷はこれから(5月〜11月末)。だけど、既に準備も生産も始まっている。(苗の発注は昨年秋くらいからなので、今さら止められない。我が家のスカビオサも種の発注をしたのは昨年秋。種だからといっていつまでもとっておけない。発芽率の低下で何の価値もなくなってしまうので、まずは苗を作る。)
先の見通しが立たない中で、これからどうしたものか・・・ 
 
状況が好転することを願って、今は粛々と作業を続ける。
万が一に備えた対策も頭に入れながら。
 
昨年のお盆の菊の暴落(=再生産できない程の価格)を受けて、新規就農以来続けてきた輪菊作りをやめた我が家。いつもなら菊の直差しで大忙しなんだけれど・・・ 今年の春はいつもと違った春。
 
 
※ 連日、近所の麦畑にはマガンの群れ。若葉を食べてる。のどかな風景なのだけれど、麦農家にとっては食害で大きな損失が出る現実。自然界には色んなせめぎ合いがあって、それでもみんなで生きていく。

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