2020年04月12日

世界に日常が戻りますように【JICA札幌レストランカフェ「地球こうさてん」】

昨日は所用があって、夫と車で札幌に。用事のあと昼食のためにJICA北海道(札幌)のレストランカフェ「地球こうさてん」へ。
 
「地球こうさてん」はJICA(ジャイカ:独立行政法人 国際協力機構)らしく、世界各国のお料理が食べられるところ。検索上手な夫がみつけて一人体験済で、とても良かったのでいつか二人で行こうとなってました。現在、新柄コロナ対策で営業時間短縮(ランチ11:30〜13:00、ディナー17:30〜19:00、年中無休)で営業しています。
 
私が食べたのは
■4月の世界の料理/ブルガリア料理◆カヴァルマ(ライス・スープ・豆サラダ付)750円
□肉と野菜のハーブ煮込み□ ブルガリアの家庭料理の代表格で、豚、玉ねぎ、マッシュルーム、パプリカ、トマト等を耐熱の容器に入れてオーブンで焼いた素朴な料理です。上に卵やチーズを載せることが多いようです。ブルガリアの料理は周辺諸国のトルコ料理、ギリシア料理やルーマニア料理、アルバニアや旧ユーゴスラヴィア諸国の料理と類似するものが多いようですが、文化や食習慣によって互いに少しずつ異なっているそうです。
今回は豆のサラダも一緒に提供させていただきます。
 

夫が食べたのは
■地球ランチ/1月14日〜のメニュー(半年ごとに更新)
□今回の地球ランチでは、5つの料理のうち3つが新しくなっています。エチオピアのドロー・ワット(エチオピア風鶏の煮込み)、ラオスのパッ・ノーマイ (ラオス風竹の子炒め)とメキシコのワカモレ(アボカドのディップ)が新たにお楽しみいただけます。
ランチタイム 11:30~13:30にて、870円(スープ付)。数量限定で販売中ですので、是非世界五ヵ国を味わいにお越しください。
 

「地球こうさてん」には世界各国のメニューがいっぱい。さらに、フェアトレードの商品もいくつか置いてあって、近くに住んでいたなら毎日でも通いたいくらい。JICA北海道(札幌)と同じ建物の中にあり、JICAの駐車場に車を駐めることができます。住所は、札幌市白石区本通南16丁目南4-25。
https://www.jica.go.jp/sapporo/office/restaurant/menu.html
  
「地球こうさてん」は2年前に改装したばかりで、とても広くて開放的で綺麗な空間に、世界各国の様々な民芸品なども飾られていて良い雰囲気です。こういうご時世ですのでお客さんは本当にまばらですが、小さい子ども連れのご家族やご夫婦、お一人様などが食事を楽しんでいました。
 
私たちも世界各地のお料理を口にしながらその国に想いを馳せ、一日も早い日常が戻ることを願い、帰りには海外青年協力隊のパンフレットをもらって帰ってきました。(実は私、学生時代に青年海外協力隊に応募しようと説明会にも行ったのですが、当時の私は力不足で勉強が足りないことを痛感した思い出があります。機会があればいつか・・・なんて思ってます。)
 
日本全国にあるJICAの中にも同様のレストランがあるようです。お近くにあったら、ぜひ行ってみて。

人との接触を8割減らす【新型コロナウイルス対策】

長い記事ですが、なぜ「8割削減しなければならない」かの理由が書かれています。
さらに、それが「7〜8割減少」のような低めでゆるいに印象の言葉と数字に置き換わったのかの裏事情も書かれています。
 
8割削減を実現するのは私たち一人一人。できるだけ早く日常を取り戻すために、心に刻んで頑張りましょう。

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharefacebook&ref=mobile_share&fbclid=IwAR0KbJpzrqryv7Uh1ea7fF_0L6lcQWxAfIHeJlw1YVY4w_j1VqkcE8E4ShY

「このままでは8割減できない」 「8割おじさん」こと西浦博教授が、コロナ拡大阻止でこの数字にこだわる理由

緊急事態宣言も出て、新型コロナウイルスの流行拡大を防ぐため人との接触を8割減らすことが求められている。ところが、緊急事態宣言直前に誰かに資料の数値が書き換えられ、「7〜8割削減」「6割でもいいのか」など、様々な数字が出回っている。8割削減という目標をはじき出した「8割おじさん」こと西浦博さんを取材した。

2020/04/11 12:01
岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan
千葉 雄登 BuzzFeed News Reporter, Japan

2020年04月08日

国の支援策の問題点【新型コロナウイルス対策】

現在の支援策でこぼれ落ちてしまうのは、ここにでてくる個人経営の事業所。日本の多く(特に地方や身近な地域)は、このような小さな個人経営の事業所で成り立っている。
永田町からはとても遠くて見えていないのかもしれないが、今こそここに早急に手を打ってほしい。


持ち帰りに活路 小規模飲食店に決断迫る「補償なき自粛」  広岡 延隆
日経ビジネス電子版 2020年4月7日

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/040601162/?n_cid=nbponb_fbbn&fbclid=IwAR3Sqgz0O_WzfEWfQotk8QrMhjAvbCbqKhrFJNIwNupjalz4Y1ybvSUMHA4
 
《以下、抜粋引用》

 政府は新型コロナウイルスの流行に伴い、雇用調整助成金の支給要件を緩和している。中小企業向けでは日額8330円の範囲内で休業手当の最大9割の支給が受けられる。ある程度の規模で従業員を抱える飲食店は、休業など、経営判断が可能になった。
 
 だが、店主と数人のアルバイトで回すような個人経営の飲食店にとっては、使い勝手が悪いことは否めない。こうした店にとっては人件費よりも家賃や光熱費などの占める割合が大きい。加えて、雇用調整助成金を申請して認められても振り込みは2カ月後などとタイムラグが大きく、その間の資金繰りという意味では役に立たない。
 
 実質無利子となる融資制度も用意されている。だが、継続的に経営が成り立つか分からない中で、借金を増やすことには抵抗があるという経営者は多い。延命しても新型コロナウイルスの流行が収まらなければ経営が再び軌道に乗るかは分からない。その中で、借金を増やすのには勇気がいる。多くの事業者が経営をなんとか成り立たせようと努力しているが、「いつ破綻するか」を現実的な選択肢として視野に入れておくことは必要だ。

種播き完了【農作業日記】

昨日の夕方、スカビオサの種まきが完了しました。予定では4日間で300枚のはずが・・・ 種が小粒で、予定重量を播ききろう思ったら459枚に❗️ 
 
結局5日間で 128穴×459枚=58,752粒‼️
 
ふ〜頑張った。
次の種まきは1ヶ月後。4万粒。
 
農作業はひとまず夫に任せて、今日はマスクを作ろ〜♪

緊急事態宣言について思うこと【新型コロナウイルス対策】

昨日、法に基づく緊急事態宣言が発令されました。

対象となる7都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)にお住まいのみなさんの不安と不便は相当のものと思います。それでも何とかしてこの1ヶ月間を乗りきっていただきたいです。もちろん私たち「その他」の40道府県住民にとっても自分事として、気を緩めることなく、できることを粛々と進めていきましょう。
 
そして何よりも、新型コロナウイルス対策の最前線で活動されている医療従事者のみなさんや様々な分野の関係者のみなさん、みなさんの努力のお陰で今の私たちの暮らしがあります。ありがとうございます。感謝しています。
 
日本中が、世界中が、「普段の暮らし」を取り戻せるよう、私たちも社会の一員として、自分のできることを精一杯取り組んでいきたいと思います。
__。__。__。__。__。
 
さて、以下は緊急事態宣言について感じたことを。
 
■政府の経済支援
 
中小企業や個人事業者向け(200万円、100万円)、個人向け(1世帯30万円)などの経済支援策が打ちだされたけれど、これらは全て損害が出た人への補塡。それも、支援対象となる条件が厳しいように感じる(←様々な条件を加味するので、解りにくい)。さらに、支給が5〜6月(1〜2ヶ月先!)になるという! 
 
もちろん無いよりはイイ。マスクだってそう。だけど・・・
 
少し体力があって必ず支給されるという見通しが立つ事業者は休業できるけれど、零細やギリギリライン上の人、この金額では到底成り立たない人、すぐに現金が必要な人等は休業できないと思う。新型コロナの影響は既に1ヶ月以上経過していて、体力が弱っている=余裕のない事業者も多い。私は学生時代や新規就農したての頃にとてもお金に困った経験があるので、先にお金の見通しが立たなければ行動変容できないのがすごく解る。
 
今、必要なのは「安心感」そのための「現金」。基準を緩めて多くの人が対象になるような現金支給(一時所得として給付)をした上で、体力のある人達(=コロナの影響が少ない人達=所得としての収入が一定以上ある人達)からは「税金」という形であとから回収する方法はどうなのか? 最初に対象者を絞ると、あぶれるかもしれない不安ばかりが大きくなる。
 
 
■政治家の役割とは
 
緊急事態宣言前日の小池都知事の記者会見を見た。私たちが聞きたいことを伝えていたし答えていた。「宣言の前日」をいう会見の設定も絶妙。事前に知らせるということで内容を落ち着いて聞くことができた。また、内容に関しても数字や根拠を示しながらの説明で納得できた。さらに、元キャスターでもあるから滑舌も表情も訓練されていて聞きやすい。様々な部分で「ザ・政治家」を感じた。
 
一方で、関東の某県知事は「みなさん、ここは心を1つにしてみんなので乗り切りましょう」と精神論。記者会見全てを見たわけではないので実際のところは解らないが、危機的場面での精神論は不安を増大させるように感じた。精神的につながることは重要で理解できるけれど、それが前面にでてくると無策のように感じてしまう。
 
政治家は「想いを形にする」職業。政治家として考えたこと市民に伝え、行動してもらうことで未来を創る。想いをそのまま伝えるのではなく、想い→考え→政策と転換して形にして欲しい。想い→精神論は・・・共感しても行動できない。
 
政治家は全てにおいて「調整役」。政策や方針だけでなく感情も調整することで、目指す方向に人々を導く。
危機的状況の今こそ、政治家の力が試されていると思う。

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