第56回北海道女性議員協議会(総会)

いよいよ始まりました。8ヶ月に渡って準備したものの本番です。
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第56回北海道女性議員協議会は10月16日、17日の2日間、岩見沢市のホテル サンプラザで行われました。
大会のテーマは『女性の視点で変えよう まちづくり』
       〜つながりを深めるまち育て、人育て〜

この協議会は道内の道市町村女性議員(総数228名)が対象で、
1)超党派的立場で諸活動を推進し、女性議員の資質の向上を図る
2)各自治体ひいては北海道の発展に寄与すること
を目的に設立されました。

第1回大会は昭和27年札幌市で行われましたが、その時の女性議員は全道で7名だったそうです。今回は対象女性議員のうちの約3割、62名が参加しました。

大会の日程は以下の4部で構成されています。
第1日目 ・総会(議案審議)
     ・交流会
第2日目 ・記念講演会(DIG演習)
     ・オプショナルツアー(岩見沢市内施設見学)
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まずは総会の議案審議からです。

この議案は事前に参加者(提案者)から提出されたもので、総会の席で審議され、可決されれば国や道の関係各機関に提出することになっています。なお、可決には総会参加者全員が一致し賛成しなければなりません。参加者は超党派であり、道議から村議まで立場も環境も異なる女性議員なので、活発な議論が展開し時間も忘れるほど白熱したのは言うまでもありません。

今回は6本の議案が提出されましたが、審議の結果、以下の4本が可決されました。
1. 介護保険制度の改善を求める要望
2. 支庁制度再編の条例を撤回する要望
3. 原油高騰から住民のくらし・地域経済をまもる要望
4. 脳脊髄液減少症に関する要望
これらは役員会で形式を整え、それぞれ関係各機関に提出することになっています。

※ 昨年度の可決議案は、2008.3.27に昨年度の役員(旭川議員団)によって関係機関に提出されました。
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初参加だった昨年は審議中の議論や展開に圧倒され、何がなんだか分からないうちに終わってしまったという感じでした。しかし1年たった今回は、議事の進行にも慣れ、議案に対する事前準備もそれなりにできていたので、議論の展開を理解しながら参加することができました。

今回は役員として総会の司会を担当したり協議会の運営に携わったりと、一般参加者とは別の角度から協議会を見渡すことができました。昨年の圧倒された感じとは明らかに違い、「自分たちで作り上げた自分たちの協議会」という地に足のついた感覚を得ることができ、この経験が私の血となり肉となるのを実感しました。

今回の役員は3人の常任役員(会長:平出陽子道議、副会長:高本みさ子根室市議、荻野節子浦河町議)の他、開催地の岩見沢市から副会長:山田由利美市議、理事:酒井和子市議を中心に、江別市議会から3名(鈴木真由美市議、高橋典子市議、吉本和子市議)、砂川市議会から2名(中江清美市議、吉浦やす子市議)、滝川市議会から2名(大谷くみ子市議、窪之内美知代市議)、美唄市議会から吉岡文子市議、三笠市議会から岩崎龍子市議、栗山町議会から重山雅世町議、長沼町議会から吉本テツ子町議、南幌町議会から熊木恵子町議、奈井江町議会から笹木利津子町議、浦臼町議会から折坂美鈴町議、そして月形町議会から私、宮下裕美子が参加し、総勢20名(15議会)となりました。

2008年10月13日

平成20年度 町民歩け歩け大会

雲一つなく爽やかで、本当に秋らしい気持ちの良い今日、体育の日の午前中、町民歩け歩け大会(月形町体育協会主催)が開催されました。天候の良さも手伝って参加者は約120人(例年の3割増)。高齢の方から子供たち、グループホームで暮らす障がい者の方たちなど老若男女が参加、「誰もが参加できる体育のイベント」として大成功だと思いました。

さて、この「町民歩け歩け大会」を少し紹介します。
歩くコースは皆楽公園の排水機場を出発点に、市街地を通って円山公園をぐるっと回ってまた排水機場に戻るもので、約6kmと約9kmの2コースが用意され、参加者の希望で選択できます。この大会にユニフォーム姿で参加した月中野球部の子供たちは、トレーニングの一環で強制的に9kmコースへ。「大変だ〜」と言いながらもとても楽しそうでした。

コースの途中には15のチェックポイントが設定され、それぞれにクイズが用意されています。その答えを集めるのも大事なルール。オリエンテーリングの要領です。

そしてゴール地点では「豚汁とおにぎり」が参加者に振る舞われます。
みんなそれを楽しみに(?!)さあ、ガンバレ〜〜!!

2008年10月10日

第56回北海道女性議員協議会の第7回実行委員会

前回(第6回実行委員会:9月25日)は所用があり参加できなかったのですが、前回は、参加者のいる議会事務局宛に総会議案(6件)とオプショナルツアー(2日目の午後:岩見沢市内施設見学)の案内を送付する作業を行いました。今日現在の参加申し込みは約70名。

今回は本大会(総会とDIG)前の最終打ち合わせです。

まず、大会2日目DIG(災害図上訓練:Disaster(災害) Imagination(創造力) Game(ゲーム)のお手伝いをお願いしている岩見沢消防署の本間さんと杉本さんから、DIGの概要と当日の進め方について説明がありました。本間さんと杉本さんは講師の佐々木先生の元で研修を積まれ、DIGファシリテーターの資格を持ち活動されている方です。
本間さんから「DIGの本質は【気づきと学び】です。DIGに正解も間違いもありません。ゲームを楽しみながら、普段意識しなかったことを一つでも気づくことができれば成功です。」というお話しがありました。
当日はお二人の他に江別消防署からもファシリテーター3人が加わることになっています。5人のファシリテーターのご協力で、私たち実行委員も一人の参加者としてDIGに集中することができます。益々楽しみになってきました。

次に実行委員全員で当日の流れと担当、配置などを確認。私は総会の司会を担当します。

あとは当日配布する資料等の袋詰めです。その中には実行委員各人が持ち寄った地元の観光パンフレットも入れることになっていて、私も月形町と樺戸博物館の観光パンフレットを役場からいただいてきました。全道から女性議員が集まる大会なので、月形町をしっかりPRしたいと思います。

大会まであと1週間を切りました。ワクワクにちょっとドキドキが混じり始めました。

2008年10月08日

月形町子育て講演会「子どもの笑顔を消さないで」

今日は午後から、平成20年度月形町子育て講演会が多目的研修センターで開催されました。
演題は「子どもの笑顔を消さないで」 〜子どもの思いを受け止めて豊かな子育てを〜
講師は、札幌もみじ台南保育園園長の三浦由美子先生です。

ご存じの方も多いと思いますが、三浦先生は月形町花の里保育園の初代(H11〜13)の園長で、花の里保育園の開設にご尽力いただきました。ちょうど同じ時期、私の子供たちも保育園に通っていたので親子ともども大変お世話になったのはもちろんのこと、開設当初、保育や運営など様々な場面で三浦先生と議論しあったことが懐かしく思い起こされました。今の私がこうしてあるのも、先生とのかかわりが影響していると言えなくもありません。

さて講演会は約20名の参加者があり、赤ちゃんを抱いたお母さんから小学生を持つお母さんまで、現役子育て世代がほとんどでした。手振りを交え情熱的に語る姿は、花の里保育園園長時代と全く変わらずパワフルで、聞き手を先生の世界にぐいぐいと引き込み、あっという間に90分が経過していました。

以下に心に残ったいくつかの言葉を記します。
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◆だだこねの時間が長い子ども、切り替えのできない子どもは、保護者が善悪の判断基準を雑に教えてきたため。言葉を覚えたての頃(1歳半)から丁寧にキチンと教える必要がある。
◆自我が目覚め、それが自我肥大を起こすとワガママになる。2〜3歳の頃にその境が現れる。
◆子どもは「切り離された」「突き放された」と大人の何倍も強く感じる。
◆見通しのある言葉かけが重要(例)ルールが守れるんだったら戻ってきてね。

◆むやみやたらに誉める教育の弊害
 ・ちょっと叱られただけで大きなショックを受ける
 ・人としての器ができない
 ・失敗を乗り越える力がつかない
 ・子どもの「体験する機会」を奪う
◆厳しすぎる子育ての弊害
 ・本当のことが言えない→ウソをつく(自己防衛のため)
 ・本当のことを言ったら認めてもらえるという経験を積ませる
 ・本当のことを言うのは勇気がいる。勇気を認める
 ・本当のことが言えるよう、導きの言葉が必要
 
◆躾とは、人が見ていないときでもできる力
◆子どもは育てたように育つ 
◆母親が「子どもの気持ちをわかりたい」という気持ちになるだけで、子どもの気持ちに近づける
◆「抱きしめる」「突き放す」「見守る」この3つをタイミング良くできれば、子育ては上手くいく
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講演会終了後、花の里保育園時代の教え子(現在中学生)が数名、先生に会いに駆けつけていました。三浦先生の保育も子育て教育も、月形の地にしっかり根付いています。3年間と短い期間ではありましたが、三浦先生の情熱に触れることができた私は(月形は)幸せだなあと思います。またいつか機会がありましたら、お話を聞かせてください。

2008年10月05日

第15回 友朋祭

yuuhousai.jpg穏やかな秋の陽のもと、町内にある障がい者福祉施設「札親会 つきがた友朋の丘」のお祭りが開催されました。お祭りは連年同様バンド演奏(月形ベンチャーズ)やヨサコイ踊り(月形おらおら組)、腕相撲や抽選会など多くの人でにぎわい、その様子が時折秋風に乗って市街地まで届けられて、町中和やかな1日になりました。

この友朋祭には出店もたくさん出ていました。
・友朋の丘厨房関係の唐揚げ、おにぎり、焼きそば、漬け物、クレープ、かき氷・・・
・地元町内会の型抜き・ヨーヨー
・親和会(役場職員親睦会)の椎茸バター焼き、とうきび焼き(椎茸・とうきびは友朋の丘産)
・月形ライオンズクラブのくじ
・民生委員の飲み物コーナー
・各障がい者施設の物産品(パン、ケーキ、石けん・・・)
・月形そば打たん会のそば
・町内焼き鳥店の焼き鳥
・フリーマーケット       等々

「友朋祭」と銘打っていますが、今ではすっかり月形町民のお祭りになっています。

町内で開催される催しでは、それぞれ主催者・出店者・参加者がグルグルと入れ替わり、みんなそれぞれの役割で楽しんでいます。主役になるときもあれば脇役にも、縁の下の力持ちにも・・・こういう経験が積み重なって月形町の地域力が高まっているんだなあ。ほのぼのとした一日でした。
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余談ですが、毎回イベントの度に美味しいおそばを食べさせてくれる「月形そば打たん会」の方に石臼を見せていただきました。

石臼は2つの石が金属製の心棒で接続されたもので、石と石がこすれる側にはすり鉢のような溝が切ってあります。上の石には穴が空いていて、そこにソバの実を落とし回転させると、石と石の間の溝ですりつぶされ、粉と殻になって石と石の隙間から外側に押し出されてきます。だいたい10粒落として3回転させると良い粉がひけるとか、手間と時間のかかる作業です。

この石臼で引いた粉で打ったソバもあるそうですが、多くのお客さんを満足させるため普段は機会引きの粉を使っているとのこと、ごもっともです。そばの石臼引きは、お祭り等の会場で体験できます。

月形そば打たん会の皆さん、いつも美味しいおそば、ご馳走様です。

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