2008年08月28日

第56回北海道女性議員協議会の第5回実行委員会

今日は、参加申し込み状況と、総会で審議される議案の提出状況の確認、そして当日の進行確認です。

申し込み〆切は既に過ぎましたが返信されていないものがいくらかあり、数の確定はできませんでした。ただ概ね予定数に達しそうです。総会にかけられる議案も現在4つ、もう少し増えそうだとのことです。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

総会には様々な視点からの「議案」が提出されます。それらを参加者で議論し、時には修正を加えながら全員が一致したときにのみ可決され、それぞれ目的の相手(国や道などの機関)に対し要望書や意見書として提出します。議案は女性議員協議会ならではのものも多く大変興味深い上に、この協議会が超党派で構成されているので議論は必然的に白熱します。
第56回協議会ではこの議案審議の時間を多くとっています。充分に審議し議論を戦わせ、結果だけでなく議論の過程を通して参加者それぞれが高まれば大成功だと思います。楽しみです。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

それから、記念講演として行われる佐々木貴子先生(北海道教育大学准教授)のDIG(災害図上訓練)が8月1日に江別市で行われました。そこに事前学習として実行委員のメンバーが参加、その報告がありました。

参加したメンバーは一様に目を輝かせ、
「自分の地区に持ち帰って実践してみたいと思った。」
「先生がとても上手にリードしてくださるのですぐに入り込むことができ、地図上でイメージを膨らませて体感することができた。」
「いざとなったら周辺のことより自分を守ることに必死になることに気付かされた。」
聴いているだけでワクワクし、私もやってみたいと思わせるものでした。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

準備は着々と進んでいます。

それから今回より、実行委員に浦臼町の折坂議員も加わりました。
これで開催地周辺の実行委員(理事)は17名になりました。実行委員会の回を重ねるごとに気持ちも通じ合ってきています。近隣といえども市と町村、支庁の壁でほとんど交流のなかったそれぞれの議員が仲間意識を持って活動できるのも、女性議員協議会の素晴らしいところだと思います。

2008年08月11日

平成20年度第3回月形町土地開発公社理事会

本日午前、急遽理事会が開催されました。
と言うのも、法律の改正にともなう定款の改正が必要になり、手続き上、この時期に行わないと間に合わないためです。(新しい法律の施行が平成20年12月1日からで、その前に知事の認可を受け、その前には議会の議決を得るなければならず、9月の定例会への提出が必要。で、そのためにはこの時期に理事会の議決が必須。)
ほんの少しの定款変更でも、様々な手続きや段取りが必要なことを改めて実感しました。分かり切っていたことではあるけれど、お役所の仕事は「軽いフットワーク」とはいかないものなんですね。

今回改正されるのは、
民法第59条の「監事の職務」が削除されるため、
定款の第7条第3項中の「民法第59条」部分を「公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項」に改正

2008年07月28日

第56回北海道女性議員協議会の第4回実行委員会

今日は午後から、岩見沢市役所議会会議室にて案内文書等の発送作業を行いました。

全道180市町村のうち、女性議員が在籍しているのは117市町村(女性議員数は228人:2008.7.28現在)。その議会事務局と、北海道議会議員105名中、9名の女性議員宛に郵送しました。

第56回全道女性議員協議会(総会および記念講演)への参加申し込み〆切は8月25日です。

多くの女性議員が参加してくれますように。
そして、様々な意見が飛び交い、それぞれが高められる協議会になりますように。

2008年07月25日

産業建設常任委員会(7/25)

本日午後、産業建設常任委員会がありました。
今回の調査は「林道の管理状況」が主であったため、まず現地視察を行い、その後議論が行われました。

現地視察は
・樺戸線(赤川〜新富にぬける林道。うち赤川〜赤川線との分岐点まで視察)
・赤川線(樺戸線との分岐点〜中野まで。全線視察)
・青月線(道民の森への接合路:中野〜当別町との境まで。視察は中野〜道民の森入り口まで)
・青北線(青月線との分岐点〜道道月形厚田線まで。全線視察)
※ 花山線(北農場〜行き止まり。今回は視察の対象外)

◆林道の整備
・町管理の林道は5路線、約25km。
 利用区域(林道開設による受益地)は2,543ha。
・現在赤川線の法面改良工事実施中(H19〜21)
 :法面の補強(金網の張り替え、植生マット設置)
・毎年の維持管理は、林道の草刈りとガードケーブルの締め付け等
 (例年50万円前後)
・林道の草刈りは森林組合に委託
・路盤等の状況により砂利敷きや路盤精製を行う必要がでてくるが、
 H19、20年度は未実施

【産業建設常任委員会の議論】
・今後も最低限の維持管理は必要と考える
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

 今回初めて町内の林道を見てきました。月形中学校の裏手から林道に入り、山の奥深くから頂上付近までいき、月形ダムを見下ろして中野地区まで。その後、道民の森方面から道道厚田線をぬけ「里に下りて」来ました。

 林道はほとんどが4m幅で一部は舗装になっていて、乗用車が楽に通れるようになっているのには驚きました。この林道を使って周辺の全ての森林に手入れがなされているのであれば喜ばしいのですが、実際には放置されているものがほとんどでした。ただ、最深部の道有林はマツ類が植えられ管理されていましたし、月形ダムの水源林にもなっています。また、数年前の台風18号での風倒木を処理した様子が林道の周辺に見られ、いざというときに林道があることのメリットは大きいと感じました。

 一からこの林道を造るとなれば問題がありますが、既に出来上がっているこの林道を少ない予算で維持管理できれば、これからの地球温暖化社会での利用価値が見いだせるかもしれないと思いました。

2008年07月24日

総務民教常任委員会(7/24)

本日、総務民教常任委員会が開かれました。以下に内容を列記します。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

1)月形町立病院の運営状況について

 いずれの自治体病院も経営が厳しい中、我が町の町立病院はどのようになっているのか、平成19年度の決算を中心に調査を行った。

◆利用状況
・入院・外来利用者数はともに前年度より延びている。特に入院(病床利用率90.2% → 93.3%)
 また科別内訳では(入院・外来とも)内科は減少傾向、整形外科は増加傾向。
・外来では婦人科、眼科、皮膚科は前年並み。理学療法科は整形外科と連動して増加。

◆収益的収入・支出
・収益的収入は利用者増にともない伸びている(約2,100万円)。
・収益的支出は約100万円の減少。
 特に材料費の減少(約740万)によるところが大きく、これは薬品の節減による。

◆当年度純損失は約3,450万円。減価償却費(約4,534万円)内に収まっており、
 前年度に比べ改善されている。

◆その他
・町立病院には療養型の病床はないが、町内にある特養・老人施設(愛好園、藤の園)には
 回診(週1回)しており、医療と介護の連携が図られている。町内は比較的恵まれた状態。
・町立病院の利用者の内、約8割が町内の人(2割は近隣から)
・医師の確保について:現状・・医師3人+出張医
           今後・・今のところ引き上げや削減はない

【総務民教常任委員会の議論】
・様々な観点でのデータ収集と解析が必要。それらを営業に繋げていける。      
・国保(または町の保健部門)と病院の連携は、もっと踏み込み深めていくべきでは。
・町立病院の経営状態が良いのか悪いのか、単純明快に示すべき。
・今後の展開として財政(良いとは言っても赤字)、医師確保、PR不足の解消、広域連携の中での月形町立病院の位置づけ、などを示していく必要があるのではないか。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

2)ぬくもり福祉券交付事業について

◆ぬくもり福祉券交付事業とは
・今年度から3ヶ年(H20〜22)計画で実施される事業
・目 的 :高齢者の外出支援、介護予防、健康増進、移動手段の確保。
・対象者 :70歳以上の町民(1,080人)
・助成額 :9,000円/人(250円券×36枚)
      ・保養センター(温泉)利用1回につき1枚のみ使用可
      ・ハイヤー等(はーとタクシー、社協福祉有償運送)利用の場合は使用枚数無制限
・予算額 :3,087,000円

◆利用状況
・交付人数(4〜6月):502人(対象者の46%)
・利用実績(4〜6月):保養センター・・215人(356,750円分)
           ハイヤー等 ・・128人(315,500円分)
・利用者の傾向:保養センター)男性
        ハイヤー等 )運転免許のない人、一人世帯の方、女性
・ハイヤー等の利用内容:病院への通院が最も多い。次いで買い物、温泉等。

◆その他
・[交付対象者×助成額]に対して予算がその約1/3になっているのは、前年度(高齢者温泉利用半額券)までの実績で算出したため。今後利用実績が伸びた場合、議会にはかって補正していく予定。


【総務民教常任委員会の議論】
・数少ない新規事業であるので、さらに利用促進をはかるべき。
・周知が充分でない可能性がある。冬場になって移動手段が必要になったときに再度PRしてみては。
・今後も注目しながら見守っていく
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

【私の意見・感想(1)町立病院】
          
 月形町立病院は小さいながらもよく頑張っているのを感じます。特に私が感心したのは、薬剤費の節減です。以前の調査で「小規模病院では薬品のロスが大きい。一人の患者のために注射用のアンプルを開けたとしたら、残った分は廃棄しなければならない。」という回答を得ていたからです。
 今回の節減には、入院患者が増えたことによる使用薬剤の減少、外来で長期間分の薬を一度に出せるようになったこと、薬科情報の入手により薬品単価の低減等が功を奏したとのことですが、日々の努力の積み重ねが形となって経営に現れたことは素晴らしいです。

 それから、一般会計からの繰り入れ(負担金、補助金)は、交付税算定分(救急医療、不採算地域、高度医療・・)のみに限られ、町立病院が本来受け取れる分の補助金を一般会計を通して受け取っていることに他ならず、公的な病院としては何ら問題ないことです。また最終赤字が減価償却費内で収まっていること(不良債権化しない)も、良い兆候だと思われます。

 しかしながら、赤字は赤字。最終赤字3,450万円を少しでも減らし、黒字化できるよう利用者増に向けて努力して欲しいと思います。町内外へのPRはもちろん、既に利用されている方の満足度を上げるなど、今後も様々に工夫していただきたいと思いました。

 今回の調査の結果だけでなく、患者として町立病院を利用したり、先生方や事務局の方々とお話しさせていただいた中でも、病院関係者が病院経営に真剣に取り組んでいる姿を感じます。しかしながら町民には浸透していないかもしれません。地方の小さい病院であっても1.5次救急を目指して努力されている姿をもっと多くの人に知って欲しいと思います。


【私の意見・感想(2)ぬくもり福祉券】

 まだ事業が始まったばかりですが、ぬくもり福祉券のメリット(タクシー等、移動手段としても利用できる)を理解し、そのように使ってくださっている高齢者の方が福祉券利用者の半分もいるということに、一般質問で提案したものとして喜びを感じます。
 これからの高齢化社会は「移動手段の確保」が大きな課題になることは間違いなく、この事業が基礎となって様々に発展していけたらと考えます。今後の動向を注意深く見ていきたいと思います。

 余談ですが、この事業の交付対象者は70歳以上の方々で1,080人いらっしゃるとのこと。現在の月形町の人口がちょうど4,000人なので、実に1/4という数字に驚きました。こうなると、この70歳以上の方々には今以上に健康増進・維持に励んでいただき、様々な場面で活躍していただきたいと思います。
 そのためにも高齢者向けの健康維持活動に力を入れていかなければならないと考えます。町の保健部門と町立病院の連携は、こういった側面からも重要になることでしょう。

<<前の5件 101102103104105106107108109110111

▲TOPへ戻る