2020年07月05日

掲載しました。【ゆみこの議員活動報告書18】

7月に入ってバタバタ追われ、いつの間にか5日になっててビックリ。
 
遅ればせながら
7月1日に発行した「ゆみこの議員活動報告書18」をアップしました。ココをクリックすると開きます。
また、トップページにも貼り付けましたし、上部バナー(活動記録>活動通信)からバックナンバーも含めて読むことができます。

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《ゆみこの議員活動報告書18・もくじ》

■コロナ禍をどう乗り切る?
 ・支援はどこまで
 ・高齢者施設
 ・子どもたち
 ・またもマスク?
■弱い立場の人
■あなたも議員に!
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今号は6月定例会の議論を中心に書いています。全体を通して「【平等】と【公平】がどう違うのか」がテーマになっていて、私の考えも記しています。ご一読いただければ幸いです。

感想やご意見など、コメントいただけたらとても嬉しいです。
お気軽にお寄せください。

2020年07月02日

発送完了〜【ゆみこの議員活動報告書18】

本日午前、「ゆみこの議員活動報告書18」を月形町全域に郵送するよう月形郵便局で手続きをしてきました。明日から2〜3日中に配達されます。
 
ふ〜 ひとまず任務完了。
 
「コロナ禍の情報不足を補うために月1回発行」を宣言してからの2回目、予定どおりに発行することができてホッとしています。やっぱりA4・4ページ毎月発行は想像通りのハードワークでした(笑)
 
特に今回は6月定例会の内容報告が中心だったので、硬い文書になりがちなのをどう表現すればわかりやすくお伝えできるか・・・ 悩みました〜。みなさんにどう届いたか、一層気になってます。ぜひ、感想やご意見をお寄せくださいネ。
 
発送完了で一区切り。ですが、すでにランナーズハイかも。このペースが楽しくなってきてたりして。次号の構想が脳内を駆け巡り、ああでもない、こうでもないと大騒ぎしています。
 
次号は8月1日発行予定。ガンバルゾー♪
 
活動報告書18は近日中に、Facebookとホームページにアップします。

2020年06月24日

あ〜ぁ、ヒラ議員の悲哀【新型コロナ対応の影で】

昨日は午後から「まちづくり常任委員会の所管事務調査」でした。住民課による乳幼児医療費等の事業内容の確認で、特段の新しい事実があったわけではないので報告は割愛します。
 
で、ここからは内面の吐露(少し愚痴)。
 
新年度(4月から)の常任委員会は今回が初で、次回は10月とのこと。「町側がコロナ対応」で町側が忙しいことに配慮してが理由。そうですか・・・
例年、6月7月は町村議会議員研修会の季節だけれど「新型コロナ対応」で全道や全空知主催の研修会とも中止。そうなんです・・・
 
そうそう、定例会中の全員協議会で「議会改革」が話題に。「一般質問が長すぎるので、もっと効率的にしてはどうか。新型コロナ対応もあるし・・・」という提案がありました。
現在の一般質問は議員側が質問時間を自由に設定していて、私は毎回2時間を目安に3〜4問しているけれど、他の議員は1〜2問で30分程度。全く質問しない議員もいる。長すぎるというのは・・・私のこと、だよね〜。
で、この検討をまずは議会運営委員会で行い(7〜8月)、そのあと全員に諮って9月定例会から適用・・・みたいなことになっている。この件で一番影響がある私は議論の場(議運)に加われず、その後に全員に諮るといっても議運のメンバー(議長を含めて5人)とそれ以外(3人)の状況からいって、議運の決定が変更されることはない。
 
9月の定例会までの間に、議会運営委員会と広報特別委員会は開かれるけれど、(議員全員が関わる)全員協議会と臨時会は今のところ予定されていない。ということで、9月まで私の出番はない。
 
さらにいえば「新型コロナ対応」で町内行事もほぼ中止。全議員が出席していた戦没者追悼式は縮小で、正副議長のみの出席に。ということで、私の予定はない。
 
まちづくり常任委員の委員以外、なんの委員にも役職にも就いていない私は、これからの2ヶ月に公式な議会議員としての仕事は何一つないという状況に。
「チーム議会」という時代に、ひたすら議員個人として活動するしかないなんて。4期にもなっているのに議会のための仕事ができないとは・・・ ヒラ議員の悲哀を感じています。
 
 
「新型コロナ対応」・・・ 弱い立場に影響が大きい。

2020年06月17日

議員としての「軸」を形成できる場【Zoomで議会事務局研究会・例会】

モタモタしているうちに時間が経ってしまいましたが・・・
6月13日(土)午後は議会事務局研究会の例会で、初のZoom開催。大阪を中心に活動している研究会なので、Zoom開催のお陰で参加できました。
 
今回の研究会は「地方議会制度と役割」が主テーマ。
辻先生(近畿大)から、公共政策学会著作賞を受賞した「日本の地方議会:都市のジレンマ、消滅危機の町村(中公新書)」の背景や解説を受け、駒林先生(立命館大)からは「都道府県議会制度研究会報告書」の概要と論点説明。その後、新型コロナ影響下の議会対応(専決処分・オンライン議会)について意見交換しました。
 
様々な専門性や経験を持つメンバーの視点や情報は興味深く、つくづく参加できて良かった〜と。特に、日々の議員活動では考えが及ばない、地方議会の「在り方・役割」「法的位置付け」「可能性」などの基礎・基本・本質をじっくり考えられたのが収穫、これが議員としての「軸」になる。
自分の中に「軸」ができていれば突発的な事態に即座に反応・対処できるし、挑戦も可能。実践することが仕事の私たち議員にとって、拠り所となる「軸」はとても重要だからね♪
 
で、この研究会を終えて考えたこと。
 
全国規模での「地方議会制度や役割」の議論で、現在のメインは「市(小さな市〜政令市)」次いで「都道府県」。町村(とりわけ月形町のような小規模町村)は・・・すっかり別枠(というか論外)。町村が担える仕事の範囲も予算も少ない(道が代わりにやっている)から当然なのだけれど、ちょっと疎外感を感じている。小規模自治体の存在意義は何なのか・・・。
一方で・・・
自治体規模による違いは行政側の事情。議会はどんな規模であっても基本同じだから、議会のことは誰とでも共有できる。また、議会は組織体として独立していて「自分たちのことは自分たちで決める」制度になっていて自由度が高い。議員が真剣に考え行動すれば、その地域に根差したことができる。
 
ということで、研究会から4日かかって到達したこと。
 
小規模自治体議会だからって卑下することはない。世の中の議論から注目されていないからこその自由も、議員数が少ないからこそのフットワークの軽さも、ムラ社会だからこその町民との近さもある。自分自身で考えて、進むべき道を見いだそう。磐梯町(人口3360人)のオンライン常任委員会の取り組みが1つの形。
ふと、松下圭一先生の「シビル・ミニマム」が頭をかすめた。あ〜勉強しないとなぁ〜

2020年06月12日

2.新型コロナ禍での学校教育支援(ICT環境整備)【令和2年第2回定例会】報告⑤一般質問

《一般質問 2.新型コロナ禍での学校教育支援(ICT環境整備)について/答弁者:教育長》

●質問:宮下●
突然始まった休校が3ヶ月も続いたことで、子どもたちの負担はとても大きかったと推察する。学校と保護者と教育委員会が1つになって対応したと聞いているが、様々な課題が見えたのではないか。私自身は早急なICT環境整備の必要性を痛切に感じた。
そこで、以下の点について教育長に伺いたい。 
(1)各家庭のICT環境はどうなっているのか。
(2)月形町でICTを活用したオンライン授業を展開しようとしたとき、何が障壁になるのか。
(3)国によるGIGAスクール構想があるが、今後のスケジュールと費用の概算のほか、近隣自治体の動向(新型コロナ対策として導入を急いでいる自治体も多いことから、機材不足等も含めての情報共有)。

◆答弁:教育長◆
町内小中学校の休校期間は、2月27日〜3月24日(そのまま春休み〜4月5日)、新学期は4月6日〜通常登校したが町内感染発生と緊急事態宣言で4月16〜5月31日まで休校になった。
休校期間中、週1回のプリント配布とDVDで授業の補完。5月11日〜分散登校、6月1日以降は対策(マスク着用、消毒、換気、三密防止)をとった上で通常登校している。行事は、運動会と修学旅行は延期、社会科見学と学習会は中止にした。
なお、文科省が全国のオンライン授業の状況を4月16日に調査した。取り組んでいたのは5%しかなかった。

(1)各家庭のICT環境
5月8日に小中全校生を対象に調査、84世帯(99%)が回答。項目と結果は以下の通り。(※特に必要な部分のみ抜粋)
・PC、タブレット、スマホの有無を調査。どの家庭にもどれかはある(=インターネットに接続可能)。
・ネットワーク環境を調査。多くは光回線無制限だが、無線回線有制限も14世帯あった。
・午前9時〜午後7時に子どもが一人で自由に使えない家庭が7世帯あった。

(2)オンライン授業の障壁
・各家庭の通信環境に差がある。オンライン授業は「無制限」でなければ難しい。
・家庭用機材(タブレット)は令和2年度中に全員配布したいので9月に予算化するが、入手困難で間に合わないかもしれない。
・学校側の機材(撮影用のカメラ・マイク)も無い。こちらも入手困難な状況。
・ソフトは8月までに決定する。
・端末の使い方が解らない子どもへのサポートも要検討。
・現在、オンライン授業は授業時数に含まれないことも課題。今後の見直しもあるので注視。

(3)GIGAスクール構想と現状
・令和元年にGIGAスクール構想が持ち上がったため、当初予算に組み込めなかった。
・令和2年度は小中学校の回線整備(アクセスポイント、LANケーブル、電源キャリア等)を行う。6月定例会の補正予算で1121万9千円を計上した。
・全ての児童生徒と教員に1人1台配布するタブレット等の端末は、当初の構想では令和5年度までに準備することになっていたが、コロナ禍によって令和2年度中になった。9月定例会で補正予算1433万円を計上する予定。ただし納入は年度末までに間に合わないかもしれない。
・近隣町村(南空知地区)もほぼ同様のスケジュールで進んでいる。機材不足は同様。
・指導は学校の先生が基本だが、他の体制も含め要検討。

●質問:宮下●
家庭の通信環境調査では、思いのほか普及していると感じた。各家庭でオンライン授業を受けるには一部改善の必要な部分があるが、それもあと少しといった印象である。むずがしい部分もあるが、工夫して取り組んで欲しい。
そこで提案がある。各家庭が無制限のオンライン環境を整えるまでの補完的な方法として、町内の公共施設等に充分な通信環境を整えてはどうか。その場でオンライン授業を受けたり、データをダウンロードして家庭で視聴することができる。教育委員会の入っている総合体育館や、避難所に指定されている各地区の公共施設、図書館や学童保育所など。

◆答弁:教育長◆
※ 避難所等の通信環境は次の質問で町長が答弁
学童保育所については検討していきたい。
オンライン授業の検討はしていくが、学習の効果は対面に勝るものはないと考えている。
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《宮下の所感》
月形町が平成22年に公共事業で光回線を全町設置したことが生きる時代になった。この恩恵を全ての家庭の全ての子どもが受けられるよう、導入促進策を別途検討したい。継続的にかかる通信費についても就学援助金等で支援できないか、ネット社会に対応した補助と支援のあり方について情報収集を強化したい。

長期休校による子どもたちへの影響は様々な分野に及んでいると思う。特に学力格差の広がりに強い懸念を抱いていたので今回はICTに特化して質問を行ったが、パソコンやインターネットなどで補完できる部分が少ないことも理解する。教育長が言うように《対面の学習効果》も確かにある。新型コロナ禍による新しい生活様式が常識になる中で、どうすれば学習の目的を達成できるのか、今が知恵を絞るときなんだと思う。また、生活習慣や意欲等も含めて充分にケアする必要があるだろう。子どもたちのこと全般を注視していきたい。

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