2007年07月06日

環境意識向上の動き(その1)

昨夜、地球を愛する会@月形の学習会がありました。
この学習会では地球温暖化防止を目的に、基礎的な知識から実践例の紹介、意見交換など、参加者の学習要望に合わせて行っています。

今回は農繁期にもかかわらず多数の参加があり、その中で私の同僚(?)の町議会議員が全部で6人も出席してくれました。とても嬉しいことです。

先の6月の定例議会では「温室効果ガス削減市町村計画について」(笹木氏)という一般質問や、「地球温暖化防止に向けた森林吸収源対策の着実な推進に関する要望意見書」の提出がありました。
今回のことも含め、議会にも地球温暖化防止に向けた動きが出てきて、環境意識の高まりを感じます。

2007年07月04日

北海道町村議会議員研修会

昨日(7月3日)、北海道町村議会議長会主催の「北海道町村議会議員研修会」に行ってきました。
これは昭和37年から始まり、毎年行われています。今まで南北2会場での開催でしたが、今年4月の統一地方選挙を期に定数削減があり、また町村合併も進んで町村議員数が減ったため、札幌1会場(札幌コンベンションセンター)での開催となりました。全道145町村から1,800余名の議員と事務局員とで2,000名以上となり、人の波のようでした。

研修会では以下の講演が行われました。
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『町村議員に期待する』 弁護士・さわやか福祉財団理事長 堀田 力氏

「お金の力」がないなら「人の力」を引き出して、地域社会を明るくより良くしていくしかない。その成功例として、
・秋田の地方の町(高校生のアイデアで小・中学生が元気に!) 
・岐阜県高山市(子どもの力と工夫で、町の中をバリアフリーに)
・千葉県野田市(生涯学習をする高齢者がアイデアと力を出し合ってまちづくり)

住民の力(知恵、立案、実行)を引き出すのは首長の姿勢。住民の力が充分発揮できるようにするのが議会の仕事。住民からの苦情や陳情を「政策提案」ととらえることが大切。このことに関して進んでいるのは、
・奈井江町  ・ニセコ町  ・栗山町  ・佐賀県  ・埼玉県久喜市

間接民主主義では住民の生活の声が上がってこない。それを吸い上げるチャンネルを作ることが大切。地方分権(地方に権限が来る)ということは、住民の身近な問題を解決できるということだ。
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『分権時代の基礎自治体とその議会』 東京大学名誉教授 大森 彌氏

●第2期地方分権推進委員会では地方自治体を地方政府としてとらえた。これは「国」「都道府県」「地方自治体」が政府間関係(対等・協力)になるということである。
●第29次地方制度調査会では、地方議会の検討が含まれている。また新法のあとの合併について検討するであろう。
●特例町村制、道州制、広域連合について
●住民自治の根幹は議会にある。そう考えると今の議会は議会らしくない。今まで全てを首長に任せてきたが、本来は議会が自治基本条例など作っていかなければならない。
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両氏とも、現在の議会の力不足と意欲の無さを嘆いていたように思います。
これから地方分権が進み、議会にとっても議員一人ひとりにとってもチャンスでありピンチです。同じ空知の中にモデルがあるのですから、そこから学ばない手はありません。
それから町村は、基礎自治体の中でも最も身近できめ細かいことができます。私は町村議会こそもっと身近なことに注目していくべきだし、住民が主体の「まちづくり」をしていきたいと思います。

そのために、実践的な(実務的な)勉強のできる場があればと思っています。概念や実施例を紹介する講演会や講座は色々ありますが、実際にそれを形にしようとしたとき(条例を作る等)どこから手を付けていいのか分かりません。体系的に学びたいです。


今回1,800余名の議員が一堂に集まりましたが、そのうち女性は100人くらいだったと思います。町村議員だったので、なおさら少ないのでしょう(以前よりは増えているとのことでしたが)。
メインホールの近くのトイレは全て男性用になり、女性の私は遠くまで行く必要がありました。混雑防止のためには仕方のないことですが、現実を見せつけられた気がします。
それにしても2,000人も集めて研修する(講演を聴く)必要があるのでしょうか? 
大人数のために集中できない場面が多々あり、残念でした。

2007年06月26日

平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会

本日午前、平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会が行われました。

理事会に先立ち、今期から新たに理事となる私を含めて3人の議員が、土地開発公社の概要や現状などの事前説明を受けました。その後、理事全員が揃ったところで辞令交付がありました(任期は平成19年6月15日から2年間)。

理事会では、理事長(土橋氏)や理事長職務代理者(金子氏)の選出を行い、補正予算について審議し、議決しました。今回の補正予算は、月形町土地開発公社が月形町から借りている土地取得資金の一部を繰り上げ返済するというものです。

その後、理事の一部と事務局とで、月形町土地開発公社の所有する土地(宅地:北陽団地、優良林間住宅地、国鉄清算事業団地、仮称赤川団地、白陽団地)を見学してきました。
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私は今回、月形町土地開発公社理事となり、代々受け継がれた月形の土地に関係し、また莫大なお金が動く事業に関わるということで、身震いするほどの重責を感じます。
土地(宅地)は「単なる商品」ですが、その土地(宅地)は人々の生活に繋がっています。この土地を買う人が月形で末永く幸せに暮らせることを願わずにはいられません。月形を好み、居を構える人がたくさん出てきてくれるよう、様々な場面で努力していかなければならないと思いました。

2007年06月24日

「キャンドルナイトin月形」とは

内容が前後しましたが、
「100万人のキャンドルナイトin月形」の内容と様子です。

http://moonflorist.seesaa.net/article/45800020.html

地球を愛する会@月形のHPに掲載されていますので、興味のある方はご覧下さい。

2007年06月23日

「キャンドルナイトin月形」で見えたもの

キャンドルナイト我が家では、もう随分と前からキャンドルナイトをやっていましたが、今回こうして仲間と一緒に向かえたのは初めてでした。
家族だけのものとは違ったキャンドルナイト、そこで見えたものは・・・

「キャンドルナイトin月形」で、私は企画の段階から参加し、当日は花材などの収集と受付、思い出フラッグづくりを担当しました。本番の2時間+αは、仲間と一緒の時間を分かち合い、それはそれで楽しかったです。

でもやっぱり、私は準備段階が一番楽しかった!! 

何もないところから自分達の思い描く「キャンドルナイト」を人に伝えて形にする作業は、時として意見がぶつかり、時として不可能と思えたり。右往左往しながら、それでも一つ一つ形になって、自信になって、あっという間に過ぎていきました。
企画や準備と言っても、私がやれたのは全体のごく一部でしたが、それでも始めの段階から参加できたことが何よりで、本当に「心豊かな時間」を過ごさせてもらったと感謝しています。

それから、仲間と一緒のキャンドルナイトを過ごしたにもかかわらず、家族の大切さを再確認させられたのも事実です。

当日、キャンドルの下に敷くイタドリの葉とアカツメクサなどの小花を調達するのが私の担当でした。ともに約200枚(本)。

夕方、息子(小5)と須部都川の土手で草花を摘み始めました。
すると息子が「お花さん、ごめんなさい。」「お花さん、ごめんなさい。」
と言って摘んでいます。
私「どうしてごめんなさいなの?」
息子「だってお花さんはここにいたらずっと咲いていられるのに、僕が摘んじゃったら死んじゃうでしょ。」
私「そう。でもさ、このお花は摘んだあと今日のキャンドルナイトで使われて、みんなにキレイだねって言われるんだよ。無駄になるわけじゃないから大丈夫なんじゃないの。」
息子「そうだね。じゃあ僕もう言わない。」

そしてその後
息子「お母さん、こうして二人でお花摘んだりするの久しぶりだね。」
と言ってニッコリ笑っていました。

私はふ〜っと肩の力が抜けました。
「時間までに数を確保しなくちゃ」なんて思いで必死に摘んでいたのがバカみたい。
そうだよね、「ステキ」って喜んでくれる人の顔が見たくてやっているんだし、息子とこうして花摘みできるのはもう何度もないかもしれない。この時間を大事にしなくてキャンドルナイトに何の意味があるんだろう。心づくしのおもてなしができれば、例え体裁が悪くたって何の問題もない。
「心豊かな時」の積み重ねがあって初めて「心豊かな時間」を共有できる。
こう思えた時、私の中で「キャンドルナイトin月形」は既に始まっていたことに気付きました。

こんなステキなことを気付かせてくれた息子。そしてこの息子がのびのびと振る舞える家族。私にはかけがえのない存在だと言うことを改めて感じさせてくれました。


日常の中の「宝物」を気付かせてくれた「キャンドルナイトin月形」。
やっぱりステキなイベントでした。どうもありがとう。

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