アイデアと力を貸してください(←一旦休止)【台風19号被害】

※Facebookで同様に呼びかけたところ、たくさんのアイデアをいただきました。なので、この件は一旦休止にします。ありがとうございました。
なお、この記事は災害の備忘録としてそのまま残します。ご了承ください。

台風19号の浸水被害にあった栃木県鹿沼市の実家。その倉庫には出荷前の新米が3トンほどが2段のパレットに積んでありました。倉庫は敷地内の比較的高いところにあったのですが下の何段かは水に浸かってしまい、その影響で荷崩れを起こして・・・
 
水が引いてからすぐに対処したかったものの、倉庫の入口には(米の盗難を防ぐために)車が駐車してあり、その車は浸水で動かせなくなっていて・・・ 何も手をつけられないまま今日(発災5日目)に。
 
今日、ようやく業者が来てくれて車を動かすことができ、倉庫内の米を動かすことができたそう。ただ食用にはならないので、ほとんど廃棄することになりそうだとのこと(悲)
 
で、みなさんにご相談。
この一度水に浸かった米、何かに使えないでしょうか?
 
家畜の飼料も考えたけれど、カビの心配があるので難しそう。
再乾燥をするには場所も設備もない。廃棄するかもしれないモノに手間も時間も資材もかけられない。運び出す車もない。そんな状況です。
 
何かの資材や原料になるとか・・・
私にはアイデアがないので、みなさんのアイデアと力を貸してください。
 
娘としては、この米が何かに活用できたら父親たちの気持ちも少しは軽くなると思うんです。台風の大雨が続いているとき、父が真っ先に頭に浮かんだのが「米を守らなくちゃ」だったそう。倉庫に水が入ってこないように、そのへんにある物をかき集めて土のうのように積んていたけれど(川が決壊して)一気に水が押し寄せ、みるみるうちに水位が上がってきたので諦めたそう。
 
先日、父が「あの時は米のこと以外、頭になかった。車を避難させようなんて思いつかなかった。やっぱり俺には米が一番なんだ」と。電話でその話しを聴いて私の方が涙が出てしまった。父は根っからの農家で、全力で米づくりをしていたんだとわかったから。
 
その米だから、ただ廃棄するんじゃなくて何かに活用したいんです。
どうか、力を貸してください。

【追記:2019年10月30日】
当初「倉庫には3トンの米があった」と書きましたが、実は21トン(700袋、30kg/袋)もの米があったそうです。
結果として、2/3は被害がなく食用米として販売。浸水米となった1/3のうち4〜5トンは「お米のプラスチック」として再利用(無償提供)、そして残り(3〜4トン)は泥やカビなどとの分離が難しいので廃棄(堆肥化)となりました。
詳細は、続報〜続報4に掲載していますのでご覧ください。

2019年10月16日

活発なグループ協議展開中【第3回月形町地域拠点施設整備等審議会・傍聴】

昨日(2019年10月15日)午後4時から開催された「第3回月形町地域拠点施設整備等審議会」を傍聴してきました。傍聴者は4人で、私の他は町外の人(うち2人は建設業界新聞記者)
 
今回協議されたのは以下の内容
■1 視察研修報告(9月18日、26日、27日) 
・民説民営による公共複合施設の運営(恵庭市複合施設「えにあす」)
・校舎の再利用(南幌町生涯学習センター「ぽろろ」)
・バスターミナル機能を備えた交流拠点施設の運営
 (浜頓別町交流館・道の駅「北オホーツクはまとんべつ)
 (名寄市 駅前プラザ「よろーな」)
 
■2 審議事項について
・この審議会に諮問されている事項がどれも重要で大規模なので、同時に進められない。まずは地域拠点化施設(バスターミナル複合施設)を優先的に検討し、その後に皆楽公園再整備を協議することにした。
・当初は年内に結論を出すことになっていたが、委員からの要望もあって協議の場を複数回設けることにした。数回のグループ協議を追加し最終結論は来年2月に。
 
■3 地域拠点施設の整備方針について(グループ協議)
(1)施設整備のコンセプト
(2)拠点施設の建設地
(3)拠点施設の機能
※委員固定の3グループで上記3点を1時間程度協議。終了後に途中経過報告。2〜3回の協議を経て結論を出す。12月には全体協議。
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今回のメインはグループ協議。視察研修で先行事例を見て来たばかりだったり、委員に若手や女性や初審議委員が多いこともあって、活発に話し合いが行われていました。町が主催するこの手の協議会等とは全く違った雰囲気。とても良い感じです。
 
傍聴席だったので、遠くから聞こえてくる会話に耳をそばだてる状況。途切れ途切れを盗み聴きする感じでしたが、どのグループも同じような方向性の話をしていました。会話を引っ張る中心人物の認識が同じだからかも。それでも1人1人の小さな意見を大事にしていて好感が持てました。
 
これからのまちづくりを語り合うとき、やっぱり若者と女性は外せないですよね。そういう人を加えると必然的にフレッシュなメンバーになり、新しい視点や発想もでてくる。その見本みたいな審議会だと感じました。
 
※ ここでもう一言加えると嫌がられますけれど、あえて。
 
審議会を立ち上げるときに町側がこのスタイルや進め方をイメージしていたとしたら・・・議会への説明や予算などでもっと工夫が必要だと思った。これまで通りの予算取りや資料で「これまでと違ったやり方で進める」と説明されても「なら、どう進めるの?」となるだけ。そこで終わってしまうから理解が深まらないし広まらない。溝ができるだけ。
議員が理解できないと思ってる(?)のかもしれないけれど、やりたいことがあるならそこは頑張って伝えて欲しい。プレゼン力を磨いて欲しい。その熱量で事態は変わっていくから。
 
それから、
この審議会の性質なのか協議段階の問題なのか解らないけれど、財政的な話しが全然出ていないのがちょっと心配。夢がどんどん広がるのは本当に素敵なんだけれど、懐事情を知っている私は心配になっちゃった。全部は叶えられない。現実を知ってもらう必要もあるなあと。
 
最後に、
今回の協議で皆楽公園再整備計画は後回しになった。試問されたテーマが多過ぎ大き過ぎだから優先順位をつけるのは当然だと思う。と同時に、コテージガーデンの抜けた「つち工房」、経営の厳しい振興公社、老朽化する公園設備・・・ 時間の経過とともに厳しさが雪だるま式に膨らむ方を後回しにせざるを得ないのって、どうなの? そもそも同じ審議会で協議するのに無理があったんじゃ・・・ 皆楽公園再整備計画はどちらかと言えば後処理的。夢を語るより現実を直視する難しい課題。そここそ迅速に果敢に立ち向かう必要があると私は思ってる。

2019年10月15日

時は流れる【コテージガーデン閉店・つち工房のこれから】

月形町内でガーデニング苗等を販売している「コテージガーデン」。昨日で閉店しました。冬期休業ではなく本当の閉店。月形に都会の風を送り込んでくれたオシャレな場所がなくなって寂しくなります。
 
最終営業日の昨日、午後からお店に伺って社長の梅木あゆみさんに会ってきました。お疲れさまの意味もこめてスカビオサをプレゼント。
 
梅木さんは全国的に有名なガーデナーであり、お弟子さんも多数。そして事業家、月形の顔。人が引いた頃を見計らって行ったつもりでしたが、次々と馴染みのお客さんが訪れて名残惜しんでいました。これで月形を訪れる理由が1つ減ってしまったのですね。
 
梅木さん、お疲れさまでした。これからはフリーの「庭のデザイナー」として活動したり、働き方改革として自由な時間も作っていくとのこと。自営業だからこその自由な時間を楽しんでくださいね。また何がご一緒できたらと思ってます。
 
※ 私が布小物ブランド「Weed Seeds」の商品を本格的に販売したのが、コテージガーデンのトマトイベント。昨年9月、私の初参加が最後のトマトイベントだったのも思い出深いです。トマトの生地を探したな〜。懐かしい。梅木さんのお声かけのおかげでした。ありがとうございました。
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コテージガーデンが営業していたこの場所は、皆楽公園内の「つち工房」。町施設の指定管理者(指定管理料0円)として長らく施設の維持管理と活用をしてくれました。閉店したものの今年度末までは指定管理者として維持管理してくれるとのことです。
 
(町の問題ですが)この施設、来年度からはどうするのか?
今、皆楽公園再整備を進めるべく月形町地域拠点施設整備等審議会で話し合われています。コテージガーデンの閉店はその議論に少なからず影響を与えると思うのですが・・・(どうでしょう?)
 
本日(10月15日火)午後4時〜役場大会議室で、第3回月形町地域拠点施設整備等審議会が開催されます。バスターミナル複合施設もあわせて検討している会議ですので、大いに気になる!! 傍聴してきま〜す。

2019年10月14日

南陽市行きを取りやめて実家に帰ることにしました【業務連絡】

11月9日(土)に山形県南陽市で開催される「飛び出す公務員を応援する首長サミット」に行く予定を取りやめて、予定より1日早く実家に帰ることにしました。
 
被災から1ヶ月後で何もできることがないかもしれないけれど、両親の顔を見て、色んな話をしてこうようと思います。もちろんお墓参りも。

お見舞い申し上げます【台風19号被害】

予測通りに強大な台風19号でした。
風台風になるのかと思っていたら、尋常でない雨台風!
自然の脅威を実感しました。
 
小さな川の氾濫でも実家のような被害が出て右往左往するのに、
大河川氾濫の影響は想像もできません。
また、大被害の影に隠れて見えませんが
小さな被害、暮らしの不都合を受けた方も多いでしょう。
 
被害に遭われたみなさんに、心からのお見舞いを申し上げます。
 
みなさんができるだけ早く日常を取り戻し、
心穏やかに暮らせる日が来ることを願っています。

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