2007年11月02日

平成19年度 月形町表彰式

本日午後、文化の日を前にして月形町に貢献した方々の表彰式が行われました。これは月形町表彰条例に基づき、月形町表彰審議委員会によって審議、決定されたものです。
表彰式には名誉町民と歴代の功労者の方々、町理事者と町議会議員が出席し、厳粛に行われました。

 

平成19年度の表彰対象者は、町政功労者賞2名(田邊氏・山田氏)、貢献賞2名(笹木氏・神馬氏)、善行賞3名(大木氏・山本氏・上葛氏)です。

私は今回初めてこの表彰式と祝宴に出席しましたが、ここに集まられた大勢の功労者の方々は皆、町政の様々な場面でお会いする方々ばかりでした。こうした先人のお陰で今の月形町があるかと思うと感無量です。

2007年11月01日

町議会議員の道内視察終了

10月30日〜11月1日までの2泊3日で、厚沢部町、黒松内町方面への視察を行ってきました。

厚沢部町では、
・焼酎の工場誘致に関する施策と工場見学
・ペレット工場の見学とその状況調査
黒松内町では
・移住者を受け入れのための施策について
・環境に配慮した様々な施策について
を、それぞれの現場の担当者から直接お話を伺いました。
また道内に数ある「道の駅」の比較検討も行いました。

詳しくは後日報告いたします。

2007年10月26日

北海道ペレット(株)月形工場見学

今日の午後、地球を愛する会@月形のメンバー4人でペレット工場の見学に行ってきました。ちなみに、北海道ペレットの三浦社長も私達のメンバーです。(下の写真は事務所で使用しているペレットストーブ。ペレットストーブは日々進化し、今は様々なタイプがある。)
 

髙橋工場長の案内で、原料(建築端材)から工程(粉砕、乾燥、圧縮整形、冷却、選別、袋詰め)、製品までを詳しく見せていただきました。
  
この工場では、乾燥工程の燃料も製造段階で発生する規格外品を使用し、できるだけ化石燃料を使わないよう工夫されていました。また建築端材を使うことにより「ホワイトペレット」と呼ばれる、高熱量で灰分が少なく煙も出にくい製品になっています。

見学後、疑問点を質問してみました。
Q) 建築廃材や間伐材を原料にペレットは作らないのか?
A) 今のところは行っていないが、将来的な原材料として考えている。ただし、建築廃材や間伐材は製造工程で余分なエネルギーを必要としたり、製品の質が落ちる(灰分が多い、熱量が落ちるなど)可能性がある。

Q) 製品を入れるビニール袋は再利用可能なものに変更できないか?
A) 今後の検討課題。ペレットは湿気を嫌うのでそれをクリアする必要がある。

Q) ペレットの原料は?また普及状況は?
A) 道内では松が主(道外は杉)。普及しているのは岩手、新潟、山形、栃木など道外が先行している。皆ペレットストーブを製造している県。道内には今のところペレットストーブを製造している会社はない。ペレットストーブが安価に供給されれば普及も拡大していくと思う。

Q) ペレットストーブやペレットの利点は?
A) 木質燃料の特徴である温もりのある暖かさ。薪ストーブに比べ手間が少ない(+薪割り不要で高齢者向き)。建築端材をリサイクルできる。


中身の濃い見学会でした。私は来週、議員視察で厚沢部町のペレット工場見学に行きます。今日学んだことも含め、新エネルギーについて今後の展開を考えたいと思います。

2007年10月20日

第55回 北海道女性議員協議会総会の報告

  
北海道女性議員協議会に行ってきました。左の写真は総会で議案審議をしているところ。右の写真は2日目の分科会の様子です。
期待していた以上に中身が濃く、有意義で刺激的な2日間でした。参加して良かったです。

さて詳しい内容です。
この総会の対象者は全道の地方議会(道議、市議、町議、村議)の女性議員で現在224名、今回参加したのは83名でした。この協議会は超党派で、参加者の全員一致を原則に議案を審議し、要望書の形で国などに働きかけていくことを目指しています。
右から左まで様々な考えと立場の超党派の協議会なので、短時間に全員一致となるまで議案の内容を詰めていくのは大変な作業になります。喧々囂々、熱のこもったの議論が繰り返されました(私が体験している普段の議会より数段白熱し、実戦として大変勉強になりました)。結果、提出されていた議案は全て、原案または修文可決されました。

記念講演は法テラス旭川の神山昌子弁護士による「日常と法律」でした。 
その中で特に印象に残っているのは、
■法律(や条例)は多数決で決まる。決める場面(議会)にいるのはほとんどが男性。女性の考えも反映した法律になってほしい。
と言うことです。確かに地方議員の中でも女性は8%にすぎません。マイノリティ(少数派)は多数派より、より大きく力強く声を上げなければ、多数決の場面では受け入れられないのだということを再認識させられました。

2日目は「環境」分科会で話し合いました。ノーレジ袋運動やゴミ処理問題など、地域によって実態も取り組みも違うことが明らかになりました。またゴミの分別に関しては、ムリをした中で進めていくと必ず逆行することも分かりました。今後高齢化が進み、完璧な分類は難しくなるでしょう。「お助け隊」のアイデアや、本当に必要な分別、施設の改善で簡素化できる点など、改良の余地はまだあると感じました。
他に拡大生産を前提としたリサイクル法の問題点や、新エネルギー推進(バイオマスなど)、地球温暖化なども話題になりました。
これらのことを月形の実態と比較してみて、環境に関して進んだ取り組みをしていることが分かりました。ただ、制度上整っていても実践がともなわなければ絵に描いた餅です。月形ではこの「実践や普及」に注力すべきと考えられました。


この協議会総会の来年度の開催は岩見沢市になりました。近隣自治体も含めて役員になると言うことで、たぶん私も役員になると思います。こういった興味深い会議の企画から参加できることは、大変有り難いことです。またこれをきっかけに近隣町村の女性議員の連帯感も強まり、勉強の場も増えるかもしれません。これからが楽しみです。

2007年10月18日

北海道女性議員協議会総会へ、いざ出発

第55回北海道女性議員協議会総会が今日と明日の2日間、旭川市で開催されます。この女性議員協議会は昭和27年に始まり、55回もの歴史を重ねる由緒ある会議です。しかし、月形町では今まで女性議員がいなかったことから、案内もなく存在すら知られていませんでした。私は今回、女性議員の一人としてこの会議に出席させていただきます。

プログラムを見ると、
弁護士(法テラス旭川)神山昌子氏による記念講演「日常生活と法律」や、
食の安心安全、後期高齢者医療制度、医師確保対策等の議案審議、
5つの分科会(福祉、環境、医療、農業、男女平等)による討論など、
とても中身が濃く興味深い内容です。

これらに加え、私が最も楽しみにしているのは他市町村の女性議員との交流です。一般人の時には知らなかったのですが、議員の研修や会議のほとんどは「市」と「町村」で分けられ、市議会議員の方と公式の場面で会うことはほとんどありません。今回はその枠がなく、ただ「女性」というくくりなので新鮮で興味深く楽しみです。また「地方自治土曜講座」で知り合った女性議員に会うのも楽しみです。
できるだけ多くの女性議員と知り合い交流が持てるよう、活発に行動しようと思っています。

それでは、行ってきま〜す。

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