2007年07月27日

南空知町村議会議員親睦パークゴルフ大会

本日、栗山町にて標題の大会が開催されました。
この大会は長沼、南幌、由仁、栗山、月形の南空知5町の議員と理事者(町長、副町長、教育長等)、議会事務局員の親睦などを目的に毎年行われるもので、今回は73名が参加しました。町村合併(岩見沢市・栗沢町・北村)と議員定数削減の影響で参加者がぐっと減ったそうです。

さて大会は、経験豊富なベテラン議員や理事者が活躍し、初心者の私は18ホールを終えるのが精一杯でした。結果73人中69位と月形町議会の中でも最低で、団体戦の足を引っ張ってしまいました。練習が足りないので実力通りの結果なのですが、情けない気持ちでいっぱいです。親睦が目的とはいえ、これでは一緒に廻る方にも迷惑ですので、来年はもう少し頑張ります。

ラウンド中、色々指導してくださった南幌町のH議員、声をかけて場を盛り上げてくださった長沼町のN議員、ありがとうございました。

大会後の懇親会で色々な方と話ができ、親睦だけでなく、これからの議員活動に関するアイデアを得ることができました。普段と違う雰囲気で、様々な人と話をするのは大事なことですね。特に新しいことをしようと思うときには必要なことだと再認識しました。

2007年07月24日

町村議会新任議員研修会

全道の町村から現在1期目に当たる新任議員を一堂に集め、研修会が行われました。場所は札幌、7月17日午後のことです。月形からは私と楠議員が参加しました。
参加者は81町村から181人。これは全道145町村のうち、選挙が行われた町村(無投票当選以外の町村)のほとんどで新任議員が誕生しているということを意味しています。また、全道町村の総議員(1800人強)の約1割が新人になったということでもあります。

さて、研修の内容は町村議員議長会の説明と、議員の基本使命、会議原則と進め方等で、全国町村議会議長会発行の「議員必携」の内容を踏襲するものでした。

この研修会に参加し他町村の新任議員を目の当たりにして、その年齢の高さと女性の少なさに今更ながら驚きました。議員は経験を積んだ者や男性が集まるところなのでしょうか?
私は町村議員および議会とは、地域に住む様々な層の人達が集まり、それぞれの立場や考えを出し合って議論する場だと考えています。国政のように「政治家」と呼ばれる特殊な人でなく、最も身近な基礎自治体である町村議会は、国政以上に多種多様な人が議員になる必要があると思うのです。また人口の半分を占める女性議員がもっと必要だとも思います(性別だけで分けるわけではありませんが、町村議会に女性が少なすぎます)。

ここ数年、定数削減により議会(議員)の敷居は高くなり、限られた人による議会になる傾向にあります。地方自治体の財政難も理解できますが、議会が議会として機能するためにももっと多くの意見やものの見方が必要に思います。私個人としては、議員総数をもっと増やし、その分議員一人あたりの報酬を減らす(報酬を減らしても生活できるよう、今以上に兼職を考慮した議会のあり方を検討する)、あるいは経費を削る(削りすぎて議員活動に支障のないよう、目的と報告を明確にし無駄を省く)。工夫次第では今の予算のまま議員定数を増やすことも可能かと思います。あとは一人ひとりの議員活動にかかってきます。

研修会の内容とは別に、月形で初の女性議員であり現在最も若い議員でもある私の役割を考えさせられる研修会でした。

2007年07月13日

空知町村議会議長会議員研修会

昨日(7月12日・木)奈井江町文化ホールにおいて、空知町村議会議長会主催の議員研修会がありました。
この研修会は昭和50年から行われ、今年で33回目とのこと。第1回当時、町村議員は328人だったものが、現在は157人になっています。これは平成の大合併と、相次ぐ定数削減によるもので、空知の人口減も関係しているとのことです。

さて、研修会では以下の講演が行われました。
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「地方分権改革委員会の行方と地方議会の責任」
                   読売新聞社東京本社 編集委員 青山彰久氏

1) 地方議会の議員は住民参加の自治の最前線にいる、地方の政治家である。

2) 二元制の地方議会とは多様な意見の集積所であり、決定プロセスを住民に見せることができる重要な機関だ。(プロセス=経緯を示せなければ議会の意味は薄れる。)

3) 地方政治家として戦うということは
・分権が歪まないように、地方から声を上げていく
・地方政府(行政権、財政権、立法権)としての力をしっかり付けていく
 → 地方議会改革が重要!

4) 「地方分権」が行われ、どこに連れて行かれるのかと右往左往するのではなく、自分達(地方自治体)はここに行くという、強い気持ちと方向性が必要だ。

5) 地方分権改革とは、自分達のことは自分達で決める(豊かな自治)ためのもので、行政改革や財政改革のためにやっているのではない。つまり政治改革だ。

6) グランドデザイン、地方政府、条例の上書き権、分権の受け皿論
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先日の議員研修と同じく「地方政府」「議会改革」が講演の主旨だったように思います。

決定プロセスを示すことが議会の最も重要な役割ということにも共感できますし、現在の私達の議会にも不足しているところです。プロセスを開示することを議会だけに求めても結果が出るまでに時間がかかるでしょう。ならば一人の議員として、私個人であってもプロセスを開示し、議員の役割を全うしたいと思います。

地方政府論をどこの講演会でも聞きますが、それを支える力(行政権、財政権、立法権)が今の地方自治体や地方議会にあるかは疑問です。その力を付けるためにも実践的な研修の場が必要だと、今回も強く感じました。

2007年07月04日

北海道町村議会議員研修会

昨日(7月3日)、北海道町村議会議長会主催の「北海道町村議会議員研修会」に行ってきました。
これは昭和37年から始まり、毎年行われています。今まで南北2会場での開催でしたが、今年4月の統一地方選挙を期に定数削減があり、また町村合併も進んで町村議員数が減ったため、札幌1会場(札幌コンベンションセンター)での開催となりました。全道145町村から1,800余名の議員と事務局員とで2,000名以上となり、人の波のようでした。

研修会では以下の講演が行われました。
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『町村議員に期待する』 弁護士・さわやか福祉財団理事長 堀田 力氏

「お金の力」がないなら「人の力」を引き出して、地域社会を明るくより良くしていくしかない。その成功例として、
・秋田の地方の町(高校生のアイデアで小・中学生が元気に!) 
・岐阜県高山市(子どもの力と工夫で、町の中をバリアフリーに)
・千葉県野田市(生涯学習をする高齢者がアイデアと力を出し合ってまちづくり)

住民の力(知恵、立案、実行)を引き出すのは首長の姿勢。住民の力が充分発揮できるようにするのが議会の仕事。住民からの苦情や陳情を「政策提案」ととらえることが大切。このことに関して進んでいるのは、
・奈井江町  ・ニセコ町  ・栗山町  ・佐賀県  ・埼玉県久喜市

間接民主主義では住民の生活の声が上がってこない。それを吸い上げるチャンネルを作ることが大切。地方分権(地方に権限が来る)ということは、住民の身近な問題を解決できるということだ。
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『分権時代の基礎自治体とその議会』 東京大学名誉教授 大森 彌氏

●第2期地方分権推進委員会では地方自治体を地方政府としてとらえた。これは「国」「都道府県」「地方自治体」が政府間関係(対等・協力)になるということである。
●第29次地方制度調査会では、地方議会の検討が含まれている。また新法のあとの合併について検討するであろう。
●特例町村制、道州制、広域連合について
●住民自治の根幹は議会にある。そう考えると今の議会は議会らしくない。今まで全てを首長に任せてきたが、本来は議会が自治基本条例など作っていかなければならない。
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両氏とも、現在の議会の力不足と意欲の無さを嘆いていたように思います。
これから地方分権が進み、議会にとっても議員一人ひとりにとってもチャンスでありピンチです。同じ空知の中にモデルがあるのですから、そこから学ばない手はありません。
それから町村は、基礎自治体の中でも最も身近できめ細かいことができます。私は町村議会こそもっと身近なことに注目していくべきだし、住民が主体の「まちづくり」をしていきたいと思います。

そのために、実践的な(実務的な)勉強のできる場があればと思っています。概念や実施例を紹介する講演会や講座は色々ありますが、実際にそれを形にしようとしたとき(条例を作る等)どこから手を付けていいのか分かりません。体系的に学びたいです。


今回1,800余名の議員が一堂に集まりましたが、そのうち女性は100人くらいだったと思います。町村議員だったので、なおさら少ないのでしょう(以前よりは増えているとのことでしたが)。
メインホールの近くのトイレは全て男性用になり、女性の私は遠くまで行く必要がありました。混雑防止のためには仕方のないことですが、現実を見せつけられた気がします。
それにしても2,000人も集めて研修する(講演を聴く)必要があるのでしょうか? 
大人数のために集中できない場面が多々あり、残念でした。

2007年06月26日

平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会

本日午前、平成19年度第2回 月形町土地開発公社理事会が行われました。

理事会に先立ち、今期から新たに理事となる私を含めて3人の議員が、土地開発公社の概要や現状などの事前説明を受けました。その後、理事全員が揃ったところで辞令交付がありました(任期は平成19年6月15日から2年間)。

理事会では、理事長(土橋氏)や理事長職務代理者(金子氏)の選出を行い、補正予算について審議し、議決しました。今回の補正予算は、月形町土地開発公社が月形町から借りている土地取得資金の一部を繰り上げ返済するというものです。

その後、理事の一部と事務局とで、月形町土地開発公社の所有する土地(宅地:北陽団地、優良林間住宅地、国鉄清算事業団地、仮称赤川団地、白陽団地)を見学してきました。
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私は今回、月形町土地開発公社理事となり、代々受け継がれた月形の土地に関係し、また莫大なお金が動く事業に関わるということで、身震いするほどの重責を感じます。
土地(宅地)は「単なる商品」ですが、その土地(宅地)は人々の生活に繋がっています。この土地を買う人が月形で末永く幸せに暮らせることを願わずにはいられません。月形を好み、居を構える人がたくさん出てきてくれるよう、様々な場面で努力していかなければならないと思いました。

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