2019年07月04日

遠くなった戦争【令和元年度 月形町戦没者追悼式】

昨日(7月3日)、月形町主催の戦没者追悼式があり参列してきました。
 
月形町では毎年7月はじめに戦没者追悼式を開催しています。昨年までは遺族会が主催でしたが、その遺族会も高齢化して会員が減ったことで昨年で解散。令和元年の今年から町主催となりました。会場も、これまでの「忠魂碑」前(樺戸神社境内)から交流センターに変更になっています。
 
終戦から74年経過し、本当に戦争が遠くなっているのを実感します。先日、沖縄慰霊の日(6月23日)特別番組で「沖縄の子どもでさえも戦争を他人事のように捉える時代になった。戦争の悲惨さを伝え、平和の尊さを実感して欲しい」という話しを聞いたのものあって、私のような世代(直接戦争に関わってはいないが、間接的に戦争体験を聞いた世代)に何ができるのか・・・ずっと考えています。

2019年07月03日

ご案内【議会事務局研究会設立10周年記念 第6回議会事務局研究会シンポジウム】

議会事務局研究会設立10周年記念
第6回議会事務局研究会シンポジウム
『今、改めて議会の存在意義を問う~二元代表制の空洞化への懸念から』
のご案内です。

まずもって、シンポのテーマに惹かれませんか?
挑戦的な文言にドキッとするけど、
普段ちょっと気になってません?
そう感じたら、ぜひご参加くださいませ。
 
8月の最終土曜日、大阪で以下のシンポジウムが開催されます。
私も会員の議会事務局研究会が主催で、10周年の記念シンポです。
 
このシンポ、講演や研究発表はどれも興味深いのですが、その中でも私は「研究発表2・第二議会構想」に興味津々。研究会内でこの構想をはじめて聴いたとき、視点を変えると色々な可能性があるとワクワクでした。さらに進んだ研究成果が発表される当日が楽しみです。
 
そのあとのパネルディスカッションは、規模の違う議会の現職議員と議会事務局職員がパネリストで、現職首長がコーディネーターという面白い組み合わせ。で、そのメンバーが大御所揃い! その中に私が入って大丈夫か?!と一抹の不安があるのですが(苦笑)、どんな展開になっていくか流れに身を任せて楽しみたいと思います。

夏の最後に大阪で! お待ちしています。
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議会事務局研究会設立10周年記念 第6回議会事務局研究会シンポジウム
テーマ:今、改めて議会の存在意義を問う~二元代表制の空洞化への懸念から

議会改革という言葉が一般的になってきた昨今。
現実は、改革が必要な議会ほど何もせず、改革議会との距離は広がる一方である。そもそも改革とは何なのか。議会は本来の使命を果たしているのか。事務局は議会を支えているのか。首長与党と呼ばれる会派が議会の過半数を握った時、議会は本来の存在意義を発揮できるのか。見えてくるのは、会派の存在。
自治体議会の規模の違いを踏まえ、議会事務局研究会設立10周年を迎えて、今、改めて議会の存在意義を問う。

日時:2019年8月31日(土)13時15分~17時(受付は12時50分~)
場所:大阪大学中之島センター(10階ホール) 大阪市北区中之島4-3-53
   https://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
参加費:シンポジウム 議員3,000円、その他1,000円、学生は無料
交流会:5,000円(場所:同会場2階 カフェテリア スコラにて17:30~)※支払いは当日現金払いのみ
定員:シンポジウム150名、交流会70名
申込:
Web申込・・・https://kokucheese.com/event/index/570706/
FAX申込・・・FAX用紙は議会事務局研究会ホームページ・シンポジウムページからダウンロード可能

内容:
〇基調挨拶
  駒林 良則(立命館大学教授) 
  研究会活動を通じて
〇基調講演
  辻   陽(近畿大学教授) 
  地方議会の岐路~交わらない議会改革論~
〇研究発表1
  髙沖 秀宣(三重県地方自治研究センター上席研究員)
  大規模自治体議会改革調査結果
〇研究発表2 
  岡田 博史(京都市行財政局資産活用推進室長) 
  第二議会構想について
〇パネルディスカッション
テーマ:
議会事務局は何をどこまでできるのか~議会、委員会、会派活動別に
パネリスト
 ・林  晴信(西脇市議会議長)
 ・宮下 裕美子(月形町議会議員)
 ・杉山 智博(大阪府議会事務局)
 ・清水 克士(大津市議会議会局)
 ・西川 明広(寝屋川市議会事務局)
コーディネーター 谷畑 英吾(湖南市長)
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【2019.7.6 追記】パネリストが追加されたので修正しました。上記情報は最新です。

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2019年06月28日

審議会傍聴&住民説明会参加【令和元年第1回月形町地域拠点施設整備等審議会&住民説明会】

昨晩開催された標題の審議会(←バスターミナル複合施設整備の関係)を傍聴し、つづく住民説明会も参加してきました。以下、報告と所感です。
 
■審議会

・初めて開催された審議会は、委員委嘱(任期2年)と審議内容説明で終了し、本格的な議論は次回から。
・委員は20名(町内公共団体・関係機関から14名、識者4名、公募2名)うち女性は7人。
・会議や議事録は公開
・スケジュール 
 2019年6月 第1回(←ココ)
 7月後半頃 第2回(現地で状況把握後、会議)
 8月〜9月 道内外を先進地視察
 10月   第3回 素案づくり(審議会回数増もあり)
(11月 可能であれば町政懇談会で町民に説明)
 12月   第4回 方針決定(審議会回数増もあり)
※2019年12月までに方針を決定したいが、審議状況によっては延長もある。ただし、遅くても2020年2月頃までに結論。
 
《所感》
今回の審議委員は顔ぶれが新鮮で、特に若手と女性が多くて好感と期待が高まります。審議内容が大型公共施設や公園の整備であり、生活者の視点が重要な上に将来的な負担にも関わることなので、何よりでした。さらに、審議会の福井会長が最後に「今日の説明を各自持ち帰り、各団体や家族の方などと話し合いをして、次回は意見を出し合いましょう」と呼びかけてくれました。活発で開かれた議論できる雰囲気にも期待を持ちました。
一方で、説明された資料には費用概算がほんの少し掲載されていただけで、財源や町財政状況には全く触れられていませんでした。夢を描く(方針を決定する)には、それを実現するための財政的裏付けは必須で、それを合わせてしっかり議論して欲しいと思いました。一般会計予算36億円ほどしかない自治体で、建設費だけで5億円程+α(土地取得など)+公園整備という大規模な事業の方針の決定なので。
もう一つ。スケジュールには改めて驚きました。半年でこのボリュームを審議し結論が出せるのか? 審議回数を増やせると言っても最長2ヶ月間の延長しか予定されていないのも不安です。期限に急かされず委員のみなさんが納得する議論ができることを、切に願っています。
 

■住民説明会(町主催)

・全町民対象に開催される町が主催の説明会。この時期に開催するのは今回1回のみ。以降は、審議会主催の意見交換会などが検討されている。
・参加者は町民約20人(うち議員3人)。候補地に住む住民の方が多かった。また、公共交通網形成計画策定時から継続して参加している人も。この他、オブザーバーとして審議委員8人が出席。
・説明内容は審議会のときに行ったものとほぼ同じ。
・配布資料は概要版で、審議会に配布した資料から費用等部分を割愛したもの。
・参加者から「よくわからない」「地域公共交通との関連性は?」「費用や財源はどうなっているのか?」「町長の方針が見えない」「この先どうなるか不安。現状課題や問題意識を示した上で、その解決策としてこの事業があると説明して欲しい」「高齢者(弱者)の視点を大事にして欲しい」「町民の意見は多様だから審議会委員や議員に委ねる」等の質問や意見が出ていました。
 
《所感》
これまで町は、事業や方針がほぼ決定した段階で住民説明会を開いてきたため、参加した町民の多くが「決定事項の説明を受ける場」という認識だったかもしれません。今回はスタート段階だという説明が十分でなく(町側は説明したつもりだと思うけれど、最も大事なこの部分を強調していなかったので)町民には届いていないと感じました。
また、町側は「以前から計画を策定したり、アンケートを採ったりと段階を踏んで進めてきた」と説明しましたが、町民側にすれば、昨年同じような名称の似たようなアンケートが何度もあり、よくわからないままに進んでいる印象。町側と町民側との意識の開きが大きいと感じました。この部分、議会も絡んで上手く持っていけないものか・・・
副議長と常任委員長も参加していたので、議会でも議論できればと思います。

2019年06月25日

研修会での友達の輪&講演内容【令和元年度 北海道町村議会議員研修会】

3年ぶりに参加する北海道町村議会議員研修会。事前にfacebookで「ツーショット写真を撮らせてください」とお願いした甲斐あって、たくさんの議員仲間と「友達の輪」をつなぐことができました。(実際の写真はfacebookで。お名前は以下に)
 
札幌コンベンションセンターの大ホールに約1800人(144町村・議員1574人+職員)。地域ごとに座席が決まっているものの、短い休憩時間に人を探すのは難しくて。facebookやブログだけで繫がっている人に一目会いたいと思っていたのですが・・・一度も会ったことがないと実物のイメージがつかめないので大勢の中から探せなかった〜です。残念!
 
それでも昔からの知り合いが、私の顔を覚えていて声をかけてくれたり、facebookの投稿を見て近寄ってきてくれたり。さらに新しい出会いも。そんなこんなで全道各地の議員仲間と繫がって、写真を撮ることができました。(この他に写真を取り損ねてしまった方や写真NGの方もいらして、もっと多くの方とご挨拶できました。)

《友達の輪》
・置戸町議会の岩藤孝一議長
・雄武町議会議員の遠藤友宇子議員
・芽室町議会の常通直人副議長、正村紀美子議員、立川美穂議員
・本別町議会の藤田直美副議長
・新得町議会の湯浅真希議員
・幕別町議会の内山美穂子議員
・鹿追町議会の山口優子議員
・留寿都町議会の堤富佐代議員
・蘭越町議会の田村陽子議員
・むかわ町議会の大松紀美子議員
・北竜町議会の尾﨑圭子議員、中村尚一議員
・新十津川町議会のにしうちひろみぎいん、進藤久美子議員
・南幌町議会の側瀬敏彦議長、石川康弘副議長、菅原文子議員、本間秀正議員
・遠別町議会の山本仁美議員
・中富良野町議会の寺岡祐子議員
・比布町議会の植西光一議員
・美深町議会の岩崎泰好議員

私がこの研修会に参加する目的の1つが「人脈をつなげる、広げる」でしたので、目的は概ね達成できました。
協力してくださったみなさん、ありがとうございました💕
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さて、本題の研修は90分の講演が2本でした。
 
■1「どうなる?今後の日本の政治」有馬晴海氏/政治評論家
・・・政治評論家らしい講演内容でした。
 
■2「地方は変われるか 〜議会はどう変われるか、自治体をどう変えるか〜」佐々木信夫氏/中央大学名誉教授
・・・日本の置かれている状況を、国の状況から地方の状況へと話を展開し、地方議会の役割を説いてくれました。国が「ワニ口」財政になっていることや、議会には4つの機能(①決定者、②監視者、③提案者、④集約者)があることなど、現状の再認識ができました。

2019年06月24日

参加できなくて残念【今年の北海道女性議員協議会】

北海道内地方議会の全女性議員が対象の超党派会合「北海道女性議員協議会」が、今年は8月31日(土)〜9月1日(日)に旭川市で開催されます。
 
道議・市議・町村議が一堂に会する機会はなかなかないので、人脈を広げたり、他の議会の様子を知ったり、協議の進め方や取りまとめ方などを学ぶ場としても貴重です。「女性議員」でなければ参加できないこともあって、議員になったときから可能な限り出席してきました。
それに、開催地域に指名されると近隣議会の議員とチームを組んで運営に当たります。面識のなかった近隣の議員と親しくなるチャンスでとても有意義。私も岩見沢市で開催したときの運営経験は大きな財産になりました。
 
そんな北海道女性議員協議会、今年は4年ぶりに参加できる資格を得たのですが・・・ この日は大阪で開催される「第6回議会事務局研究会シンポジウム~設立10周年記念シンポ」にパネリストの1人として参加することになっているので・・・ 残念ながら、こちらには参加できなくなりました。
 
この4月に初当選した女性議員のみなさん、各議会に案内が送付されていますので、ぜひご参加くださいませ。きっと素敵な出会いがありますよ♪ もちろん期数を重ねた方も大歓迎。これまで尻込みされていた方も思い切って扉を叩いてみてください。新しい世界が広がります!

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