2020年06月18日

これって? 意味深な形【月形町環境保全推進協議会のチラシ】

毎月5日に発行される町報「花の里つきがた」は、町→行政区→町内会で全戸配布されるので、様々な団体から町民への連絡や広報のツールにもなっている。配布できる広報物は事前審査という壁はあるけれど、まあ、わりと自由な表現が許されている。
 
で、今月の町報と一緒に配布された広報物の中に、こんなチラシに目が止まった。
 
何なんだろうこの形・・・?
 
フラスコ?
ボクシングのグローブ?
ボーリングの球?
 

文面を読む限り、生ごみ水切り器のようだけれど・・・
 
月形町環境保全推進協議会でこんなチラシを発行するんだ!
と、ちょっとした驚き。そして、目が止まった段階で作戦に“はまった”んじゃないかという、してやられ感(笑) 面白いかも。
 
7月には現物が配布されるよう。ちょっと気になってます♪

2020年06月09日

これからのこと【令和2年第2回定例会】報告③議決事項

定例会報告③は「これから」に関すること。令和2年度の補正予算や条例改正や同意等です。1つ前の報告②専決処分は、既に行われたこと(過去)の承認だったので、見ている方向が違います。
 
令和2年度の「これから」は、新型コロナ対策が中心になることは言うまでもなく。令和2年度補正予算での新型コロナ対策は既に書いたのでここでは割愛。参考までに → こちら(当初の説明)と、こちら(一部の方向転換)
コロナ以外で私が重要と思う点を記します。
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《令和2年一般会計補正予算》8346万5千円増額 (総額 56億7469万7千円)
 
■新型コロナ対策  6839万3千円
 
■町内を走る新しい公共交通 → 月形町予約運行型乗合交通事業  179万6千円
・以前から検討していた、町内移動のための公共交通がいよいよ実証運行段階に。
・対象者を絞って検討。市街地以外に居住する人で、年齢(70歳)と免許の有無等で区切り。
・乗車対象者は事前に登録をした上で利用前日までに予約をする。
・令和2年度は3つのパターンの実験を実施。
 第1期 8〜9月  :対象)市街地以外に住む70歳以上の高齢者
 第2期 10〜11月 :対象)市街地以外に住む70歳以上と、69歳以外の無免許者、障がい者
 第3期 1〜2月  :対象)第1期、第2期の状況を見て確定
・平日4便、土曜2便の運行。スクールバスが走っていない時間帯
・1回1人400円(一般タクシーよりも安く、福祉輸送よりも高い)
・タクシー車両を使い1回最大4人まで。それ以上の場合は予約を断る←車両の大きさも検討項目
・経費)運行可能日数×回数=442回運行×1回2850円(タクシー運賃で計算)=197万円
 利用者からの収入)1回1人が利用したとして 400円×442回=約17万円
 差額 179万6千円が運行実験の補助金として予算計上しているが、実績で支出する。
 
〈宮下所感〉
「町内での町民の足確保=地域交通」は以前から求められていた。当初はJR代替バスと同時並行で進められてきたが、JR代替バスが先行し今年4月1日に運行開始できたことから、ようやく地域交通の検討に入った。町民にとっては身近な移動手段の方が関心が高く、多数の議員も関心を寄せていたのだが・・・ 
今回予算化されたが議会に対して事前の内容説明はなく、私には唐突な印象。5月22日に「地域公共交通活性化協議会」が書面開催されていたが、内容がホームページで公開されたのは6月4日(定例会閉会の翌日)。5月29日に全員協議会があったのだから、そこで説明があれば良かったのにと思った。
登録者(市街地以外に住む70歳以上)と一緒に、対象以外の人が同乗希望したとき(例えば、年齢に達しない家族)はどうするのか? ← 答弁では「課題」として結論は示されず「まずは実証運行をやってから」とするが・・・ 
町民の利用を促すためにも、議員の理解と広報力を活用した方がいいと思うのだけれど、執行部との意見の相違があるように感じる。
※ 参考資料】月形町デマンド交通(実証運行)の概要 ← 町ホームページ公開資料より
 
 
■小中学校に通信環境整備 → 小中学校情報機器整備事業 1121万9千円
・国のGIGAスクール構想のための施策。
・財源)国補助:475万8千円 + 町債(過疎債):520万円 + 一般財源:126万1千円
・全校生徒がタブレット等を使ってオンライン通信できるように、学校の通信回線を強化する。
・小中学生全員分のタブレット購入は、9月議会に予算計上、納入は令和3年度の見込み
 
※ 関連性があるので、詳細は一般質問報告で
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《その他》
■月形町国民健康保険税の税率改正
・令和2年度の国保税は少し下がる。
・令和12年に北海道内自治体の税率を統一する方向で進めている。それにあわせて、所得割(応能割)と均等割(応益割の一部)は据え置くも、平等割(応益割の一部)は若干下げる。一方で、課税限度額は少し上げる。
・結果、町民から徴収する保険税を 1823万8千円減額。国保会計の財政調整基金から2052万7千円を繰り入れる。
 
■農業委員11名、全員同意 (任期 令和2年7月20〜令和5年7月19日)
 
■工事請負契約
・新こめ工房の機械整備工事    3億6135万円
・青果物集出荷施設の新築工事   4億9280万円
・青果物集出荷施設の機械整備工事 1億3178万円
 
■株式会社月形町振興公社の経営状況
・短期借入金 3300万円
 (借入日:令和元年11月14日、令和2年3月30日/返済日:令和2年4月10日)
・令和2年度の皆楽公園等周辺施設等の管理の指定管理期間は、4月1日〜9月30までの半年間
・第27期(令和2年度)事業運営計画には、各項目ごとに「改善事項と課題」が掲載されている。
 
〈宮下所感〉 非常に厳しい状況だが、強い危機感は感じられなかった。 

2020年06月07日

コロナ対策中心でしたが、他にも重要なことが進んでいます【令和2年第2回定例会】報告②専決処分

定例会の報告に戻ります。報告②は専決処分された内容を詳しく。

6月に開催される令和2年第2回定例会は、3月31日の令和元年度年度末で処理をした【専決処分】を承認する作業があります。大まかには「令和元年度予算の最終確定」「法令改正に伴って令和2年4月1日から施行しなければならない条例の文言等修正」です。その中で私がみなさんにお知らせしたいのは以下の点。

※月形町の専決処分は年度末精査のみです。新型コロナ対策は全て通常の審議と議決を経て決定しています。
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■国が実施した消費税対策プレミアム付商品券は利用3割
 
・令和元年10月の消費税アップの影響を押さえるために、住民税非課税世帯と3歳未満の子育て世帯に限って実施された国の事業。地元で使える2万5千円の商品券を2万円で販売するというもの。プレミアム率25%。
・対象者(962人)のうち商品券引換券を取りに来た人は約4割。その人によって買われた商品券は予定金額の約3割(割り当てられた満額を買わなかった人もいた)。
・使われなかった分を国庫に返納するために約400万円を一般会計補正から減額。
・なお、全国で行われたこの国の事業、どこの自治体でも同じような割合しか利用されなかったとのこと!
 
《所感》
○ プレミアム付き商品券の限界が示されたと思う。予定額の7割も使われなかった理由として「プレミアム付商品券を買うために2万円用意できない」「プレミアム分が少ない」ではないかとの分析に同感。さらに言えば「町内のお店で2万5千円も買う?」というのもあるように思う。
○ 行政(国も町も)はこの手の施策で非課税世帯と子育て世帯を一緒に扱うが、そもそもそこが違っていると感じる。非課税世帯の人は手元現金がない、一方、子育て世帯にはそれなりの現金はあるけれど、買いたい物や必要な物が身近なところで入手できなかったり、将来的な心配に備えたい。行動の元になる心理に気を配らなければ、思うような成果は出ないのではないか。
○ 毎年予算をつける町独自施策のプレミアム付商品券も、コロナ対策を行ったプレミアム商品券+クーポン券も、その結果の十分な分析と検証で将来に繋げて欲しい。
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■町立病院への操出金を 1000万円減額(操出金総額 2億0157万円)
(支出)患者数減少もあり薬品費 −700万円。
(収入)外来収入減(−300万円)と入院収入増(+600万円)によって、病院収入は300万円増。
    収支を調整し、一般会計からの操出金を−1000万円できた。


■少雪で除雪委託料が大幅減(−2225万1千円)
・当初の委託料は 6895万円 → 4671万円
・少雪で稼働時間が減り、排雪も少なかったことから


■ふるさと納税を下方修正
・ふるさと納税が好調(前年の7倍)のため年度途中で上方修正。3億4千万円を見込んだが・・・
 年度末実績は 2億9300万円だった。
・返礼品関係や「ふるさと納税基金」の積み立て額を実績に合わせて減額

■令和元年度一般会計総額は 49億2081万5千円(−8304万3千円)

2020年06月06日

発行しました。【ゆみこの議員活動報告書17】


配達が始まっています。昨日の夕方、全く面識のないお爺ちゃんから「届けてくれてありがとう。とっても良かったよ。電話番号があったからかけちゃったよ〜」って、電話をいただきました💕
 
反応があることが何より嬉しいです。賛同でも指摘でも疑問でも。こうしてやり取り出来たとき「発行して良かったぁ」としみじみ。それと同時に、何ごとも give and take. (give → take)。まず自分が動かないと何も始まらないんですよね。実感。
 
どんなことでもかまいません。コメントいただけたら嬉しいです。

■ゆみこの議員活動報告書17は、こちら(pdf)。印刷もできます。 https://yumiko3.net/PDF/gikaidayori17.pdf
 
■バックナンバーはこちら。
https://yumiko3.net/katsudotsushin.html


2020年06月05日

発送完了!【ゆみこの議員活動報告書17】

ここしばらく慌ただしい毎日でしたが、昨日(6月4日・木曜日)の午後に「ゆみこの議員活動報告書17」を配達地域指定郵便(タウンプラスと同様)で町内全戸に発送しました。2〜3日中に配達になるとのことなので、来週月曜までには配達されます。月形町はまだアベノマスクが届いていない状況なので、もしかしたら同時に配布されたりして!ナンテネ。それなら目を引くから、みんなに読んでもらえていいんだけどな〜(笑)
 
活動報告書の作成も発送作業も、気心知れた友達にお手伝いいただいています。いつも私の無茶ぶりに付き合ってくれて本当に有り難いです。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
 
今回は新型コロナウイルス関連の内容を中心に、これまでよりも軽い感じの文章とイラストを使った表現で、柔らかい雰囲気にしてみました。というのも、自粛生活が続いて町内での交流場面が少なくなったので、活動報告書が人や心の橋渡しになったらなぁと思って。であるならば、話題提供の意味も込めて今回からしばらくの間、月1回発行してみようかと考えてます。農繁期で厳しいかもしれませんが、停滞している今だからこそ挑戦しなくちゃと思って。
 
活動報告書17は近日中にホームページにアップします。
取り急ぎ、発送完了したお知らせでした。
 
※町外の方で発送希望の方はお知らせください。(こちらから勝手に送りつける場合もあります・笑)

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