2020年03月01日

一斉休校におけるこどもたちの過ごし方【高山義浩医師の記事2・新型コロナウイルス対策】

昨日ご紹介した高山義浩医師が、感染管理の観点で具体的な事例をあげて答えています。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2722809327772557&set=a.167956633257852&type=3&theater
 
■友達の家へ遊びに行くのは大丈夫でしょうか・・・?
■公園で遊ぶのは大丈夫でしょうか・・・?
■図書館に行くのはどうでしょうか・・・?
■学童クラブに子供たちが集まるのはどうでしょうか・・・?
■祖父母の家に遊びに行ってもいいですか・・・?
 
これらを参考に、各自(各自治体・各組織)が最終判断をしてくださいネ。

__。__。__。《以下、Facebookから引用》__。__。__。 

高山義浩
2月28日 23:50

今回のような緊急事態の時には特に、情報を鵜呑みにするのではなく自分の中で(理解とは言わないまでも)咀嚼した上で行動に移することが大事だと、私は考えています。どんなに信頼できる人からの情報でもです。一旦受け止め考えることで理解が深まりますし、デマにも惑わされなくなります。
よろしくお願いします。

まさに「寝耳に水」の一斉休校・・・。う~む、そうか・・・。萩生田文科大臣が言われるように、地域や学校の実情踏まえて自治体ごとに判断いただければ良いと思います。でも、この不安渦巻く状況にあって、「うちは学校やります」と腹の座った自治体ってあるんでしょうか? せめて、卒業式ぐらいはと個人的に思いますが・・・。

子供で流行していないのになぜ? との意見もあるようです。ただ、子供は極めて軽症のまま動き回っている(walking pneumonia)との報告もあり、感染を広げてしまう「可能性」はあると思います(Lancet 2020, Jan 24. S0140-6736(20)30154-9.)。ですから、今回の一斉休校によって、流行の速度を緩和する「可能性」はあるでしょう。

ただ、大人たちが動き回っていたら、その効果は十分ではないような気もします。また、休校のあとに再開したらリバウンド(沈静していた流行が加速)する現象も知られており、休校について「諸刃の剣」と指摘する専門家もいます。たとえば、昨年のインフルエンザも夏休み明けに流行しましたよね。

やるなら封じ込める気でやった方がいいです。いけないのは、休校のまま流行がくすぶり続け、再開の目途が立てられなくなること。子供たちに流行の責任をかぶせるばかりでなく、大人たちも流行阻止に向けて努力すべきかと思います。とくに不特定多数が集まるイベントは減らしましょうね。また、テレワーク、時差出勤といった働き方の工夫も必要です。

さて・・・、ともあれ学校がお休みになります。

いつもの春休みのように、子供たちは過ごすのだろうと思います。つまり、友達の家で遊んだり、図書館に行ったり、学童クラブで過ごしたり、なかには祖父母の家に泊まりに行くこともあるでしょう。
でも、せっかくの休校ですし、新型コロナウイルスに感染しないように過ごす工夫が求められます。というわけで(一斉休校を受け入れる気持ちになったところで)、休校中の感染対策について考えてみます。

まず、友達の家へ遊びに行くのは大丈夫でしょうか・・・?

少人数での集まりならOKです。ただし、集まる人数が多いと、それに比例して感染リスクが高まります。できるだけ少人数で集まることをお勧めします。ただし、お子さんに熱や咳などの症状があるのなら、どんなに軽症であっても遊びに行かせず、自宅で療養させてください。これは最低限のマナーですよ。

では、公園で遊ぶのは大丈夫でしょうか・・・?

公園で遊んでる子供たちの密度によるかと思います。あまりに大勢が集まってるのなら、遊具を介した接触感染のリスクが高まるかもしれません。でも、公園で遊ぶのを禁じてしまっては、子供たちは春休みを乗り切れないんじゃないでしょうか? まあ、陽(紫外線)が当たればウイルスも死滅するでしょうし・・・(やや神頼み)。そうそう、ショッピングモールなどに併設されている屋内型の遊技場については、(紫外線もないですし)よほど丁寧な消毒が求められるはずです。流行期に入ってからは避けるのが賢明ですね。

次に、図書館に行くのはどうでしょうか・・・?

おそらく大丈夫。でも、図書館側に配慮してほしいことがあります。まず、入り口でアルコールによる手指衛生を呼びかけてください。そして、「熱や咳などの症状がある方は入館を控えてください。咳などの症状が続いている方をお見かけしたときには、声をかけさせていただくことがあります」と掲示しましょう。図書館では、通常、人と人との距離は保たれますが、本や雑誌、机などの共用物が多いのが特徴です。接触感染を予防する取り組みをお願いします。

学童クラブに子供たちが集まるのはどうでしょう・・・?

仕方ないです。社会機能を維持することも必要です。実際、学校が休校していて、学童クラブも認められないとなれば、少なからぬ病院の看護師さんたちが働けなくなってしまいます。ただし、学童クラブでは、朝の検温と症状確認をスタッフも含めてお願いします。そして、症状のある子供は(もちろんスタッフも)休ませることが必要です。あと、アルコールによる手指衛生を適宜行ってくださいね。

最後に、祖父母の家に遊びに行ってもいいですか・・・?

難しい質問です。親族の交流というのは、社会活動の基本中の基本ですよね。でも、新型コロナウイルスに高齢者が感染してしまうと、重症化するリスクが高いのです。中国における分析では、80歳以上で確認した感染者のうち14.8%が死亡したとの報告もあるぐらいです(Zhonghua Liu Xing Bing Xue Za Zhi. 2020 Feb 17;41(2):145-151. )。

あえて言い切りますが、新型コロナウイルスから守るべきは高齢者であって、元気な子供たちではありません。感染を広げない目的の一斉休校ですが、そのことで高齢者を危険にさらすとしたら本末転倒です。

ですから、今後、地域での流行が始まったときには、祖父母の家には遊びに行かせないこと。長期に孫を預けるつもりなら、流行がはじまる前に疎開させてください。良くないのは、田舎にいる祖父母と都会にいる孫が春休みだからと相互に行き来すること。この流行が収まるまでは、ネット経由によるビデオでの対話を活用するなど、高齢者の隔離性を保つことに力を入れてください。

以上、一斉休校における子供たちの過ごし方について、感染管理の観点から考えてみました。

地域における感染対策では、継続して実施可能な技術であって、対策疲れに陥らない期間を見極めることが重要です。有効性がはっきりしない対策に没頭しないこと。負担が著しく大きな対策に取り組もうとしないこと。その分、意義ある対策にエネルギーを注ぎましょう。そして、それでも感染が広がってしまったとき、誰かのせいにしないことが大切です。

2020年02月29日

感染症医・高山義浩医師の記事をぜひ読んで!【新型コロナウイルス感染対策】

医療系研究者の友人から「役立つ解説」と教えていただきました。沖縄県で感染症医などをされている高山義浩医師が、Facebookで新型コロナウイルス感染対策等を配信していて、2月26日の記事が解りやすく役に立つと。

その記事で高山義浩医師は、新型コロナウイルス感染事例が増えたことによる情報蓄積を基に、対処法等に具体的に書いていました。(2月26日段階の情報を基に書かれたもので、これから状況が変わればアップデートするとのこと。今のところの最新記事です。)

とても解りやすい解説です。
長い文章ですが、できれば本文を全部読んでいただきたい。
以下は抜粋。全文はこちらのリンクから → https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2716494608404029&set=a.167956633257852&type=3&theater
 
__。__。__。《以下、引用》__。__。__。
 
■ これまでの積極的疫学調査(感染者の接触者を追跡する調査)の結果をみると、このウイルスの感染力は必ずしも強くはありません。少なくとも、インフルエンザほどは強くない。
 
たとえば、電車やレストランなどで空間を共にしたぐらいでは感染していません(市中で空気感染はしない
!)。咳やくしゃみによって生じる飛沫を吸い込むことでも感染しますが、それすらも限定的な印象があります(飛沫感染はするが限定的か?)。ただし、密閉された空間に有症者と長時間いると感染するリスクが高まってくるでしょう。
 
むしろ、もっとも効率的に感染を引き起こしているのは、ドアノブや手すり、トイレなどに付着していたウイルスに触れて、その手を目鼻口の粘膜に付着させることで感染しているのではないかと考えられます(おそらく接触感染が主体)。
 
■ こう考えてみれば、どのようなイベントに感染拡大リスクがあるのか分かってきますね。不特定多数がモノを共用するようなイベントは、とくに注意が必要です。たとえば、ビュッフェ形式の立食パーティはハイリスクです。いろいろな人が同じトングを触ります。ホテルで定番となっている朝食ビュッフェも、可能であればスタッフによる配膳にしていただいた方が良いかと思います。
 
卒業式はどうでしょうか? そんなに皆さんが触りあうわけではありませんね。不特定多数でもありませんし、有症者を休ませることも難しくないはず。ですから、開催自体は問題はないと思います。ただし、時間短縮は検討した方がいいかもしれませんね。念のため換気を行ってください。下級生との握手やハグは避けましょう。肘と肘をタッチする挨拶を普及させましょうね。あと、トイレなど共用部分にはアルコールを設置すること。
 
■いまの段階では、むやみやたらにイベントを中止していく必要はありません。ウイルスの特性を踏まえつつ、リスクの高いイベントについて中止を検討したり、不特定多数が(直接・間接に)接触する機会を減らすよう工夫してください。どうしても共用を余儀なくされる場所(とくにトイレ)には、アルコールを設置して前後の使用を呼び掛けてください。そして、密閉空間で長時間に開催されるものでは、しっかり換気してください。

2020年02月17日

情報収集中【食育講座「農薬と農業」@千歳市】

このまえの土曜日(2月15日)、江別市から向かったのは千歳市。千歳市グリーン・ツーリズム連絡協議会が主催する食育講座「農薬との農業」に参加してきました。2月26(水)に開催する「第2回農薬を知るつどい」の情報収集が目的です。会場の千歳市民文化センターには定員(50人)いっぱいの参加者で、関心の高さを感じました。
 
今回の講座は、1時間の講演と質疑応答。
 
講演「農薬に関する正しい知識を学ぶ」
講師 石本ゆに氏/(公社)緑の安全推進協会・農薬工業会

 
講演内容は、農薬の安全性がいかに確保されているかを中心に、使用場面での注意点などもあって、とても解りやすかったです。配布されたパンフレットも理解を深めるのにちょうどいい資料でした。
 
※ この資料は農薬工業会が制作し無料配布しているので、取り寄せて「第2回農薬を知るつどい」に配布しようと思います。
 
今回、講演だけでなく質疑応答もとても参考になりました。「なるほど、そういう視点で疑問を持っているのね!」と。やっぱり出かけて生の声を聴くのは大事ですね。いただいた情報とアイデアを本番に活かしたいと思います。
__。__。__。__。__。
 
「第2回農薬を知るつどい」は参加者を募集しています。
2月26日(水)13:30〜 会場:月形町多目的研修センター

詳しくは → こちら

コメント欄への書き込みでも申込みできます。
ヨロシクお願いします。
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千歳まで行ったら、やっぱり「駒そば亭」。
今回の講座の主催者の1人でもある中村由美子さんと、駒そば亭のお雛さまの前でツーショット。Wゆみこ♪

大流行を防ぎましょう【医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第1版)】

以下を読めば「新型コロナウイルス感染症」を知ることができます。ぜひご一読を!
※Facebookで滋賀県湖南市の谷畑市長からシェアした情報です。

パニックになる必要はありませんが、楽観できる状況でもありません。
正しい知識を持って適切な対応をし、大流行を防ぎましょう。
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『医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第1版)』(一般社団法人 日本環境感染学会)2020 年 2 月 13 日(抜粋)

[ウイルスの特徴 ]
 ヒトに感染するコロナウイルスは従来、風邪のウイルス4種類と重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の合わせて6種類が知られていました。新型コロナウイルス(COVID-19)はこれらとは異なるウイルスであり、主に呼吸器感染を起こし、病原性は MERS や SARS より低いレベルと考えられています。中国湖北省において致死率は2%超という数字が示されていますが、中国湖北省以外および国外では実際にはそれよりも低い数値となっています。
 新型コロナウイルスは、飛沫および接触でヒト−ヒト感染を起こすと考えられていますが、空気感染は否定的です。感染力は一人の感染者から2〜3人程度に感染させると言われています。

[臨床的特徴(病態、症状) ]
 新型コロナウイルスは呼吸器系の感染が主体です。ウイルスの主な感染部位によって上気道炎、気管支炎、および肺炎を発症すると考えられます。本ウイルスに感染した方全員が発症するわけではなく、無症状で経過してウイルスが排除される例も存在すると考えられます。
 感染者の症状としては、発熱、咳、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などが比較的多くみられ、頭痛、喀痰、血痰、下痢などを伴う例も認められます。一般的に呼吸困難を認める場合は肺炎を発症しているものと推測されますが、上気道炎の症状が主体であっても肺炎の存在が確認される例や、1週間以上の上気道炎症状が続いた後に肺炎が出現する例もあります。
 少数ながらみられる重症例は肺炎を発症していると考えられますが、さらに死亡例ではARDS や敗血症、敗血症性ショックなどの合併が考えられます。
 なお、新型コロナウイルス感染症の重症化のリスク因子ならびに、どの程度、細菌感染症が合併しやすいかについては、明確なデータは認められません。

[治療・予防(ワクチン) ]
 新型コロナウイルス感染症に対して、現在、有効性が証明された治療法はありません。ただし、抗 HIV 薬などの投与が有効であったという報告があり、特にロピナビル/リトナビル
については今後さらに治療効果が検証されれば治療薬としての可能性が期待できるものと思われます。
 現時点における治療の基本は対症療法です。肺炎を認める症例などでは、必要に応じて輸液や酸素投与、昇圧剤等の全身管理を行います。細菌性肺炎の合併が考えられる場合は、細菌学的検査の実施とともに抗菌薬の投与が必要と思われます。肺炎例や重症例に対して、副腎皮質ステロイドの投与については、現時点では有効性を示すデータは無く、推奨されません。
 新型コロナウイルスのワクチンは存在しません。

[感染対策]
1)標準予防策の徹底

 新型コロナウイルス感染症に対して、感染対策上重要なのは、まず呼吸器衛生/咳エチケットを含む標準予防策の徹底です。ウイルスを検出する検査を行わなければ感染例と非感染例を明確に区別することはできませんので、全ての患者の診療において、状況に応じて必要な個人防護具(PPE; Personal Protective Equipment)を選択して適切に着用してください。
 コロナウイルスはエンべロープを有するため、擦式アルコール手指消毒薬は新型コロナウイルスの消毒にも有効です。手指衛生は適切なタイミングで実施してください。

2)感染経路別予防策
 新型コロナウイルスの感染確定例および疑い例に対しては、飛沫感染予防策と接触感染予防策の適応となります。気道吸引、気管挿管などエアロゾルが発生しやすい状況においては、医療スタッフはゴーグル、ガウン、手袋に加えて N95 マスクの装着が推奨されます。
 なお、N95 マスクの使用に際しては、事前にどのサイズの N95 レスピレータが自分の顔に合うかを調べるフィットテスト、および着用の際に正しく着用できていることを毎回確認
するシールチェックを行うことが重要です。
 一般的にタイベックⓇスーツの着用は必須ではありません。

6)環境消毒
 新型コロナウイルスはアルコールに感受性を有します。高頻度接触部位、聴診器や体温計、血圧計等の器材などは、アルコールや抗ウイルス作用のある消毒剤含有のクロスでの清拭消毒を行います。病室内の環境清掃を行うスタッフは手袋、サージカルマスク、ガウン、フェイスシールドまたはゴーグルを着用します。

7)換気
 現在のところ、新型コロナウイルス感染症患者について、陰圧空調管理された個室に入室させることは必須ではありません。外来ならびにCT検査室、入院病棟などについては、部屋の換気条件(例. 6回転/時間など)を考慮して、再使用にあたり適切な換気を行うことを検討します。

8)職員の健康管理
 新型コロナウイルス感染症は、院内感染事例や医療従事者の職業感染は少ないものの、伝播性を有することから、医療従事者の健康管理は重要です。診療した医療従事者ならびにその際の個人防護具の着用状況、その後の健康状況を把握します。

[国内における患者の診療体制]
1)帰国者・接触者外来

 新型コロナウイルス感染症の疑い例を、診療体制等の整った医療機関に確実につなぐため、2月上旬を目途に、二次医療圏ごとに1箇所以上、帰国者・接触者外来が設置されることになりました。帰国者・接触者外来は新型コロナウイルス感染症の疑い例の診察を目的としたものであり、疑い例と他の患者と動線を分け、必要な検査体制を確保し、医療従事者の十分な感染対策を行うことが必要とされています。

2)感染者の受診調整
 帰国者・接触者相談センターが2月上旬を目途に各保健所に設置され、帰国者・接触者外来へと受診調整を行うことになりました。そのため、新型コロナウイルス感染症の可能性のある患者は、受診前に帰国者・接触者相談センターに連絡し、受診する時刻及び入口等について問い合わせる必要があります。もし疑い例に該当しない場合は、必要に応じて一般の医療機関を受診するよう指導されます。

3)一般の医療機関における診療
 一般の医療機関においては、患者が本来帰国者・接触者外来を受診すべき疑い例であることが受付等で判明した場合は、帰国者・接触者相談センターへ連絡の上で、帰国者・接触者外来の受診を案内することになっています。そのため、帰国者・接触者外来を有しない一般の医療機関では、疑い例は診療の対象外となります。

2020年02月15日

凝集した4次元空間【北海道自治立志塾2月例会】

昨日(2月14日)は自治立志塾の2月例会。いつもの北大教室から江別市大麻東商店街にあるゲストハウス「ゲニウス・ロキが旅をした」に場所を移して開催。山﨑幹根塾長、中島興世顧問、塾生(現職や元職を含む、町議・市議・道議:常連8人+初3人)、インターンシップ学生5人という大所帯で、5時間でも足りない濃厚で刺激的な時間を過ごしました。
 
例会は3部構成
1)堀直人氏「地域の課題を価値に変える」
2)山崎塾長「スマート自治体の意義と課題(AI/RPA)
3)各参加者提起によるディスカッション
 
発想、視点、捉え方、解決手法、具体策、経緯、最新情報、未来構想・・・
 
2つの講話でウォーミングアップしたあとのディスカッションでは、様々な事情を持つ道内自治体の課題を、独自の経験とスキルと個性を持った議員が自由な切り口で捉えて議論を積み上げていくので、それはそれは活気に満ちた刺激的な空間になりました。
 
各議会では第1回定例会がまもなく始まります。私もこの学びを活かしていく予定。
 
《おまけ》
今回の会場「ゲニウス・ロキが旅をした」(←通称ロキ)は、元江別市議の堀直人さんが共同経営するゲストハウス。変わった名前が印象的!なだけでなく、ここがゲストハウスの可能性を追求する社会実験の場になっています。地域課題を解決する手段としてのゲストハウスを完成させるために、現在クラウドファンディング中。その興味深いコンセプトがぎっちり書き込まれたページは → こちら。https://motion-gallery.net/projects/loci_complex 
ぜひご一読いただき、興味がわいたらご協力を! 

昨夜はロキに宿泊した私。今日は江別から千歳に向かいます。行ってきま〜す。

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