2019年11月02日

久しぶりに参加しました。【令和元年度 月形町表彰式】

11月1日(昨日)月形温泉ホテルにて「令和元年度 月形町表彰式」が執り行われました。今回の受賞者は5名の方です(受賞者の詳細は末尾に掲載)。会場には受賞者のみなさんの他、歴代の町政功労者、町議会議員、町執行部など30人ほどが集まり受賞者の功績を讃えました。
 
月形町は来年で開町140年を迎えます。今回町政功労者となった中嶋雅義さんが「第149号」とのことですので、「町政功労者」の重みを改めて感じました。それで過去を振り返ってみると・・・
 
月形町における表彰の歴史は古く、町政功労者第1号と第2号の表彰は「大正8年11月7日」。その後は開基40周年記念(大正9年)、開基60周年記念(平成15年)、地方自治法施行記念(昭和22年)という節目の年に行われ、昭和44年からは毎年になりました。
 
月形町の町政功労者は今回受賞者を含め149名(故人103名)で、全て男性。お名前を拝見するに、みなさん町内で名の通った方ばかり。表彰内容(公職の種類)からもその方の足跡が解り活動の様子が思い起こされました。みなさんの日々の努力と活動によって月形町が築かれたのですね。ありがとうございます。
 
いつか町政功労者に女性の名前が刻まれることを願っています。
といっても、表彰の規定を見れば「町政功労者賞」以前の「貢献賞」での表彰基準(多くは行政組織の役員を20年以上)においても、女性がその職に就いているはずもなく・・・。公職や役員に就かなくとも町民生活の発展に寄与した人は数多くいるので、基準や適用幅の見直しが進み、女性が表彰される日が来ることを願っています。
 
ちなみに、参列者のうち女性は私1人。議員復帰後初、久しぶりの参加だったので、男性ばかりのこの雰囲気にちょっと戸惑ってしまいました(苦笑) 
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令和元年度 月形町表彰式 受賞者
 
【町政功労者賞】
■自治貢献者:中嶋雅義氏:月形消防団員(団員30年以上+団長)
 
【貢献賞】
■自治貢献者:阿部 亨氏:月形消防団員(団員25年以上+副分団長)
■自治貢献者:楠 順一氏:月形町議会議員(12年以上+議会運営委員長)
■産業貢献者:香西博之氏:月形商工会役員(20年以上+副会長)
 
【善行賞】
■寄付者  :株式会社鳥潟組代表取締役 鳥潟真二氏:多額の寄付

2019年10月31日

農業施設の現地視察【まちづくり常任委員会】

10月28日(月)午前、まちづくり常任委員会がありました。今回は農業施設の現地視察。
 
月形町では来年度、新たな農業施設(新こめ工房、集出荷施設)を建設する方向で話が進んでいます。既存施設が手狭であったり、改良が必要だったりが理由です。
 
この建設計画はJAからの強い要望で、今年6月に議会に持ち込まれました。振興計画等にも掲載さていない突然の建設計画なので、議会も戸惑っています。9月の全員協議会で詳細が説明され、多くの議員から質疑や懸念が示されました。
 
その延長線で既存施設の状況確認が必要となり、施設が稼働しているこの時期に現地視察が行われました。
 
■ミニトマト集出荷場
・取扱い品種(キャロル10、アイコ、イエローアイコ)
・農家は生産収穫のみ。集出荷場で選別・箱詰め・予冷・出荷。
・生産量が増えている。引き合いも強い。トレーサビリティーも確立したい。→各種機器の増設&機能強化
・現在は重量選別機5台(長細い形のアイコに対応するため。選別に時間がかかる)
 新たに導入したいのは形状選別機(球形キャロル10に対応。8倍のスピードで選別)
 
■こめ工房(米の集荷乾燥施設)
・生産量が増え、当初の計画数量より多量の米を処理している。
・作業効率が悪く、このままでは品質低下もありうる。
・乾燥機、もみすり機等の機能増強が必要。
・建屋に問題はない。改修不要。

2019年10月16日

活発なグループ協議展開中【第3回月形町地域拠点施設整備等審議会・傍聴】

昨日(2019年10月15日)午後4時から開催された「第3回月形町地域拠点施設整備等審議会」を傍聴してきました。傍聴者は4人で、私の他は町外の人(うち2人は建設業界新聞記者)
 
今回協議されたのは以下の内容
■1 視察研修報告(9月18日、26日、27日) 
・民説民営による公共複合施設の運営(恵庭市複合施設「えにあす」)
・校舎の再利用(南幌町生涯学習センター「ぽろろ」)
・バスターミナル機能を備えた交流拠点施設の運営
 (浜頓別町交流館・道の駅「北オホーツクはまとんべつ)
 (名寄市 駅前プラザ「よろーな」)
 
■2 審議事項について
・この審議会に諮問されている事項がどれも重要で大規模なので、同時に進められない。まずは地域拠点化施設(バスターミナル複合施設)を優先的に検討し、その後に皆楽公園再整備を協議することにした。
・当初は年内に結論を出すことになっていたが、委員からの要望もあって協議の場を複数回設けることにした。数回のグループ協議を追加し最終結論は来年2月に。
 
■3 地域拠点施設の整備方針について(グループ協議)
(1)施設整備のコンセプト
(2)拠点施設の建設地
(3)拠点施設の機能
※委員固定の3グループで上記3点を1時間程度協議。終了後に途中経過報告。2〜3回の協議を経て結論を出す。12月には全体協議。
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今回のメインはグループ協議。視察研修で先行事例を見て来たばかりだったり、委員に若手や女性や初審議委員が多いこともあって、活発に話し合いが行われていました。町が主催するこの手の協議会等とは全く違った雰囲気。とても良い感じです。
 
傍聴席だったので、遠くから聞こえてくる会話に耳をそばだてる状況。途切れ途切れを盗み聴きする感じでしたが、どのグループも同じような方向性の話をしていました。会話を引っ張る中心人物の認識が同じだからかも。それでも1人1人の小さな意見を大事にしていて好感が持てました。
 
これからのまちづくりを語り合うとき、やっぱり若者と女性は外せないですよね。そういう人を加えると必然的にフレッシュなメンバーになり、新しい視点や発想もでてくる。その見本みたいな審議会だと感じました。
 
※ ここでもう一言加えると嫌がられますけれど、あえて。
 
審議会を立ち上げるときに町側がこのスタイルや進め方をイメージしていたとしたら・・・議会への説明や予算などでもっと工夫が必要だと思った。これまで通りの予算取りや資料で「これまでと違ったやり方で進める」と説明されても「なら、どう進めるの?」となるだけ。そこで終わってしまうから理解が深まらないし広まらない。溝ができるだけ。
議員が理解できないと思ってる(?)のかもしれないけれど、やりたいことがあるならそこは頑張って伝えて欲しい。プレゼン力を磨いて欲しい。その熱量で事態は変わっていくから。
 
それから、
この審議会の性質なのか協議段階の問題なのか解らないけれど、財政的な話しが全然出ていないのがちょっと心配。夢がどんどん広がるのは本当に素敵なんだけれど、懐事情を知っている私は心配になっちゃった。全部は叶えられない。現実を知ってもらう必要もあるなあと。
 
最後に、
今回の協議で皆楽公園再整備計画は後回しになった。試問されたテーマが多過ぎ大き過ぎだから優先順位をつけるのは当然だと思う。と同時に、コテージガーデンの抜けた「つち工房」、経営の厳しい振興公社、老朽化する公園設備・・・ 時間の経過とともに厳しさが雪だるま式に膨らむ方を後回しにせざるを得ないのって、どうなの? そもそも同じ審議会で協議するのに無理があったんじゃ・・・ 皆楽公園再整備計画はどちらかと言えば後処理的。夢を語るより現実を直視する難しい課題。そここそ迅速に果敢に立ち向かう必要があると私は思ってる。

2019年10月15日

時は流れる【コテージガーデン閉店・つち工房のこれから】

月形町内でガーデニング苗等を販売している「コテージガーデン」。昨日で閉店しました。冬期休業ではなく本当の閉店。月形に都会の風を送り込んでくれたオシャレな場所がなくなって寂しくなります。
 
最終営業日の昨日、午後からお店に伺って社長の梅木あゆみさんに会ってきました。お疲れさまの意味もこめてスカビオサをプレゼント。
 
梅木さんは全国的に有名なガーデナーであり、お弟子さんも多数。そして事業家、月形の顔。人が引いた頃を見計らって行ったつもりでしたが、次々と馴染みのお客さんが訪れて名残惜しんでいました。これで月形を訪れる理由が1つ減ってしまったのですね。
 
梅木さん、お疲れさまでした。これからはフリーの「庭のデザイナー」として活動したり、働き方改革として自由な時間も作っていくとのこと。自営業だからこその自由な時間を楽しんでくださいね。また何がご一緒できたらと思ってます。
 
※ 私が布小物ブランド「Weed Seeds」の商品を本格的に販売したのが、コテージガーデンのトマトイベント。昨年9月、私の初参加が最後のトマトイベントだったのも思い出深いです。トマトの生地を探したな〜。懐かしい。梅木さんのお声かけのおかげでした。ありがとうございました。
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コテージガーデンが営業していたこの場所は、皆楽公園内の「つち工房」。町施設の指定管理者(指定管理料0円)として長らく施設の維持管理と活用をしてくれました。閉店したものの今年度末までは指定管理者として維持管理してくれるとのことです。
 
(町の問題ですが)この施設、来年度からはどうするのか?
今、皆楽公園再整備を進めるべく月形町地域拠点施設整備等審議会で話し合われています。コテージガーデンの閉店はその議論に少なからず影響を与えると思うのですが・・・(どうでしょう?)
 
本日(10月15日火)午後4時〜役場大会議室で、第3回月形町地域拠点施設整備等審議会が開催されます。バスターミナル複合施設もあわせて検討している会議ですので、大いに気になる!! 傍聴してきま〜す。

2019年10月09日

行動することの重要性【北海道自治体学会ジェンダー研究会】

先週の日曜日(9月29日)午後、北海道自治体学会ジェンダー研究会を札幌市内で開催しました。今回は「行動する女が未来を拓くー行動する女たちの会 20年の記録ー」DVD鑑賞会。
 
「行動する女たちの会」とは、国際婦人年をきっかけに1975年に発足し96年に解散した、ウーマンリブ/フェミニズム運動に共感し、性差別社会を変えようと具体的な行動を起こした女たちの集まりです。インスタントラーメンCMの「私作る人、僕食べる人」や、NHK女性アナウンサーが天気予報アシスタントばかり担当していることなどの性別役割分業に抗議し、家庭科の男女共修などを実現しました。
 
DVDは、『行動する女たちの会 資料集成』全8巻(2015年、六花出版)の出版記念会で、当時の活動等を振り返ったメンバーの映像記録や、参加できなかったメンバーのインタビュー、既に亡くなられたメンバーのフィルムなどを編集した1時間ほどの資料映像です。
研究会ではDVDを鑑賞した後、参加者それぞれが感想や現状課題や解決手法等を自由に話しあったほか、持ち寄った貴重な資料等も見せていただきました。

 
私は現状の男女不平等を肌身に感じ、現状を変えたいとの想いから北海道自治体学会にジェンダー研究会を立ち上げました。私自身は身の回りの現象を捉えて改善することしか思いつきませんでしたが、研究会で参加者のみなさんと話し合ったり、活動の歴史を知ることで、深い洞察力と新たな視点そして行動する勇気が育っているのを感じます。刺激し合うって大事ですね。
 
次回のジェンダー研究会は、12月7日(土)13:30〜 です。
「ジェンダーについて 大学生が真剣に考えてみた(佐藤文香著/明石書店)」を参考図書にして実施します。事前の課題がありますので、参加希望者は宮下(コメント欄やメールなど)でご連絡ください。

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