2010年08月31日

全員協議会(2010.8.30)

臨時会に合わせて開かれた全員協議会で、以下の内容の協議が行われました。

【町側からの協議・報告事項】

① 石狩川流域構成市町による、し尿等共同処理計画の概要について

[現状] 月形町の生し尿と単独浄化槽の汚泥は美唄市に委託し処理を行っている(合併浄化槽の汚泥は市南処理場でコンポスト化)。しかし美唄市の施設は老朽化しているため、石狩川流域で検討されている「し尿等共同処理計画」に参画し、施設の廃止が検討されている。
なお月形町の生し尿と単独浄化槽の汚泥量は年々減少傾向である。また、農業集落排水施設=下水処理場(市南処理場、北農場処理場)も処理量は減少しているので施設に余裕が出てきているが、役場内で検討した結果では難しいとのこと。(→ データを示すよう要望)

[課題] 美唄市の施設が廃止された場合、近隣市町村等に処理を委託しようにも受入先はなく、また単独で施設を持つには多額の費用を要する。今後も安定的に処理できる環境を整えることが課題。

[今後] 現在「石狩川流域下水道構成市町(滝川市、砂川市、芦別市、赤平市、歌志内市、美唄市、奈井江町、新十津川町、上砂川町、浦臼町=6市4町)」で「し尿処理共同処理計画」が検討されている。ここに月形町も参画したい。(新十津川町も参画の意思があり、最終的に6市6町になると思われる。
今後様々なデータや情報の開示を受け、平成23年3月頃までに参画するかどうかを決定する。

[その他]
・ し尿処理の全体像の提示
・ 月形町のし尿量と処理量の推移、農集施設の余剰幅のデータの開示
・ 一般的に、月形町の広域行政の中心地は岩見沢市であるが、中空知を中心とした協議会へ参加することの問題点やリスクはないか。


② 月形町過疎地域自立促進市町村計画について

過疎法は平成21年3月31日で一旦終了したが、平成28年3月末まで6年間延長され、これに合わせ今後6年間の市町村計画が必要になった。
計画案は既に行政区町会にはかり「住民の意見を聞く」段階を終え、9月定例会で議会の議決を得ることで完了する。(計画案の事前提示)


③ 月形保養センター宿泊施設(月形温泉ホテル)の管理改修等について

■「はな工房」と「月形温泉ホテル」宿泊部門等の業務一元化運営化全計画に基づき、施設の管理変更と改修を行う。
・ (株)月形温泉ホテルは今年9月末で宿泊部門から撤退。条例改正を行い、月形町指定管理施設として位置づけ、(株)月形町振興公社の指定管理とする。
・ 施設全体を「月形温泉」とし、本館を「温泉ホテル」別館を「はな工房」。
・ 温泉ホテル側の玄関周辺を改修。リニューアルオープンは12月1日


④ 野球場「ニオイヒバ」の移植工事について

・ 野球場周辺のニオイヒバが防球ネット整備工事に支障を来すため、町道北農場東線(野球場から国道へ向かう町道)沿線の街路樹として移植したい。
・ 9月定例会に補正予算として提案予定


⑤ 8月23日〜24日の大雨による被害状況(報告

 8月23日午後2時からの降雨は、翌24日午前8時までに総雨量93mm(1時間当たりの最大値は24日午前2時〜3時の23mm)で、各種被害が発生した。その状況と復旧にかかる費用について(9月定例会で補正処置)。

■道路・河川関係
・ 林道や用水路等を中心に9カ所。
・ 復旧費用約1640万円。(9月補正約1240万円、12月補正約400万円)
■農業関係
・ 農地や作物などの冠水や浸水被害は知来乙や北郷で多く、北農場や南耕地、昭栄でも発生している。
・ 現状では農作物被害は発生していないが、注意深く観察。


⑥ 公営住宅(仮称)市街地団地名称について
・ 福祉センター跡地に建設中の公営住宅の名称を役場内で選考決定した。
・ 「すみれ団地」または「あじさい団地」


【議会内協議事項】
① 農業委員会からの申入書について

[経緯] 今年3月定例会で金子議員が農業委員会へ一般質問を行ったが、その内容は農業委員会の議決に関する個別案件を含んでいたため、直前で議長預かりのもと答弁調整が行われた。
この件に関して議会と農業委員会間で認識の違いがあったため、6月1日に農業委員会側から「議会運営に関する申入書」が提出された。
議会運営員会で内容を精査したものの議長預かりとなり、委員長との協議を行ったものの合意に至らず、今日まで来ていた。

[協議] 議会と農業委員会との権限、議会から選出された農業委員の立場と役割、行政委員への質疑内容・方法のルール化などが検討されたが、まずは議長と委員長とで調整を行うことで一致した。
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この日の全員協議会は様々な分野の話題でしたが、いずれにも共通するのは「正確な情報を元にした思考と判断が重要」ということです。

私はどんなことも現状分析から始まると考えています。事実を正確につかまなければ正当な判断はできません。しかし役場の仕事の多くは答が先にあり、それに到達するように道筋が組まれているように感じます。
(旧来の役場手法と、現状分析から結果を導き出す方法とで)最終的に同じ結果になったとしても、旧来の手法ではプロセス(過程)を公開できず説得力に欠けます。現状分析は手間のかかる部分もありますが、そこから見えるものは示唆に富み、発展性も説得力もあると私は思っています。

信用を得るために何をするべきなのか、今一度考え行動することが必要なのではないでしょうか。

2010年08月30日

平成22年第3回臨時会

本日臨時会が開かれ、教育委員会委員の同意案が審議・承認されました。

■ 同意案 教育委員会委員の任命について
・新教育委員 松山 徹氏 (現月形中学校長)
・任期:平成22年9月16日〜11月8日(前任者の残任期間)

これは切手事件に絡んで6月に辞任した教育長の空席を埋めるためのものです。松山氏は月形町出身で、北海道教育大岩見沢校出身。教員経験のあと教育局に入り、今年4月から月形中学校長になりました。
この時期に急遽任命することになったのは、月形高校存続のための活動が手遅れにならないようにという配慮によるものです。

なお質疑において、以下の情報が示されました。
Q 新しい教育委員を迎え入れにあたり、教育委員会の体制はどうのようになっているのか?
A(町長) 切手事件に関わった職員の人事異動は既に終わっている。(9月定例会中に)決算もあるので全員を異動するのは難しく、1人だけ残っている。
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今回の承認は切手事件を受けてのもので、学期(月形中は前・後期制)途中に校長先生が退職しなければならず、役場機構だけでなく教育現場にも影響を与えるものになりました。今回の事件の大きさを改めて感じています。

また今回の質疑で、教育委員会の人事異動が既に終わっていることが伝えられました。通常役場職員の異動があった場合、管理職は新聞報道がなされますし、それ以外も直近の「町報」や「お知らせ号」によって異動内容が示されます。しかし今回はそれらが全くなく、既に終わっているとのこと。

これほどまでに町民の関心が高く大きな事件であったのに、その対応策の大きな部分を占める人事異動をなぜ公表しなかったのか、疑問が残ります。今回の事件が町民に与えた不信感の多くは「情報の隠蔽」によるものだということを理事者は認識していないのでしょうか? 非常に残念です。

この件に関しては、9月定例会の一般質問で取り上げたいと考えています。
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※ 上部の写真は役場前のキタコブシです。
1ヶ月ほど前は爬虫類様の実が付いていたのですが、それがこんな形に変身したの???
大きさもちょっと疑問。
前回は約10cmで、今回は4cm程。これはキタコブシの実ではなく、冬芽になる芽なの???

要観察です。

2010年07月26日

総務民教常任委員会(2010.7.22)

7月22日午後、委員会室にて総務民教常任委員会が開かれました。

今回の調査内容は前回にひきつづき「特色ある教育について」です。前回は個別の事例が中心でしたが、「月形町の特色ある教育の本質をぜひ各学校長に聞いて欲しい」という教育委員会側からの要望を受け、町内3人の小中学校長にお越しいただき説明を受けました。

会議の冒頭、教育次長から「今回の不祥事(切手事件)に関するお詫び」がありました。現在教育長は空席のまま、業務は次長が代行者として行っています。

※ 右の写真は役場前のキタコブシの実。はよく見ていたのですが、今時期は緑色の葉に覆われ、こんな実が着いているとは思いませんでした。爬虫類的な造形に驚くと共に、発見した喜びがありました。
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【特色ある教育について】

月形小学校・近田校長、札比内小学校・末吉校長、月形中学校・松山校長 より
 学校現場の実態(新指導要領導入に向けての変化、現状)の他、
 各学校の教育活動(学校経営の基本、本年度の重点目標、活動の様子など)の説明を受ける

■学校現場の実態
・学校教育は各教科毎の指導要領で規定され、また毎年学校経営計画などを作成し、
 これに沿って日々の教育活動が進められている。
・学校経営方針で校長の考えを示し、それを基に各教員が授業等の教育活動に取り入れる仕組み
・平成23年から小学校、平成24年から中学校で新指導要領が導入され、現在は移行期
 このため授業時間数も増えている。
・特色ある教育と言っても別メニューをどんどん取り入れられるわけではない。

■各学校の教育活動
[月形小学校] ・今年の重点「わかり合い、伝え合い、認め合う力」
        ・月形の自然・環境を活かした活動(米づくり、さけの放流、桜の実生、他)
        ・地域人材を活かした活動
         (メロンの栽培、全学年での英語教育、読み聞かせ、陶芸教室、他)
        ・児童の交流、縦割り班の活動(児童会活動、清掃活動、他)
        ・その他特色ある活動(ブラスアンサンブル、感謝の集い、標語コンクール、他)

[札比内小学校]・「伝えあう力」を深めたい
        ・「ありがとう」の心を大切に(学校でも家庭でも)
        ・子ども達の「あいさつ」が素晴らしい
        ・地域230戸、全てがPTAの会員(準会員または正会員)
        ・1年8ヶ月後に月形小へ統合する。
         統合時の姿を描きながら、教員間の共通理解と共通行動で教育にあたる

[月形中学校] ・基礎学力の定着および言語活動に力を入れている
        ・子ども達の自己実現のためのサポート
        ・少人数の学校であることを活かし、全職員が全生徒を見る → 生徒を語る会
        ・命や健康の大切さを伝える

[全体として] ・開町130周年行事を通した小中3校の交流(町歌の練習)
        ・特別支援学級の交流(月形小と月形中)
        ・統合に向けた交流(月形小と札比内小)
        ・町内全体の子ども達の交流(スポーツ少年団、文化活動、ブラスバンド等)

■質疑応答を通してのまとめ
・月形の子ども達の評価として、「明るい」「素直」「消極的」「探求心が弱い」など
 どの校長も児童・生徒に対する認識はほぼ同じ。
・実施内容においても、標語や読書、スピーチなど共通のものを取り入れている。
・目指すところも「子どもの自己実現」や「心の充実」でほぼ共通している。
・特色的な教育についても「基礎基本をおさえ、生きる力をはぐくむ」ことで共通している
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・小中3校が連携し「学びの連続性」を図っている。
 また月形小学校の一部で幼児との交流も行われ、言語活動の面でも成果が出ている
    → 町内全体の子ども(幼児・児童・生徒)を対象にした「学びの連続性へ」
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今回は3校の校長先生にお越しいただき、直接お話を伺える良い機会でした。教育現場の仕組みや用語に戸惑う場面もありましたが、理解が深まったと思います。
3人の校長先生方には大変お世話になりました。ありがとうございました。

月形町内の学校教育を考えた場合、「少人数」がポイントになると思います。それを優位と捉えるか、不利と捉えるかで状況は変わりますが、先生方は「月形の特徴」と捉えていることが解りました。目が行き届くことで良い方向へ導くのだという姿勢と行動、足りないところは地域や学校間の連携で補うこと、「学びの連続性」を考慮して進めることなど、まさしく月形の特色を生かした教育だと感じました。
また「アドバルーン的に特徴的なことをするのではなく、基礎基本をおさえ生きる力をつけさせることが特徴」ということにも納得しました。

学校教育は少々難しく、議会にとっては門外漢のところがなきにしもあらずですが、月形町の宝である子ども達の未来がかかっているのですから、今後とも関心を持って取り組みたいと思います。


総務民教常任委員会では(私が委員になってから)初めて、行政職員以外の方を説明員にお招きして調査を行いました。こうして直接お話を伺うと相互理解も深まる上に、議会にも関心を持っていただけると感じました。今後も現場のお話が聞けるよう、こうした「町民対話」的な調査活動を積極的に取り入れて行ければと考えます。
この延長線上に「開かれた議会」「町民の代弁者としての議会」など、町民と議会の本来の関係が構築できると感じています。

2010年07月24日

全員協議会(2010.7.23)切手事件について

7月22日の北海道新聞朝刊・空知版の記事「幕引き図る月形町」は町民および議会に大きな影響を与えました。

この記事を読んだ町民から、様々な意見が各議員に寄せられたのは言うまでもありません。また、20日の臨時会での行政報告内容や、質疑応答でのやりとりからは「調査は継続」というニュアンスを受け取っていた議会にとって、たった1日で町側の態度が180度変わったかの印象を受ける報道に「議会軽視」の論調が出たのも理解できます。

これらの状況を受け、22日午後には翌日の全員協議会開催が決定しました。
以下、23日の全員協議会の内容を記します。
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【町長からの説明】
■ 20日の行政報告以降、2点について進捗あった
1 切手の換金に前教育長の関与あり
 ・ 7月20日に前教育長から文書の提出があった。
  換金時「事務所全体の意志がまとまったと思い黙認した。」
 ・ 40歳代男性職員の証言にも「切手発見時教育長に伺いを立てたところ
  『もういいか』と言われ、換金しに行った。」

2 切手の換金額は約10万円で確定
 ・ 職員本人の証言に基づき、ショップで当時(H18年7月〜H19年12月)の伝票を
  確認すべく調査を行った。他売買伝票は残っていたものの、この件に関する伝票
  は無かった。このため正確な数字は最後までつかむことができなかった。
 ・ しかし職員本人と教育委員会の別の職員から約10万円との証言をえたので、
  ほぼ間違いない数字と考える。
 ・ ショップで切手市場の様子を聞いたところ、
  「切手市場は低迷。」
  「状態の良い切手が持ち込まれても買い取り価格は売価の1割程度。」
  「(内容は分からないが)アルバム3冊で10万円なら良い値段だ。」
  とのこと。ハッキリした金額は出ないが、10万円は妥当と判断した。

■ 本来は、議会に対して先に報告すべきだった。申し訳ない。
■ 前教育長の関与と、換金額が確定したので、早急に行政処分を行いたい。

【質疑応答】
[警察への届け出について]

Q 議会の意向は「警察へ」だったが、それを無視して内部調査を続けている。
  内部調査ではムリがあるのではないか?
A 警察にはずっと相談している。足りない書類を指摘され、揃えている。

[行政処分について]
Q 事件が発覚してから4ヶ月間、未だ全容解明できていない。
  前教育長も嘘ばっかりだったし、職員の証言も信用できるのか疑問。
  内部調査だけのよく分からない状況で、先に行政処分では不十分ではないか。
A・行政側の都合として、日常業務をするために行政処分をきちんとやりたい。
  行政処分をすれば、移動(配置転換)ができる。
 ・ この問題の全容として、関係者が真実を語り出したのは7月1日から。
  途中行事や選挙などもあり、今ここまで解明でき、良く進んだという認識でいる。
  残念なのは嘘で長引いたこと。
 ・ 公務員の問題に対し、昨今の厳しい住民感情は認識している。
  今回も曖昧な処分はできないと考えている。

Q この事件の処分を決めるに当たり、この切手が「公有財産」か「遺失物」かが
  ポイントになると思うが、その判断はどうなっているのか?
A 処分を決める審査会の時に顧問弁護士の意見を聞いて決める。弁護士にゆだねる。

Q 今後真相解明を警察にゆだねたとして、
  警察の判断(刑事罰)と行政処分とに食い違いが発生した時にはどうするのか?
A・1つの事件に関し、一度行政処分を下したあとはもうそれ以上の処分はできない。
 ・行政処分において、決しておざなりな処分をする気はない。
  公務員に対する世間の感覚も加味し、弁護士に相談していく。

Q 今解っている範囲で行政処分だけを決めることは早急すぎないか? 
  刑事罰が確定してからでは?
A・重い処分が出るものと考えながら日常業務を続けることには問題がある。
 ・ 行政処分と刑事処分は一体でないと判断していた。
  刑事処分が出てから行政処分という議員からの意見に、どうしたらいいか。

Q 今回の処分に、換金以前の事務的ミス(切手発見時、適切な処理をしなかった
  こと。引き継ぎの際にも処理を怠ったこと。)は含まれるのか?
A H16年に教育委員会に持ち込まれた段階からかかわった職員が対象になる。
  発見時の職員の次は換金時の職員なので、引き継ぎ時に別の職員は絡んでいない。 

[前教育長について]
Q 新しく出てきた教育長の証言「事務所全体の意志」とはどういうことか?
  黙認ではなく、もっと重い責任があるのでは?
A 前教育長は事務所の総意があったと捉えているが、教育長の思い違いではないかと
  考えている。複数の職員の証言では、換金については50歳代職員と40歳代職員
  のみの判断で行われ、他の人には相談していない。

Q 前教育長の「もういいか」の発言、最初から換金または処分してしまう意図があっ
  たのでは? または、処理しなければと思いながらやらなかった不作為ではないか?
A・前教育長は過去からの記憶を呼び戻し「もういいか」。(深い意味は分からない)
 ・ この問題の考え方として「事務的なミス」と「不祥事」の部分があり、分けて
  考えたい。
 ・ この事件は組織全体で行われたことで、前教育長の指示もあると考え、責任は
  ピラミッドで考えていかなければならない。(処分も)職責で重さを変えていく。

Q 役場業務は法律に基づいて処理すべきことなのに、(教育長の発言は)業務に対し
  てどういう判断をしていたのかの疑問が湧く。役場の体質にも関係することでは?
A 安易な処理をしたと思う。今後指導していきたい。

Q 教育長は切手があることをいつ頃から認識していたか?
A 調査時「まだ処理していなかったのか」と言っているので、
  平成16年の発見時から認識していたと思う。

[今後について]
Q 町側の調査は不信だらけ。教育長の始末書を公開できないか?
A 個人の考えを示したもの。公表するつもりはない。

Q 処分後、町民にどう説明するのか? 町民集会等の開催は?
A・町民の代表である議会との話しで、町民の意見を聞いたと判断したい。
 ・ 町民集会は考えていない。報告は町報で。

Q 職員の処分だけでなく、町長自身、教育長の任命責任は?
A 任命責任、処理のまずさを認識している。自身の処分も考えている。

Q 行政に支障のないよう、人事を考えるべき。特に空席の部分。
A 人事によって多くの職員が動く。この事件も含め移動させたいと考えていたが、
  これまでの議論(刑事罰後に行政処分という意見があること)で再検討したい。

Q 今回の事務的なミスは個人的なものか? それとも役場全体の仕組みの問題か?
  これらミスに対して今度どの様な対処をしていくのか?
A 通常の寄贈は手続きがマニュアル化されている。今回はレアケースであった。


【議員間の議論】
● 町民には「早く終息させるべき」という意見と、「真相を究明すべき」という二通り
 の意見がある。議会も同じように二通りの意見になった。
● 日常業務に穴を開けないためにも、早急な行政処分は致し方ない。
● 真相究明については警察に届け出ることと、議会は以前から申し入れていた。
 そのことは今も生きている。
● 処分について
・ これほど大きな事件にした関係者を厳しく処分すべき
・ 感情に流されること無く、法律に則って処分すべき

議論が割れ平行線をたどっているので、最終的に決を取り、議会としての方向性を決定した。

■ 現状認識の元、早急に行政処分を行うこと。
■ 真相究明のために警察に届け出ること。

以上を文章にし、正・副議長が町側に申し入れる。
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この事件に対する議会の状況は、そのまま町民の感覚・感情とも同じだと感じます。

今回の全員協議会は、非常に深く長い議論を行いました。町側に対する不信感と様々な問題点があること、問題の解決に様々な視点があることなどからです。最後に至っても、議員全員一致の方向性は見えませんでしたが、長い議論で問題の整理ができたのではないでしょうか。
前に進まなければ問題は解決しないので、最終的に採決という形で決着させました。今後、議会はその方向で進みます。

私はこの問題を矮小化せず、役場組織の問題と捉えたいと考えています。

この事件に関係した人それぞれが、それぞれの行動に疑問を持つ瞬間があったことでしょう。それでも状況に流され、解決できなかったのはなぜか?

主体的に物事を考え、行動することができなかったからではないかと考えます。
■誰かの言うことを聞いていれば何とかなる
■(自分の行動を決める時)誰かに聞かなければ
■ 自分か関係しないことには興味がない。何をやっているのか解らない。
等の考えが役場組織に蔓延し、その一端が今回発露しただけかもしれないとも思っています。

役場職員は町民の様々な場面で手助けする立場にあります。町民の様々な状況や考えを自分のもの(理解し、寄り添う)とし、知識や情報を使って最善の方策を練るのが仕事だと、私は考えています。ならば、役場職員は誰よりも周囲に敏感でなければならないし、指示待ちでなく、自分の感覚を頼りに主体的に動かなければなりません。

主体性のなさは、そのまま住民の不満へと繋がると思います。

自分の町の行政を、職員を、誇れるようになれば、町民もより一層元気に、郷里に誇りを持てるようになるのではないでしょうか。

今回の事件解決までにはまだ時間がかかりますが、大きな学びを与えてくれました。

2010年07月21日

産業建設常任委員会(2010.7.21)

本日午前、産業建設常任委員会が開かれました。今回の調査項目は「建設工事の進捗状況について」です。

今年度の建設工事(土木・建築・農集)は、平成21年度から繰り越された「地域経済対策臨時交付金」や「きめ細やかな臨時交付金」の予算と、元来の平成22年度の予算とで、活発に行われています。
これら工事のうち、建築工事の一部について現地視察を行いました。
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721sanngyou6.jpg1.高齢者等向け町営住宅建設工事(市北6、さくらコーポⅡ)

・木造一部2階建て住宅
 (1階:高齢者向け1DK×3戸、2階:一般向け2LDK×1戸)
・契約金額 4651万5000円  福居建設(株)
・完成予定 平成22年9月30日 進捗率65%
・無落雪住宅だが、コーポ入り口のスロープから各住宅玄関
 までの通路は「雁木」構造で片屋根
・北海道バリヤフリー基準に準じている

[質疑応答・気付いた点]
Q 玄関ドアの幅が狭く(78cm)、車イスでの出入りに問題はないのか?
A この住宅の出入り口(内部も含む)の有効幅は74,5cm。車いすの基準は62cmで問題ない。
  (車いすの両側に6cmにゆとりがある)。なお、木造なので柱等の間隔は多少制限される。
  床の段差はない。
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●窓は腰窓。台所(玄関脇)からの出火で避難する場合、高齢者が窓枠を越えて脱出することができるのか。外から窓枠を越えて救出するにも基礎が高くなっているので入出が困難に見える。
●北海道バリアフリー基準に達していても、高齢者が実際に生活する場面では不都合があるように見えた(高齢の方が車いすを取り回しする時、左右6cmのゆとりで危険はないのか? 最近高齢者が活用している電動車いすは出入りできるのか?)

721sanngyou2.jpg2.皆楽公園公衆トイレ整備事業
 (皆楽公園堤防外側、月形緑苑の向かい、下水処理場の手前)

・木造平屋建てトイレ棟1棟
 (多目的トイレ1,男子トイレ:大1、小1、女子トイレ:大2)
・契約金額 945万円  (有)久慈工務店
・完成予定 平成22年7月30日 進捗率85%
・バンガローやバーベキューコーナー利用者のトイレ不足解消のため、この場所に設置。

[質疑応答・気付いた点]
●周辺整備(街灯、誘導路など)も必要になるのでは。
●入り口スロープは道路側に向いている。
 利用者の導線を考えた場合、堤防側に1〜2段のステップがあったほうがいい。
※皆楽公園は旧石狩川堤防の内側に広がる公園。そのため、堤防に階段等を設置するにも(堤防の機能を弱めるという考え方から)河川管理局の許可が必要で、自由にはできない。

721sanngyou3.jpg3.皆楽公園バンガロー建設等工事

・木造高床式バンガロー(右写真)3棟建設
 +既設バンガロー(キノコ型)4棟内部改修
・契約金額 687万7500円 (株)廣野建設
 (新設バンガロー建設費は1棟約200万円)
・7月10日完成 既に供用開始

721sanngyou4.jpg4.水辺の家改修工事

・コインランドリー移設、
 間仕切り壁設置等改修工事一式
・契約金額 194万2500円 (有)久慈工務店
・6月30日完成 既に供用開始
・水辺の家2階を改装し、休憩所として整備。
 休憩所は朝8時から夕方6時まで利用可。
 休憩所内部に、障がい者福祉施設・友朋の丘が売店「こむ木」を出店。7月17日オープン。軽食や飲み物を提供。10月中旬までの土・日・祭日と夏休みの営業。
友朋の丘利用者が接客などを通して地域との交流を進めている。

[質疑応答・気付いた点]
●内装は清潔感があり、雰囲気も良い。これからの利用増に期待したい。
●皆楽公園利用者には高齢者やベビーカー利用者もいる。また福祉施設が売店を開いていることから、公園側からの入り口階段にスロープが在ればいいのでは。

【まとめ】
■現地視察にて、進捗状況を確認できた。
■町が発注する建設事業の多くは、福祉との関係が強い。
 (例)高齢者住宅、バリアフリー化、障がい者
 今後建設に当たっては事前に福祉分門とも協議し、使いやすい施設を心がけるべき。
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今回の現地調査で、町内の様々なところで建設工事が進められているのを確認しました。これは経済対策を主眼とした昨年来の交付金による事業です。
3年前の同時期にも現地視察を行っていますが、その年は予算が厳しく(交付税が絞られていた時期)道路の補修工事程度しか公共事業がありませんでした。それを考えると、ここ1,2年は地元業者にも発注が多く、経済が回っているのを感じます。

反面、これら地元経済も国の交付金に影響される=交付金がなければ何もできない、という現実に寂しさも感じます。地域経済の活性化として独自の財源を生むためにも、基幹となる産業=農業を元にした活性化が必要だと、改めて感じました。

それから【皆楽公園】。芝生や水辺はとても魅力的で、観光資源として再認識する必要があります。今年度から利用者には清掃費として200円/人をいただいていますが、皆楽公園周辺施設(温泉、はな工房、パークゴルフ場、つり、バーベキューコーナー、コテージガーデン、飲食店など)の魅力をアップして経済が活性化するように、皆楽公園地区が一体となった総合的なプランができればと思います。

その先頭を切ってまとめるのは・・・  誰かが動き出さなければ・・・

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