2019年10月12日

気が気じゃない【台風19号被害】

台風!! 私の家族、今まさに被害の待っただ中。
 
足立区に住む娘夫婦と孫と義母は、荒川の氾濫警戒(警戒レベル4)で夕方のうちに避難所になっている近くの小学校へ。多くの人でごった返していて、体育館から教室へ。たった今、綾瀬川が堤防を越えそうだとして2階に移動したとのこと。
 孫は1歳半、義母は78歳、娘は松葉杖(日曜にママさんバレーでケガ)。幼児、高齢者、ケガ人という要支援者揃いの状況! 
 
栃木県鹿沼市の実家も大変な状況に。すでに6時間も30〜40mm/時間の降水が続いて大雨特別警報(警戒レベル5)が出ている。二人暮らしの両親、家の中で静かにしていたけれど気づいたら庭が池のように。そして、玄関から浸水してすでに床上まで。こんなことは両親とも初体験。
 
母は足元にある荷物やストーブなどを床上に移動し、父は表でできるだけのことをしているみたいだけれど・・・ 問題は前の倉庫にある新米。出荷前で何段にも積んであるから移動することもできない。近所に住む弟は消防団員として出動中で人手もない。乗用車もすでに水に浸かっているもよう。
もうしゃあない。あきらめて2階に移動して!
 
まだまだ雨が続いているので、これからどうなるのか・・・
とりあえず、命は大丈夫。一人きりじゃなくて良かった。
 
※こうして書くことで、私自身が心を落ち着けています。
  
早く峠を越して!

2019年10月11日

恵明園(盲人養護老人ホーム)の見学【月形町赤十字奉仕団一日研修旅行】

昨日(10月10日)は日赤奉仕団の研修で、江別市の恵明園に行ってきました。恵明園は全国に51ある盲人養護老人ホームの1つ(定員110人/全室個室)です。盲人向け施設ということで設備や運営に様々な配慮があり気づかされることがたくさんありました。
 
以下は私の気づき。
■盲の方が安心して暮らせるよう、施設内はルール遵守
・廊下は左側通行・・・左側の手すりを伝って行動。経路を記憶
・会話は小さな声で・・・(聴覚が敏感のため)大きな音や声は不快
・勝手にモノを動かさない・・・配置で記憶
 
■盲の方とのコミュニケーションは「話す」が中心。
・混乱を防ぐために職員は統一した伝え方、話し方に
・点字を読めない人が増えている(点字習得は盲学校か独学。中途失明の場合は機会が少ない)
 
■その他の配慮
・入所して施設内を把握(記憶)するまでは、職員が一緒に移動経路を歩く。
・入所後、居室の変更は極力行わないが、必要な場合は「配置が同じ」部屋に
・階段上には転落防止ゲートと点字ブロック(写真2)
・2階からの避難には「避難すべり台」。年4回の訓練
・散歩道は黄色いロープが張り巡らされている。左側のロープを伝って一人で散歩できる
・部屋番号はビスを使った表示(写真3:部屋番号46)
・分別用のゴミ箱は、フタの形状を変えて識別可能に。点字も併記
 

恵明園は、110人の利用者を日中9〜10人(支援員総数は28人)で支えているとのこと。(制度変更により)有資格者が以前より減っているので夜勤を回すのが大変とのこと。制度変更で働き手の確保ができる一方でしわ寄せもあるなど、制度の難しさを今さらながら感じました。
 
なお、恵明園は65歳以上の入所が基本で、一部には介護保険の適用部分があるものの特養対応状態になれば同法人内の一般特養施設に移るとのことです。同じ敷地内に一般デイサービスやグループホームも併設されていました。
 
恵明園の職員のみなさん、利用者のみなさん、ありがとうございました。
丁寧な説明と対応も素晴らしく、とても勉強になりました。

2019年10月09日

行動することの重要性【北海道自治体学会ジェンダー研究会】

先週の日曜日(9月29日)午後、北海道自治体学会ジェンダー研究会を札幌市内で開催しました。今回は「行動する女が未来を拓くー行動する女たちの会 20年の記録ー」DVD鑑賞会。
 
「行動する女たちの会」とは、国際婦人年をきっかけに1975年に発足し96年に解散した、ウーマンリブ/フェミニズム運動に共感し、性差別社会を変えようと具体的な行動を起こした女たちの集まりです。インスタントラーメンCMの「私作る人、僕食べる人」や、NHK女性アナウンサーが天気予報アシスタントばかり担当していることなどの性別役割分業に抗議し、家庭科の男女共修などを実現しました。
 
DVDは、『行動する女たちの会 資料集成』全8巻(2015年、六花出版)の出版記念会で、当時の活動等を振り返ったメンバーの映像記録や、参加できなかったメンバーのインタビュー、既に亡くなられたメンバーのフィルムなどを編集した1時間ほどの資料映像です。
研究会ではDVDを鑑賞した後、参加者それぞれが感想や現状課題や解決手法等を自由に話しあったほか、持ち寄った貴重な資料等も見せていただきました。

 
私は現状の男女不平等を肌身に感じ、現状を変えたいとの想いから北海道自治体学会にジェンダー研究会を立ち上げました。私自身は身の回りの現象を捉えて改善することしか思いつきませんでしたが、研究会で参加者のみなさんと話し合ったり、活動の歴史を知ることで、深い洞察力と新たな視点そして行動する勇気が育っているのを感じます。刺激し合うって大事ですね。
 
次回のジェンダー研究会は、12月7日(土)13:30〜 です。
「ジェンダーについて 大学生が真剣に考えてみた(佐藤文香著/明石書店)」を参考図書にして実施します。事前の課題がありますので、参加希望者は宮下(コメント欄やメールなど)でご連絡ください。

2019年10月06日

風は秋色。雪虫も飛び出した。さあ、次のステージ♪

今朝は3.8℃まで下がった月形。朝からぬけるような青空と乾いた空気が気持ち良い。最高気温は16.1℃までしか上がらず、先週までの暖かくて心地いい雰囲気とはちょっと違って、冷たさを増した風はすっかり秋色。
 
こんな日は冬の使者が出て来るかと目をこらしたら・・・雑木林の近くではやっぱり雪虫が飛んでた! 大量発生するのも間近だね〜。そうなったら1週間〜10日で初雪だから。いよいよだわ。
 
お盆明けから勉強会や議会や諸々の〆切がたてこみ、暖かさで大量の花が咲き、夫の初ギックリ腰など目白押しだった9月。ハッキリ言って記憶がない。私の中で8月の次は10月です(笑)
 
おかげさまで夫のギックリ腰は良くなって、ほぼ普通に仕事ができるようになりました。ここ数日の寒さで花の咲き足が鈍ってきて、今日は久しぶりに陽が落ちる前に帰宅できました。ちょっとずつ次のステージに入ってきてるんですね。
 
10月は仕込みの季節。取りこぼしなく準備を進めなくちゃ。
 
10月23日(水)〜25日(金)は議会の道外視察、11月7日(木)プレゼン研究大会、8日(金)授賞式に続いて、9日(土)は山形県南陽市で開催される「飛び出す公務員を応援する首長サミット」に行く予定。新しい出会いに期待が高まると同時に、懐かしい人との再会も楽しみです。
 
さあ、栄養満点の秋の味覚を楽しみながら、睡眠をしっかり取って身体を整え、目標に向かってガンバロゥ

やった〜❣️優秀コミュニケーション戦略賞【第14回マニフェスト大賞】

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【第14回マニフェスト大賞優秀賞を発表しました】
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/docs/2019100300024/

 
今回の授賞を例えるなら・・・素敵な石を持っている人に会いに行っているうちに石の磨き方を覚え、自分の持っているお気に入りの石を磨いてみたら輝きだした・・・みたいな感じです。たくさんの出会いと行動と経験とが積み重なった、私の暮らしや生き方そのものを評価されたような感じ。だからなんだかフワフワしています(笑)
 
授賞式は六本木ヒルズというのもフワフワの要因。私の暮らしからみると六本木ヒルズは竜宮城みたいなものですから。普段の暮らしで目にするのは緑いっぱいの大自然。見上げるような人工高層物は想像もできませんし、滅多に行けない(行かない)ところだから。非日常の世界に夢見心地です。
 
それから、全国各地からキラリと光る素敵な石を持った人たちに会えること、その人たちに学べることがとても楽しみ。出会いは何よりものご褒美ですから。また、議会の中で役職に就けていない私には公式な学びの機会が極端に少ないので、全国規模の学びの場は本当に有り難いです。
 
そんな私の個人的な感情は横に置いて。
 
すっかり遅くなりましたがマニフェスト大賞優秀賞の公式発表がありましたので報告します。私は「優秀コミュニケーション戦略賞」で、一番下の方に出てきます。同じ部門には同じ北海道から「公立芽室病院」も選ばれていて嬉しいし、マニフェスト大賞常連の西科さんとご一緒できて心強いです。また、優秀成果賞の「西脇市議会総務産業常任委員会」は林議長のところ。繋がりがあるって心強い。
 
授賞式前日にはプレゼン研究大会があり、直接受賞者から取り組みポイントを聴けるのが楽しみです。(私自身も発表するのでしっかり準備しなくちゃ!) また、応募内容をまとめた冊子(=アイデアの宝庫)が発行されるとのこと、これも楽しみです。(すぐに原稿〆切があるので、再度推考します。)
 
私は「志を持った人の議員立候補をサポートしたい」という想いから自分自身の選挙や活動でアイデアを実践し、それを広める手段としてマニフェスト大賞に応募しました。優秀賞によってこのアイデアが多くの人の目に触れることになり1つ目的を達成できました。ただ「志を持った議員の誕生」が最終目的ですので、まだまだできることがあるはず。これからも活動していきますので、どうぞよろしくお願いします。

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