2011年05月18日

♪東日本大震災復興支援チャリティーコンサート♪

5月15日(日)の午後、月形町交流センターで行われた表題のチャリティーコンサートに行ってきました。

3月11日の東日本大震災を目の当たりにし、誰もが「何かしたい!」と思ったのではないでしょうか。今回は演奏や演舞を通して募金活動を進めようと、月形町に関係する音楽愛好家が実行委員会を結成、ボランティアセンターなどの協力も得て開催されました。

出演は以下の8グループ。

●月形小学校ブラスアンサンブル  :ブラスバンド(22人)
●フラサークル マヒナ・ポエポエ :フラダンス(9人)
●ムジーク・G          :ケーナ演奏(5人) 
●おはなしじゃんけんぽん     :絵本と紙芝居の読み聞かせ(1人)
●ミュージック・ファミリー    :ピアノ&フルート&ホルン(4人)
●デュオ・フォレスタ       :クラシックギター(2人)
●寺地 大            :ギターの弾き語り(1人)
●ノース・ファーム・ワン     :月形の町の歌(・・・私は時間切れで見られませんでした。)

ジャンルも曲目も様々でしたが、みなさん普段の活動の成果を存分に発揮し観客の目と耳を楽しませてくれました。どの場面からも「自分のできることでお役に立ちたい」という出演者の気持ちが伝わる、とても素敵なコンサートでした。

音楽の力はスゴイ!! 人の力はスゴイ!! 
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

なお、この日集まった観客は約150名。集まったお金は総額 42,533円。

このお金は、月形町共同募金会を通じて北海道共同募金会(中央共同募金会)に寄付され、6月に行われる第2回配分委員会で使途が決定されます。第1回の配分委員会では対象金額の全額が義援金として被災者の方に手渡されましたが、今後は支援金(現地ボランティアの活動資金など、復興を支える活動への支援)としての配分も検討されているとのことです。

※この情報は月形町共同募金会事務局から、チャリティーコンサートの合間を使って紹介されました。

募金活動はその使途や経路を明らかにすることも重要だと私は考えていたので、今回、主催者側がその部分にも配慮し、時間を取ってキチンと説明したことに好感を持ちました。こういう小さな真心の積み重ねが、大きな慈善活動に繋がっていくのだと確信しています。
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

最後に・・・みなさんにどうしても紹介したいことがあります。

それは「ミュージック・ファミリー」のみなさんの、このチャリティーコンサートに対する心遣い(選曲と演奏)です。私はとても心動かされ、途中で自然に涙があふれてしまいました。

「ミュージック・ファミリー」は、町内でピアノ教室をしている土井さんを中心にしたグループで、今回はピアノ(連弾)とフルートとホルンによる編成です。今回に限らず町民文化祭や慈善活動なども行っているので名前と噂は良く耳にしていたのですが、実際の演奏を聴くのは今回が初めてでした。

演奏された曲目は
[導入]・・・■ドレミの歌 ■犬のお巡りさん ■朧月夜 ■北の国から      
[本編]・・・■桜(独唱) ■遥か ■上を向いて歩こう ■見上げてごらん夜の星を 
[希望]・・・■汽車は走るよ ■ラデツキーマーチ                
演奏前にちょっとした(選曲の)解説があり、曲目によっては手拍子を求めたり、歌詞が張り出され合唱できるようになっていました。

解説から・・・
最初の[導入]は、身近な歌の中から震災から連想される曲を集めたとのこと。
・犬のお巡りさん→ 現場で懸命に働いている警察官をイメージして
・朧月夜    → 日本の春の原風景
・北の国から  → 倉本聰さんが被災者受け入れに積極的だったことから

[本編]では、震災から復興へと心が繋がるように
・桜(独唱)  → 震災があっても桜はいつも通りに咲く。その力強さを復興のイメージとして
・遥か     → 歌詞から連想。「誰かを支えられうように」「いざ行こう」
・上を向いて歩こう、見上げてごらん夜の星を → 震災を受けたCMから

[希望]では、テンポの速い曲で元気を出そう!!
・汽車は走るよ → 元気のいい手拍子で
・ラデツキーマーチ → 極速いテンポの曲を演奏者が頑張って弾く姿を見て欲しい


全ての曲が「東日本大震災」に思いをはせて選曲されていること、全体構成で癒しから希望へと繋げていること、それらを解説を交えて表現することで会場が一体感を持って「復興支援」へと気持ちを繋げていくこと・・・全てに心遣いがなされていて、これぞチャリティーだと感動しました。

こういう心遣いと行動力を持った人が普通に生活している月形町。奥が深いです。

2011年02月25日

地産地消コンテスト「第4回うんまいべ!」

unnmaibe4a.jpg今年も「うんまいべ!」の季節になりました。
(過去の様子 → 第1回第2回第3回
第4回となる今回のテーマは『月形産の米(米粉を含む)をメインにして地元食材を組み合わせた創作料理』。

月形町にとって『米』は代表的な農産物。地産地消と銘打った以上、いつかこのテーマが来るとは思ってましたが、実際に挑戦してみると・・・う〜ん手強い!!! 
毎回エントリーしてきた私ですが、今回は・・・見学する側に回りました。ごめんなさい。

さて、2月18日午後の多目的研修センター。

会場には26もの作品が並べられていました。毎回参加していると作品の変化に気付きます。年々色鮮やかに、盛りつけも凝っていて、とても見栄えのする作品ばかりになりました。どれも本当に食欲をそそります。

またお米がテーマでありながらお寿司やおにぎり等の主食だけでなく、おかずにもなる料理やお菓子も多数出品されていました。米粉が登場したことから作品の幅も広がったようです。

開会してすぐに審査が始まりました。今までは別室で行っていた審査が同じ会場で行われるとあって、5人の審査員が試食する様子に釘付け。

評点は「おいしさ」「見た目」「オリジナリティ」「普及性」「月形産食材の使用」の5つということで、審査員は一口食べてはメモを書き、もう一口。考えてはもう一口。26作品全てがお米を使っているので、一口だけでもお腹いっぱいになって・・・相当大変だったとの講評がありました。

そして結果発表。
【グランプリ】  ごはんDEシュー     (金澤絵美さん)
【準グランプリ】 米粉ライスのりまき   (なかよし3人組・菊池京子さん)
【特別賞】    カレーライスコロッケ  (春木佐栄子さん)
         山菜ののり巻き     (西島和子さん) 
         ななつぼしの錦糸巻き寿司(新谷禮子さん)

入賞者のうち4人は過去に表彰経験を持つ常連さんで、「流石!」の一言です。どの作品も展示段階から目を引くもので、もちろんおいしさも抜群でした。

私の好みとしては、準グランプリの「米粉ライスのり巻き」が良かったです。米粉で作ったしっとりとしたライスペーパーを海苔のようにして巻いたお寿司で、クニュッとした食感のあとにサッパリとほどけるような寿司飯が口に広がって・・・ごちそうさまでした。

入賞を逃した中にも好みのものが。写真の「雑穀ご飯」がそれ、ある農家のお母さんの作品です。白米の中に玄米や大豆、小豆、枝豆とゴマが入っていて、隠し味にシジミの出汁。米と豆類は自分で生産しているものを使っていて、前の晩から水につけたりして下準備をされていました。

私など市販の「雑穀米の素」しか使ったことがなかったので、身近な材料をこうやって手を加えれば美味しくなるんだと勉強になりました。もちろん味も最高で、シジミの出汁が決め手です。

今年も料理コンテストは素晴らしかったです。でもやっぱり、見学だけじゃあ面白さ半減ですね。
来年はやはりコンテストに参加しなくちゃ!! 
どうかアイデア広がるテーマでありますように。

2011年02月15日

第31回行政区対抗ミニバレーボール大会

2月13日(日)、今年も行政区対抗ミニバレーボール大会が開催されました。今回は第31回。開町100年の時に始められたとのことで、歴史を感じますね。初回から欠かさず参加されている方もいるそうで、町民に根ざした素晴らしい大会になっています。

この日の参加は男子12チーム、女子9チーム。白熱した戦いが繰り広げられました。

私も市南行政区女子チームの監督として参加したのですが、我がチームはあえなく予選敗退。ただチームワークは大変良く、即席チームにしては善戦したので充分楽しめました。また男子チームも同様の成績だったので、早々に懇親会を始めたことは言うまでもありません。地域全体で親睦を深めましたよ。これもまた楽しみの一つです。

早々に会場を引き上げたので、最終結果はわかりません。結果にこだわらない、これもまた一興ですね。

また来年楽しみましょう。

2011年02月13日

劇団がたっこ第6回公演「ヒトミ」

20110212a.jpg2月12日(土)午後6時、月形町多目的研修センター。
劇団がたっこの6回目となる公演に今年も200名近い人が集まったのではないでしょうか。2月の第2土曜日、劇団がたっこの定期公演がすっかり定着したようです。

さて、今年の演目は「ヒトミ」。

一言で説明するにはかなり難しい「大人」の内容でした。スッキリとした舞台装置と都会的な音楽は、今までの劇団がたっことは全く違った雰囲気。様々な場面がフラッシュバックの手法で展開され、最後には繋がって行く構成も見事で、本当に見応えがありました。第6回を迎える劇団がたっこの歴史と実力が作り出した2時間半にもおよぶ力作でした。

ここでちょこっと「あらすじ」を紹介すると・・・

交通事故で首の神経を損傷した主人公ヒトミは、首から下の身体を動かせなくなってしまいます。が、ハーネスという開発途中の医療器具を取り付けることで以前のように自由に身体が動くようになります。ただ感覚は取り戻せないまま。
元の身体のようでそうでない自分、複雑な動きをすると不具合を起こすハーネス、恋人との切ない感情、親への気遣い、ハーネスを開発する医療チームのサポートと期待・・・ヒトミはそれらを抱えて頑張って、頑張って、頑張って・・・限界が来たその日・・・

劇団員の個性と配役がぴったりで、役者が出てくるだけで「何かしてくれるんじゃないか」と期待ができるほど、私の中に劇団がたっこが馴染んでいることを実感できた今回の公演でした。

20110212b.jpg
余談ですが・・・
ヒトミのお母さんを演じていたマキちゃん。とても通る声と人の機微をも感じられる演技に、毎公演引き込まれていました。私の一番のお気に入りの役者さんです。そのマキちゃんも今回をもって卒業とのこと。ちょっと寂しい。でもここでの経験を原石に、自らを磨き上げていって欲しいです。輝く姿が楽しみです。

そして最後に・・・
この日の舞台を成功させるために、どれほどの人の手が差し出されたのでしょう。劇団員をはじめ、指導する人、支える人、応援する人、見守る人・・・それらは全て同じ想いを持って集まったのです。
そして、その中心にいたのは団長さん、あなたです。

素敵な時間をありがとう。

2011年02月10日

「さっぽろ雪まつり」で月形をPRしてきましたよ♪

先日の告知通り、2月8日にさっぽろ雪まつり6丁目会場で月形をPRしてきました。2月9日の北海道新聞にも大きく写真付きで取り上げられていたので、みなさんのお目に触れているかもしれませんね。

8日午前、月形は吹雪模様。道中心配でしたが、札幌はとても良い天気。風も弱く(私には)比較的暖かな日でした(最高気温 札幌:ー2.2℃)。

6丁目会場は「市民の広場」がテーマで、北海道ご当地グルメが砦のように周辺を囲み、とうきび、ジンギスカン、磯の香りなどが漂っていました。中央にオーロラビジョンと15畳ほどのステージが設置され、その前には飲食もできるイスとテーブルそしてテント。その外側を、雪祭りを見に来たたくさんの観光客が川の流れのように移動していました。

準備を整え15分前から呼び込み。何も始まっていないこともあって感心を持ってくださる方は少数。それでも「月形の特産品が当たるクイズに参加しませんか〜」の呼びかけと、ゆるキャラ・ベルデ君の愛嬌のある仕草が人を引きつけ、開始間際には50名が集まってくれました。

午後3時、ステージ上で月形町のPR開始。

月形の歴史や観光スポット(樺戸博物館月形温泉ゆりかご皆楽公園)、そして自慢のトマトジュース「まんまるトマト」を紹介。司会のお姉さんの流石プロというリードと、月形の雰囲気を伝えたい素人集団が噛み合って、和やかな雰囲気で10分間はアッという間でした。

その後、月形を題材にした○×クイズの正解者に、月形名物「さかいのジンギスカン」、お米2kg、月形産大豆で作った「まんまる納豆」、まんまるトマト10缶などをプレゼント。はずれた方にも「はな・花の かぼちゃまんじゅう」を手渡しして、ステージPRは終了。
雪まつり運営スタッフのみなさん、お世話になりました。

今度は場所を移して、川の流れのように移動する観光客に「観光パンフレット」と「PR付きテッィシュ」を配布。外国人や修学旅行生、道外の観光客がほとんどでしたが、

「月形!知ってるよ。皆楽公園行ったことある。」
「浦臼出身だから年に1回は月形も通るよ。」
「当別までは行ったことあるんだけどなあ。」
と声をかけてくれる人もいて、嬉しかったです。

そうこうしているうちに30分。準備したティッシュ500個を配布し終えて任務完了!!

お疲れ様でした!
__。__。__。__。__。__。__。__。__。

私は今回初めて町外での観光PRに参加しましたが、色々感じて帰ってきました。
私たちはPRしたくても、そこにいるお客さんは必ずしもそれを求めていないので、振り向いてもらうためには相当の準備が必要だと。プレゼントやティッシュの配布も仕掛けの一つですが・・・もう一つ工夫しないと、PRする側も、受ける側も、気持ちよくできないんだなあと。

その中で「ベルデ君」の活躍はスゴイです。子どもから大人まで惹きつけられるんですから。その魅力は容姿だけでなく中身なんでしょうね。仕草がとっても可愛くて・・・。

それから今回特に勉強になったのは、一緒にPR活動したYさん(先輩女性)の言動。
通路でのティッシュ配りの時のこと。足元は荒れて穴ぼこ状態の場所。みんな配布することばかりに気を取られている中、
「お足元にお気をつけてくださいね。」
「月形町です。どうぞお使い下さい。」
そう声をかけながら通路の状態に気を配り、道を開け、手元の取りやすい位置でティッシュを差し出す姿ありました。

Yさんにしても、ベルデ君にしても、相手側に立ってモノを考えているからこそ、自然にその場にふさわしい言葉が出てくるし相手が喜ぶような仕草が出てくるのでしょう。

観光PRこそ、ホスピタリティー。ここが肝ですね♪

<<前の5件 3132333435363738394041

▲TOPへ戻る