2009年02月21日

「おはなしじゃんけんぽん」のお話し会・視察

毎月1回、図書館2階の会議室で行われている「お話し会」に行ってきました。

この「お話し会」を主催しているのは「おはなしじゃんけんぽん」という5人のお母さんたち(代表:木須さん、会員:清水さん、小蕎さん、本間さん、リーさん)による読み聞かせサークルです。皆さん仕事の合間に週1回集まって準備をし、家庭でも練習を重ねて活動を続けていています。既に15年程の歴史があり各種研修会にも参加されているということで、日々研鑽の姿勢と継続した活動に感心・感動しました。

今回初めて「お話し会」を見させていただきましたが、様々な趣向が凝らされていました。平成20年度空知管内教育実践表彰を受けるのも頷けます。定期的な活動の場は図書館や各小学校での「お話し会」、乳幼児検診時のブックスタートでの読み聞かせですが、声がかかれば単発での読み聞かせも実施しているとのことです。

以下、今日の「お話し会」の様子です。
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右が今日のメニュー。

集まったのは、幼稚園くらいから小学校低学年の子供たちが中心で11人、それに大人が5人(他にスタッフが6人)でした。お父さん、お母さんと一緒に来る子どもの他、友達どうして来る子もいて「お話し会」を楽しみにしているのがよく分かりました。

内容はバラエティーに富んでいて、大人の私でも楽しめるもの。皆さん声が良く通り、自然にお話しの世界に引き込まれていきます。

1 絵本「まめうし」は、コメディータッチのおもしろいお話。清水さんによる読み聞かせ。
2「素話」は、鬼の出てくる昔話を、語り手の坂口さんが抑揚を付けておもしろく聞かせる語り話。
3 絵本「おばあちゃん」は、ちょっと切ないジーンとくる話。本間さんによる読み聞かせ。
4「5 little Monkeys Swinging on a tree」は英語助手のリーさんによる英語のパネルシアター。
 幼稚園児の娘さんも手伝って、振りと歌と絵で英語が分からなくても楽しめます。
5 絵本「けけけのけ」は毛にまつわるお話しで、おもしろおかしくちょっぴり性教育。
 木須さんによる読み聞かせ。
6「3びきのくま」は木須さんによるパネルシアター(下の写真)。手作りの絵を動かしながらミュージカル調に歌を唄ってお話しを進める技術は流石。子供たちもすっかり引き込まれて見入っていました。

全部で約50分の「お話し会」でしたが、小さな子供たちも最後まで集中して聞いていましたし、私もとっても楽しませていただきました。どうもありがとうございました。

このお話し会で一番印象的だったのは、「おはなしじゃんけんぽん」の皆さんの笑顔です。楽しんで活動されているのがそのお顔や声からも感じられました。「好きこそものの上手なれ」好きでやっている活動だからムリが無く、継続していけるのでしょう。とっても素敵な月形の宝です。

来月は3月21日の午前10時〜、図書館2階の会議室です。
皆さん、行ってみませんか?

2009年02月19日

初めての『お茶の間懇談会(お茶コン)』

ochakonn.jpg今日は私と歳の近い女性の集まりに呼んでいただいて、初めての『お茶の間懇談会』を行いました。

参加者は十数人。手芸を楽しむ集まりのあと、最近の町政についてお話ししたり質問などにお答えしました。ほとんどの方が私の議員活動報告書を読んでくださっていたので、その後の状況変化や補足説明など、短時間でしたが濃い話ができたと思います。

今回話題の中心になったのは、月形高校存続問題と町立病院のこと。小中学生の子供を持ち、高齢になる親世代の世話をするお母さんたちの集まりだったので、こういう話題になったのだと思います。
今回の参加者は行政に対する関心も高く、これからの月形町にとって大きな力となるのを感じました。

お茶コンの中で、嬉しい言葉も聞くことができました。
「月形町の役場って親切だよね。手続きを忘れてたら教えてくれるんだよ。有り難いね。」
小さな自治体だからこそできることもあり、それによって生まれる信頼関係もあります。そういう関係が住民との間で育っていることが嬉しかったです。

お茶の間懇談会(略してお茶コン)は随時開催しています。町や議会への質問や意見など、話題は自由です。私にとってもとても良い情報収集の場ですし、皆さんから学ぶことが多いです。
3人集まったら、お気軽に声をかけてください。どこへでもお伺いいたします。

2009年02月18日

「しろくまちゃん遊びの広場」視察

今日は午後から、花の里保育園内子育て支援センターで行われている「しろくまちゃん遊びの広場」を個人的に視察してきました。

「しろくまちゃん遊びの広場」は2歳から就学前の幼児とその保護者を対象にした子育て支援事業で、親子で楽しめる遊びや同年代の子どもとの交流の場の提供、保護者の情報交換や悩み相談などを目的にしています。平成20年度は5月〜2月まで計18回開催され、今日が終了式でした。
開催日ごとに参加者を募集(定員15名)していますが、年間を通じて参加する親子が多いようです。今日の参加者は対象児童9名(+お母さん9名+対象児童の弟妹数名)でした。

sirokuma2.jpg今日の「しろくまちゃん遊びの広場」メニューは
◆おあつまり・・・子供たちの気持ちを集中させるための手遊びやお話し
◆ゲーム「あくしゅでこんにちは」・・・お母さんと一緒に、お友達と交流
◆先生たちからの出し物「しろくまちゃんのさよならさんかく」・・・OHP影絵
◆園長先生から修了証書のプレゼント

sirokuma3.jpg全体で1時間ほどでしたが、担当の先生(二人)が元気で優しい声かけで全体をリードし、子供たちを集団の世界に引き込んでいく姿が印象的でした。そのパワーで、最初は緊張して人見知りしていた子どもも最後には元気な笑顔でお友達とはしゃいでいて、こういう経験を通して大きくなっていくんだなあと、自分の子育て経験を思い出しながら眺めていました。

参加した子どもやお母さんにとっても、支援側にとっても、人と人とのつながりのきっかけ(あるいは更なる発展)になっているように思いました。
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この遊びの広場に集まったお母さん方に「これをどこで知りましたか?」と尋ねたところ、多くの人が「お友達から教えてもらって」と、『口コミ』での情報伝達が大きな役割をしていました。確かに子どもに関する情報は、『信用』が何よりなので、文章よりも口コミなのは分かります。

でも、この『子育て支援』って育児に不安を持っている保護者や、育児情報に乏しい人に情報提供するというのも目的の重要な部分だと思います。その人たちに『口コミ』で「しろくまちゃん遊びの広場」の存在は伝わっているのでしょうか? 
私の経験や書物からも、子育てに悩んでいる人は外界との接触が薄かったり、人間関係が希薄な人が多いように思います。その人たちに『口コミ』は届くのかしら? 

今「しろくまちゃん遊びの広場」の告知はチラシが中心ですが、以前のように町報に折り込んで全戸配布されているのではなく、役場と保健センターと図書館に置いてあるだけです。それも必ずしも目につくところではない所に。

こんな風に書いていると
「必要と思う人は自分から探してでも来る。だからそこまでする必要ない!」
と誰かに言われそう・・・ですが、インフルエンザに罹ったときに誰かに看病して貰うように、もしくは落ち込んで辛いときに友達が「どうしたの」って気にかけてくれた嬉しかったように、弱っているとき、不安なときは周りの『ほんの少しのおせっかい』が必要なんじゃないかと思います。


月形町の特に若い世代は他所から移り住んできた人が多く(公務員等の転勤族や、各種福祉施設の職員等)、若い世帯だけで公営住宅に住んだり(新しい公営住宅は隣近所という意識が薄い)、子どもの数が少なくなって子どもを通した付き合いの幅が狭くなったり・・・現代の子育て(特に子どもが小さいうち)は孤独で不安なときが間々あります。
社会の状況変化に対応した施策が求められているのではないでしょうか。この「しろくまちゃん遊びの広場」のような取り組み(=子育て支援事業:他に子育て講演会、子育て相談)がもっと周知されることが必要と思いました。

2009年02月17日

行政区対抗ミニバレーボール大会(2009)

2月15日の日曜日、月形町恒例の行政区対抗ミニバレーボール大会が開催されました。今年の参加は男子13チーム、女子9チームで、私の所属する「市南行政区」からは男女2チームずつが参加、私も出場しました。

毎年のことながら、大会1週間前から総合体育館の夜7時〜9時までの2時間は、この大会用の練習場として貸し切りになります(コート6面設置可)。各チーム自由に集まり、個別練習や練習試合などをして大会に備えるのですが、年々練習する人の数が減ってきているように思います。
大会当日の熱気もさることながら、こうした練習の中で交流が深まり世代や地域を超えてるつながることもできるので、少し残念な傾向です。(私自身も数年前に比べ練習に参加できていないので、大きな事は言えないのですが・・・)

一方、総合体育館から遠い札比内地区と中和地区は、地元のコミュニティー施設内の体育館を利用して練習をしていますが、なんと2週間前から始めるそうで「ミニバレーを口実に集まるのが楽しい」と言っていました。チームワークもとれている上、大会当日も選手ではない地域の人達がたくさん応援に駆けつけるところからも「地域の底力」を感じます。地域力を維持するにはこういった小さな活動の積み重ねが重要なんですね。

さて試合結果は・・・
【男子】優勝:市北チーム
    2位:札比内3・4・5
    3位:赤川B

【女子】優勝:札比内2・4・5
    2位:南耕地・昭栄
    3位:中和

女子チームに限った話ですが、常勝していた「市北」が予選敗退、「北農場3」が不参加と例年と違った展開になりました。(ちなみに、昨年準優勝の私のチームも予選敗退。)
そして上位入賞したのは練習をたくさんしていたチーム(南耕地・昭栄チームは総合体育館で練習をしていましたが、常にほぼ全員参加)ばかりでした。

「走った距離は裏切らない」マラソン野口みずき選手
「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道だ」野球イチロー選手
こんな言葉を思い出しました(ちょっと大げさ?)。

2009年02月16日

劇団がたっこ第4回公演「ビューティフル サンデー」

先週の土曜日夜は劇団がたっこ(月形町内の小学生から高校生による児童劇団)の第4回の定期公演でした。会場の多目的研修センターには100名を超す観客が集まり、楽しい一時を過ごしました。

演目の「ビューティフル サンデー」は家族愛をテーマにした物語です。全編笑いを誘うエッセンスが盛りだくさん、最初は遠慮がちに笑っていた観客もついには身体を揺らしながら大声で笑うようになっていました(うちの小6息子はお腹を抱えて笑いっぱなしでした)。後半、ちょっぴり泣かせるエピソードでは、名演技に私は思わず涙がポロリ、すっかり物語の中に入り込んでいました。

1時間を超える公演でしたが、会場に集まった小さな子供たちも飽きることなく見入っていて、劇団のレベルが高くなっているのを感じました。出演している子供たちが何度も舞台を経験することで自信をつけ、堂々としたものになっている現れなのでしょう。
また、公演前の「注意事項の説明」も演劇仕立てになっていて、これもまた感心させられました。

日々研鑽、工夫を凝らしながら前に進んでいる「劇団がたっこ」。これからが益々楽しみです。

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