2011年06月11日

平成23年第2回定例会の一般質問は・・・

初夏を思わせるような気温が続いています。家々の周りには目に鮮やかなツツジも咲き出しました。

6月14日(火)、15日(水)開催予定の平成23年第2回定例会は、町長が病気療養中のため不在です。6月7日から職務代理者になった土橋正美副町長が全てにおいて答弁することになりました。

今回一般質問するのは私だけです。

町長不在の中、一般質問を行うことに疑問を呈する向きもありますが、行政課題は待ってくれません。特に「ゴミ処理問題」は近隣自治体との関係からスケジュール的にも余裕がなく、次の定例会(9月)では間に合いません。方向性を持った答弁がどこまで引き出せるかは解りませんが、職務代理となった副町長に真正面からぶつかりたいと思います。

以下に通告書の内容を記載します。
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1.これからの一般ゴミ処理について    【町長に対する質問】

 これからの一般ゴミ処理について、議会に対する説明では、広域化を念頭に2つの枠組み(①月形町+美唄市、②月形町+美唄市+岩見沢市)で検討が進められているとのことであった。

[1.現状について]
 しかし昨今の報道では、各自治体が独自の見解を示すなど状況の変化を感じる。実態はどうなっているのか。スケジュール等も含め伺いたい。

[2.処理方法に対する町内での説明・検討について]
 一方、検討段階とはいえ各自治体から具体的な処理方法などが上がっている中、月形町においてはどのような調査・検討がなされているのか。特にゴミ処理に関係する審議会や協議会、および衛生センターの地元地域における説明や検討内容について、具体的に伺いたい。

[3.決定における優先項目について]
 今後のゴミ処理を決定する上で、様々な要素と選択肢(処理方法、分別方法、建設・維持管理コスト、最終処分場への投入量、環境政策、住民感情、広域相手先との関係等)がある中、月形町としては何を重要視して決定するのか。伺いたい。

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6月14日(火)は午前9時から全員協議会があり(本会議運営のための簡単な説明と、報告・連絡事項など)、午前10時に本会議開会。一般質問は開会後すぐの10時10分頃からです。

ぜひ傍聴にお越し下さい。

2011年06月06日

5月の活動をまとめて報告!

あっという間に6月2週目になりました。今日は朝から良い天気で、気温も23℃まで上がり(今年一番の暖かさ)、程良い風が気持ちいい一日でした。

町内の農家では遅れていた田植えもほぼ終わり、豆類の種蒔き準備に取りかかっている模様。作業の遅れを取り戻すために、朝早くから日が暮れるまでトラクターの音が響いています。

今年の5月は記録的に雨の降る日数が多い月でした。雨量はそれほどでもなかったのですが天気が続くことがなく、田んぼも畑も乾かず起こすことができなかったので、農作業の遅れに繋がっています(概ね2〜3週間の遅れ)。加えて5月は気温も低めだったので・・・これからのお天気と気温の上昇に期待大です。

我が家の切り花栽培も作業手順を変えて、この不順な天候に対応しています。収量の減少や品質の低下を最小限に抑えるために一手間加えて対応しているのですが・・・時間も人出も限られるので、なかなか大変です。いつもより忙しい5月でした。

さて、本題に戻りましょう。

5月の活動記録は[こちら]をごらんください。
議員1期目に就いていた役職と、今回新たに就任した役職との両方で総会や会議があったため、5月は例年より出番が多かったです。6月以降は会議も少なく任期満了の役職もあるので、この種の予定はぐっと減ると思われます。

本来はそれぞれの会議の報告をすべきところですが、今回はまとめて要点のみ記載します。
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■平成23年度第3回臨時会(初議会)・・・5月2日
 ・選挙後初の議会。議会内人事の決定
 ・今期の宮下の役職  まちづくり常任委員会委員(任期4年 議員全員による常任委員会)
            民生委員推薦委員    (任期3年 平成25年12月26日まで)
            月形町振興公社取締役  (平成23年5月28日〜)
            月形町土地開発公社理事 (今年度で解散予定。それまで継続)
            月形町農業改良普及協会委員(任期4年)

■月形町農業改良普及協会通常総会・・・5月6日
 ・町内で行われている農業改良普及事業についての説明と信認
 ・委員の仕事は、通常、年に1度のこの総会出席のみ

■田園空間博物館「樺戸地区」運営協議会・総会・・・5月10日(個人活動)
 ・浦臼町と共同で、田園空間博物館の活用と活性化について検討
 ・月形地区では今年度もバスツアーを企画(7月2日実施予定)
 ・宮下の役職:樺戸地区幹事、月形支部副支部長

■地球を愛する会@月形・ミニ学習会「月形町のゴミ処理」・・・5月11日(個人活動)
 ・月形町のゴミ処理(現状および各種処理方法の解説、課題など)について説明。講師役。

■東日本大震災復興支援チャリティーコンサート・・・5月15日(個人活動)
 ・コンサートを見に行ってきました♪ 詳しくは→こちら

■北海道亜臨界肥料流通機構発足会(札幌)・・・5月16日(個人活動)
 ・高温高圧処理機を使った「生ごみ等の肥料化」を研究・事業化するための組織
 ・大学関係者や研究者、技術士会、肥料業者、農業者等約20人が参加。
 ・私も市民活動部会の一員に

■月形町国民健康保健運営協議会・・・5月18日
 ・平成23年度の国民健康保険税の税率を検討
 ・近年赤字が続き財政調整基金が底をつき掛けていることから、税率を大幅アップ→負担増

■月形町歓迎会・・・5月20日(個人活動)
 ・今年4月に月形に転勤してきた月形刑務所関係職員幹部の歓迎会(毎年実施)

■月形町観光協会総会・・・5月27日(個人活動)
 ・観光協会としての活動は例年通り実施
 ・土産品(ストラップやTシャツ等)の検討
 ・町内観光施設に設置するプランターの植え込み・配布作業

■月形町振興公社取締役会・・・5月27日
 ・事業の状況調査・検討
 ・トマトソースのソフトクリームを試食(月形温泉ゆりかごで販売中)

■月形中学校体育祭・・・5月28日(個人活動)
 ・中学生が頑張っている姿を観戦

■茶話会&学習会「にじいろ広場」・・・5月30日(個人活動)
 ・学習会「月形町のゴミ処理」を実施。好評。
 ・詳しくは後日報告

■月形町土地開発公社理事会・・・5月31日
 ・平成22年度の決算認定
 ・解散までのスケジュール・手順の確認

2011年05月29日

茶話会 & 学習会『にじいろ広場』→ 5月30日開催!!

取り急ぎ、告知です。
(町内向けには、5月28日(土)朝刊折り込みチラシ配布済)

議員2期目の公約として掲げた「茶話会の開催」です。
学習会と合わせて以下の日程で開催します。
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茶話会 & 学習会 『にじいろ広場』

日 時 :平成23年5月30日(月) 午前9時30分 〜 午後8時30分

場 所 :月形町交流センター 会議室(イス席)

内 容 :■茶話会
      ・ご意見から世間話まで、何でも伺います(自由な会話の場です)。
      ・学習会以外の全ての時間。

     ■学習会『月形町のゴミ処理』 ※4回とも同じ内容です。
      1)午前10時 〜 11時
      2)午後 1時30分 〜 午後 2時30分
      3)午後 4時 〜 5時
      4)午後 7時 〜 8時

その他 : 無料、申込み不要
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みなさんに気軽に足を運んでいただくにはどうすればいいか・・・を考え企画しました。
まずは今回が最初ですので、場所を1ヶ所に絞り、時間を長く取ってみました。また「茶話会 & 学習会」という形式にし、今月形町で注目すべき話題の『ゴミ処理』をテーマにしてみました。

茶話会は、普段の暮らしの中で疑問に思っていること、意見や感想、世間話など、気軽に会話することを目的にしています。学習会は会話のきっかけと、町政への理解と周知、議論の深まりに繋げられればと思っています。
暮らしの声を集め、議会につなぐのが議員の仕事。この『にじいろ広場』での会話を町政に活かしていきたいと考えています。

なお、『にじいろ広場』とは・・・虹色のような多様な考えや意見を、町政(議会)につなぎ虹の架け橋になれれば・・・との想いから名付けました。今後も展開していく予定です。

月形町民のみなさん、都合の良い時間にお気軽にお越し下さい。お待ちしています。

2011年04月18日

明日から選挙期間

統一地方選挙後半戦。
月形町議会議員選挙は明日(19日)が告示で、24日(日)が投票日です。

選挙期間中に入りますので、公職選挙法の規定によりブログの更新ができなくなります。
選挙が終わるまで、しばらくの間お休みさせていただきます。

なお、ホームページや過去のブログは閲覧可能です。このホームページのあちこちに、私の想いや活動がちりばめられていますので、もしお時間が許しましたら、この機会にどうぞご覧下さい。

またこの期間中、町内一円で街頭演説を行います。特に毎日夕方5時半からはJA月形町前(月形商工会前)で、ちょっと長めの街頭演説を行います。心を込め、気持ちをのせて、思いの丈をみなさんにお届けするつもりです。お耳をお貸しいただければ幸いです。

それから、ブログの更新はできなくてもコメント等のチェックは欠かさずしています。
ご意見やご感想、質問や苦情など何でもお寄せ下さい。メールでもかまいません。
お待ちしています。

2011年04月13日

岩見沢市議会・民生常任委員会を傍聴

4月12日午前に開催された、岩見沢市議会・民生常任委員会を傍聴してきました。(写真は、岩見沢市の最終処分場。帰りに見てきました。)

普段(議会改革などの視察目的以外に)他の議会を傍聴することはありません。しかし、今回は『きれいなまちづくり検討会議の答申について』という、岩見沢市のゴミ問題に関係する重要な事項がテーマであること、この動向が月形町の今後のゴミ処理にも影響する(現在、岩見沢市と美唄市と月形町によるゴミ広域処理が発議されている)ことから、傍聴し情報収集することにしました。

岩見沢市役所3階委員会室には、報道も含め20人近い市民と、民生常任委員(石黒委員長他、計7名)以外にも多くの議員が傍聴に訪れていて、岩見沢市全体の関心が高まっていることが解ります。

まずは説明員(副市長を筆頭に環境部の職員)から『きれいなまちづくり検討会議の答申』について概要が説明され、その後、質疑応答になりました。

これら一連のやりとりの中から、私の印象に残った事項について内容を要約して掲載します。なお、傍聴者には資料配付がなかったので口頭での説明を文章に起こしています。落ちや漏れがあるかもしれませんがご了承下さい(確認できた内容は補足しました)。
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■答申内容
 ・今回の説明内容は、先日行われた学習会での内容とほぼ同じ
 ・他に情報として
   □岩見沢市の1人あたりのゴミ埋立処分量は、全道平均の約3倍(平成20年度)
   □岩見沢市のリサイクル率は17.7%(全道平均19.4%、全国平均20.3%)
   □岩見沢市のゴミ処理三原則
      ・廃棄物の減量を推進すること
      ・廃棄物の再生利用を推進すること
      ・自然にやさしい処理を行うこと

■質疑応答から
・生ごみを分別する=複数の処理施設を持つこと。コスト高につながる。
・岩見沢市のゴミ量は年間33,000トン。うち約3割が生ごみ。
・生ごみ堆肥化の問題点は、できた堆肥の受入先の確保と高齢化(分別徹底の限界)。
・市民ゴミの堆肥を農家が使うのかが疑問(不純物の混入、重金属、生産履歴への記載の問題)

・検討委員会は課題の整理と今後のゴミ処理への提言が目的。ゴミ問題の原因究明が目的ではない。
・岩見沢市は20年間分別の取り組みをしてきたが、未だ不徹底。これを踏まえた上での提言。

・溶融処理を導入しているのは、道内6ヶ所、道外80ヶ所
・溶融処理について、答申資料の中では「建設費+維持管理費」が最も安い処理方法。
・溶融処理を導入している江別市では、当初トラブルがあった(作業員の不慣れによるもの、
 分別の不徹底による破砕機の故障、他)。その後対応ができ、今は順調に運転している。

・渡辺市長の「答申を最大限尊重する」は行政の常識的な発言。どの答申に対してもそう答える。
 (あえて強調したものではない。決定事項でもない。)
・答申は答申であって決定したものではない。答申を受けて全庁的な議論をした上で決定したい。

・「ゴミのよりよい始末を進める市民会議」の代表委員32名は、4月4日の代表委員会議の場で辞任を申し出た。市として意思疎通がなかったことを反省している。辞任の理由は知らない。聞く機会があれば聞きたい。

・今後のスケジュールについて。平成26年度末までしか今の最終処分場は使えない(昨年度のゴミ問題発覚後覆土を多くしているので、平成26年度末まで持ちこたえられないかもしれない)。
そこから逆算すると6月決定になるが、議会改選もあることなので決定時期をどこまで遅らせることができるか、雪解け後測量する予定。

・補助金を受けるためには、近隣自治体との広域処理が必要。補助金を受けずに処理施設を建設することはコスト高につながる。
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この答申はあくまで「岩見沢市のゴミ処理の最適化」を答申したもので、ゴミ量や分別に関する基礎データも方式も、現状の岩見沢市単独を想定しています。一方「補助金を受けるためには広域処理が必要」としていて、広域処理を前提にしているようにも受け取れます。

矛盾を感じたのは私だけ?

岩見沢市の最適なゴミ処理方法は、必ずしも広域にとっての最適なゴミ処理ではないと考えます。
もし「広域処理」を念頭に置くのであれば、最初から関係者を交えた検討があってもいいはず。岩見沢市は今後どうやって広域処理を進めるのでしょう?
小さな自治体の意向はどうなるのか?

今回、岩見沢市に「ゴミ処理三原則」があることを初めて知りました。「減量推進」「再生利用推進」をうたっていながら分別や有料化、堆肥化にも消極的で、ここにも矛盾を感じてしまいました。
先日「ゴミのよりよい始末を進める市民会議」の代表委員全員が突然辞任したのも、私の抱いた感覚と同じだったのではないかと・・・邪推してしまいました。

月形町のゴミ処理をどうするか・・・やはり町民とともに考える場が必要だと、強く感じます。

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