2011年02月10日

「さっぽろ雪まつり」で月形をPRしてきましたよ♪

先日の告知通り、2月8日にさっぽろ雪まつり6丁目会場で月形をPRしてきました。2月9日の北海道新聞にも大きく写真付きで取り上げられていたので、みなさんのお目に触れているかもしれませんね。

8日午前、月形は吹雪模様。道中心配でしたが、札幌はとても良い天気。風も弱く(私には)比較的暖かな日でした(最高気温 札幌:ー2.2℃)。

6丁目会場は「市民の広場」がテーマで、北海道ご当地グルメが砦のように周辺を囲み、とうきび、ジンギスカン、磯の香りなどが漂っていました。中央にオーロラビジョンと15畳ほどのステージが設置され、その前には飲食もできるイスとテーブルそしてテント。その外側を、雪祭りを見に来たたくさんの観光客が川の流れのように移動していました。

準備を整え15分前から呼び込み。何も始まっていないこともあって感心を持ってくださる方は少数。それでも「月形の特産品が当たるクイズに参加しませんか〜」の呼びかけと、ゆるキャラ・ベルデ君の愛嬌のある仕草が人を引きつけ、開始間際には50名が集まってくれました。

午後3時、ステージ上で月形町のPR開始。

月形の歴史や観光スポット(樺戸博物館月形温泉ゆりかご皆楽公園)、そして自慢のトマトジュース「まんまるトマト」を紹介。司会のお姉さんの流石プロというリードと、月形の雰囲気を伝えたい素人集団が噛み合って、和やかな雰囲気で10分間はアッという間でした。

その後、月形を題材にした○×クイズの正解者に、月形名物「さかいのジンギスカン」、お米2kg、月形産大豆で作った「まんまる納豆」、まんまるトマト10缶などをプレゼント。はずれた方にも「はな・花の かぼちゃまんじゅう」を手渡しして、ステージPRは終了。
雪まつり運営スタッフのみなさん、お世話になりました。

今度は場所を移して、川の流れのように移動する観光客に「観光パンフレット」と「PR付きテッィシュ」を配布。外国人や修学旅行生、道外の観光客がほとんどでしたが、

「月形!知ってるよ。皆楽公園行ったことある。」
「浦臼出身だから年に1回は月形も通るよ。」
「当別までは行ったことあるんだけどなあ。」
と声をかけてくれる人もいて、嬉しかったです。

そうこうしているうちに30分。準備したティッシュ500個を配布し終えて任務完了!!

お疲れ様でした!
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私は今回初めて町外での観光PRに参加しましたが、色々感じて帰ってきました。
私たちはPRしたくても、そこにいるお客さんは必ずしもそれを求めていないので、振り向いてもらうためには相当の準備が必要だと。プレゼントやティッシュの配布も仕掛けの一つですが・・・もう一つ工夫しないと、PRする側も、受ける側も、気持ちよくできないんだなあと。

その中で「ベルデ君」の活躍はスゴイです。子どもから大人まで惹きつけられるんですから。その魅力は容姿だけでなく中身なんでしょうね。仕草がとっても可愛くて・・・。

それから今回特に勉強になったのは、一緒にPR活動したYさん(先輩女性)の言動。
通路でのティッシュ配りの時のこと。足元は荒れて穴ぼこ状態の場所。みんな配布することばかりに気を取られている中、
「お足元にお気をつけてくださいね。」
「月形町です。どうぞお使い下さい。」
そう声をかけながら通路の状態に気を配り、道を開け、手元の取りやすい位置でティッシュを差し出す姿ありました。

Yさんにしても、ベルデ君にしても、相手側に立ってモノを考えているからこそ、自然にその場にふさわしい言葉が出てくるし相手が喜ぶような仕草が出てくるのでしょう。

観光PRこそ、ホスピタリティー。ここが肝ですね♪

2011年02月09日

ボランティア交流・研修のつどい

2月7日午後、交流センターで「ボランティア交流・研修のつどい」がありました。

日頃ボランティア活動をされているみなさんですが、月形町のような小さな町であっても所属団体や活動分野が違っていると顔を合わせる機会がなかったり、お互いの活動を知らなかったり。そこで「ボランティア」仲間として一堂に会し、研修を行いながら交流を深めようと、今回初めて開催されました。

主催は月形町社会福祉協議会と、月形町ボランティアセンター運営委員会です。

ちなみに「月形町ボランティアセンター」とは、社会福祉協議会の中に設置されていた組織で、昨年の組織再編以来積極的な活動を展開しています。福祉分野のボランティア全体を調整・統合(コーディネート)して月形町全体の福祉を向上させることが目的です。今年度は小中学校での福祉体験授業の実施、多世代交流の餅つき大会、映画の上映会や各種研修会などを企画・運営しています。

この日の参加者は、ボランティアセンターに登録している各種ボランティア組織(月形町更生保護女性会、月形町赤十字奉仕団、あけぼの婦人会、JA月形町女性部、新田婦人会)と個人登録者、一般参加者(民生・児童委員も含む)それに主催者などで、総勢50名ほどでした。

研修(講演)は講師の長谷川先生が実際に行っているボランティア活動の紹介を中心に、そこから導き出されたボランティアのポイントとアイデアが示されました。交流会ではお茶とお菓子を囲んで和やかな雰囲気の中、それぞれの活動の紹介や悩み、解決法など、本音の話しもできて有意義な時間を過ごすことが出来ました。
以下、書き留めておきたいことを記します。
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講演「楽しく続けるボランティア活動のコツ」
講師 北海道医療大学看護福祉学部 准教授 長谷川 聡氏

■視点を変える
・どんなこともボランティアになる
・ボランティア活動とは、自分たちの楽しみが、人のため、誰かのためになること。
 ボランティア活動=(する方・受ける方)お互いのためになる

■公費で運営される「生涯学習講座」にボランティアの要素を取り入れる仕組み
・趣味で行う「カルチャースクール」と、公費運営の「生涯学習講座」とでは本来の目的・到達点が
 違うのではないか。
・生涯学習講座にボランティアの要素を取り入れることで、より自主的で、達成感のある
 楽しい講座になる
 例)「合唱講座」・・・1〜4回は通常のレッスン。5回目に福祉施設での発表会。
          1回目に講座開設の目的と目標を伝えることで、やる気が変わる

■ボランティア活動が続くコツ
・自分が「楽しめること」「やりたいこと」をボランティア活動にすることが基本
・目標を設定、それに向かう途中に小さな楽しみを確認できる場を持つ
 例)「生きがい探偵団」市民劇団・・・やりたいことを演目にし、慰問活動をする劇団
  明日への希望・・・次の公演(目標)を設定することで、やりがいが出来る
  楽しい今 ・・・・・稽古や会議と称し寄り合う。会話や食事、話しができることが楽しい
・仲間の絆が深いこと・・・生きる上での安心感になる
・出来るだけ「手作り」で・・・手作りは人の輪を広げる

■文化活動=福祉活動
・文化活動に関わる中で、人と人とが繋がる。地域を知る。→ 福祉活動に繋がる

■その他(交流会から)
・ボランティアは余裕のある人がするもの。義務でするものではない。
・ボランティアはやりたいことをするのが基本。相手(派遣先)の要求で動いてはパンクする
・組織の場合、時代を重ねるうちに理念や内容も変化する。ボランティア組織も同じ。
・組織加入者も減っている。最大人数の時と同じ活動は出来ない。現実を見つめる。
・身の丈にあった活動は何か、組織内で議論する必要がある。
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一般に、ボランティア=福祉分野の印象が強く、またボランティア組織に加入している人にとっては、「義務」「福祉の担い手」というイメージが強かったようです。この日の講演と交流会で「少し気持ちが楽になった」と感想を述べられていたのが印象的でした。

しかし現実には、(特に福祉分野で)ボランティアが行政の下請的な役割を担わされているのも事実です。人口の少ない地方の自治体では、限られた「やれる人」が自己犠牲でこなしている事例も多くあります。本来は制度を整え、労働の中で消化すべき仕事なのに。
ボランティアをする側だけでなく、関係機関や国も意識改革が必要でしょう。私たち議会にとっても再認識すべき課題です。

文化活動と福祉活動の関連性も興味深かったです。
福祉ボランティアが福祉分野だけにとどまっていると、やはり窮屈。町内にも教育や環境分野のボランティア活動や組織がありますが、事務を受け持っている行政機関の影響で別々に運用されています。どの組織も人員不足が課題で、負担感が増している面も見受けられます。「ボランティア」という枠で一つに統合できれば、する側も受ける側も事務局も、ともに余裕と楽しみが生まれるのではないでしょうか。

行政の縦割りから脱却できるのも末端のサービスを担う地方自治体だからこそ。
一歩踏み込んで、町民の福祉の向上、文化の向上に寄与できれば・・・
月形町ボランティアセンターがその受け皿になれればいいですね。
そのためには、また(別の)支援も必要です。社会は全てが繋がっているんですよね。

2011年02月05日

2月8日、さっぽろ雪まつりで観光PRしま〜す

子どもの頃、栃木県人の私にとって北海道の冬と言えば、『さっぽろ雪まつり』!!

随分と昔から全国に浸透している『さっぽろ雪まつり』は、今年で62回目。今年は2月7日(月)〜13日(日)の7日間、大通会場(札幌大通公園 西1丁目〜西12丁目)をメイン会場に、つどーむ会場、すすきの会場で開催されます。

その『さっぽろ雪まつり』で、月形町観光協会が観光PRをすることになりました!
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  月形町観光PR「月形町特産品まるごとプレゼント!!」

 場所は・・・6丁目 市民の広場 

 日時は・・・2月8日(火) ステージ :午後3時    〜20分間
             宣伝ブース:午後3時30分 〜30分間

 内容は・・・月形の素敵な場所や、ゆっくり・のんびり出来るところをご紹介
      また特産品(ちょっと豪華!)が当たるクイズの他、
      先着100名には美味しい月形名物も。

 月形からは・・・観光協会のメンバー10名と、ゆるキャラのベルデ君が行きますよ♪
       月形の名前の入った青い法被が私たちの目印。
       私も参加していますので、気軽に声をかけてくださいね。
                        ニッコリ笑顔をおかえしします。  

この6丁目広場は、全道各地の市町村が時間差で観光PRを行っています。また『北海道 食の広場』として、道内各地から名物料理の出店もあり、北海道の味覚を堪能することも出来ます。

さっぽろ雪まつりにお越しの際は、ぜひ6丁目市民の広場にも足を運んでくださ〜い。

2011年01月31日

『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウム

1月29日(土)午後、北海道地域・自治体問題研究所主催の『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウムが札幌で開催され、参加してきました。

会場には全道から約120人が集ったとのことですが、私が今まで参加した地方自治関係のシンポジウムや勉強会で顔を合わせる人は皆無で、講師の方々も初めてのお目にかかる方ばかり。全体に年齢層も高く、今までにない会場の雰囲気に、場違いなところに来てしまったような戸惑いを覚えました。

シンポジウムは3部構成で3時間半にわたって行われました。幅広い分野を題材に数多くの講演があったため、質疑応答に割く時間はほとんどなく残念でした。演題に興味をそそられ参加したのですが、その内容は私が今まで考えたこともないような視点のものもあり、驚きました。新たな視点を得たとも言えますが、それ以上に疑問点や矛盾点も湧いてきて、釈然としないまま帰路についたところです。

以下、シンポジウムのプログラムと、私の疑問点など。
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『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウム

【第1部】地方自治と財政の現状と課題
 ■「地方分権」から「地域主権」でどう変わったか?     河合博司氏(酪農学園大学教授)
 ■地方財政の現状と改革動向、今後の懸案事項       西村宣彦氏(北海学園大学準教授)

【第2部】社会保障改革・教育改革と社会を守る運動
 ■国民健康保険広域化とその問題点       吉岡恒雄氏(道社会保障推進協議会事務局長)
 ■子育て支援・教育と元気な地域づくり          河野和枝氏(北星学園大学準教授)

【第3部】北海道経済の振興と豊かな地域づくり
 ■はじめに〜3報告をつなぐもの〜             神沼公三郎氏(北海道大学教授)
 ■帯広市「中小企業振興基本条例」から学ぶ         三浦康裕氏(道商工団体連合会)
 ■北海道農業の現状とTPP問題               中原准一氏(酪農学園大学教授)
 ■第1次産業のためのバイオマス利用             山形 定氏(北海道大学準教授)

【紙上報告】
 ■住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める 北海道国家公務員関連労働組合協議会
 ■夕張通信(2010年12月19日補強メール通信)           熊谷泰昌氏(夕張高校)
 ■国保の再生と介護の改善を〜道政は今          佐々木忠氏(北海道経済編集委員)
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●「一括交付金化+義務付け・枠付けの廃止+地方総財源の圧縮は、ナショナルミニマム(国が守るべき最低基準)保障が根底から破壊される懸念がある。地域主権でひどい状態になる。」との意見がありました。

★ この主張の場合、どこまでをナショナルミニマムとするかが問題だと思います。
私は、今の国の規準は必ずしも最低限の保障ではなく、(地域環境や国の経済状況を考えると)それ以上のものが賦課されているように思います。借金体質を助長してまで維持される保障が必要なのか、疑問です。
地域には地域の力や知恵があり、お金をかけなくても規格を守らなくても、最低限の保障を達成できる力があるのではないでしょうか。また、「安心・安全」の保障の仕方も、地域によって表現の形は違ってくると思います(住民の生命を守ろうとするとき、ワクチン接種よりも、救急搬送を可能にする除雪態勢が優先される場合もある。)それらを形にするのが地域主権だと思っています。

●「国民健康保険において、市町村が運営している現行制度では各自治体が一般会計から繰り入れを行い、住民負担を抑えている。国庫負担を増やさないまま広域化すれば、自治体からの繰り入れもなくなり住民の負担は増える。また、取り立ても厳しくなる。広域化は進めるべきでない。」という意見に対して

★ 現状でも国民健康保険の住民負担(支払い)は非常に重いと実感しています。自治体にとっても負担が重いのは同じですし、加えて小手先の改革による煩雑で膨大な事務作業が重荷になっています。どちらもがパンクしないために、広域化・一元化という方向が示されたのではないでしょうか。保険(保障)である以上、母体が大きい方がリスクは少ないですし、電算化の進んだ現在だからこそ広域で効率的に処理できます。
国庫負担を増やす必要があるのは理解できますが、それと広域化との議論は切り離す必要があるのではないでしょうか。

● 「国の出先機関の縮小や国家公務員の賃金カットは、それを規準とする地方公務員等の賃金カットに繋がり、地域経済を悪化させ、結果として多くの労働者の賃金下げに影響する。」という主張に対して。

★ あまりにも直線的な言い方、考え方に疑問です。公務員の賃金(給与)は住民の税金で賄われています。それが物事のスタートであって、公務員の賃金から地域の経済がスタートするわけではないでしょう。目先のことだけ追えば確かにそのようなことが起きているかもしれませんが。

2011年01月26日

きたひとネットフォーラム2011

kitahito2011b.jpg1月24日と25日、北海道大学・学術交流会館を会場に、きたひとネット(北海道女性農業者ネットワーク)の フォーラム2011 & 研修会 が開催されました。

kitahito2011a.jpgこの「きたひとネット」とは、全道各地で直売所、加工品作り、農業経営、指導農業士等の活動を通して、地域農業と食を育んでいる女性農業者達の集まりです。また、会の趣旨に賛同した一般の方や行政関係者(多くは農業改良普及所員)等の参加もあり、全部で161人が登録しています。当日は報道も含め150人近くが一堂に会しました。

当日のプログラムは以下の通り
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【第1日】
1.第3回定期総会
2.農政報告
(1)農産漁村における男女共同参画の状況
 ○女性の農業委員 ○女性のJA組合員 ○経営参画 ○家族協定
(2)APEC報告・・・女性リーダーズネットワーク(WLN)の
 「女性と経済活動」部門 参加報告(遠軽町・岡田ミナ子さん)

3.パネルディスカッション 
 テーマ「世代・人・地域をつなぐ」〜次世代のためにわたしがすべきこと〜
 ○パネリスト:津島  朗さん(畑作・音更町)指導農業士、手ぶら農業体験
        安丸 千加さん(メロン他・上富良野町)女性農業後継者
        内山 裕史さん(アスパラ・美唄市)こせがれネットワーク
        大庭ひとみさん(酪農・広尾町)体験型民泊
 ○コーディネーター:麻田 信二さん(果樹・長沼町)元副知事、酪農学園理事長
              
4.おやつの紹介・・・女性農業者が手がけている加工品を「おやつ」として配布

5.ひとこと言わせて!・・・会場からの意見発表
 ○千葉 澄子さん(酪農・標茶町)指導農業士。男女経営参画、数字の読める女性に!
 ○溝口めぐみさん(米他・深川市)地域活気作り・・・婚活料理講習会
 ○中村由美子さん(酪農・千歳市)共同経営=情報の共有と分担、決定権

【第2日】kitahito2011e.jpg5.研修会
 ・・・人間関係作り・コミュニケーショントレーニング
   『怖れを手放す』
   家族や地域・仲間たちと
      よりよい関係を作るために
   講師:瀬川真弓さん
     (アティテューデナルヒーリング北海道)
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どの場面でも「自らの考えを自分の言葉で語る女性農業者」の姿があり、歯に衣着せぬ語りは迫力満点。共感を得る部分、示唆に富む部分なども多く、会場全体が一体感に包まれて満足感たっぷりのフォーラムとなりました。

以下に、私が心に留めておきたいと書き留めた内容を記します。

■農業分野における男女共同参画の現状(都府県に比べ、北海道は極端に少ない。遅れている。)
・農業委員会のある道内173自治体のうち、130自治体が女性農業委員0人(女性委員は2.5%)
・道内110のJAうち、103が女性理事0人(女性理事は0.5%)
・家族協定を結んでいる農家は全体の1割程度

■パネルディスカッションより
・男性は、会社を辞めて実家に戻って農家を始めても「後継者」
 女性は、農業大学校を出て、農業がやりたくて実家の農業をしても「お手伝いさん」の扱い
・農政や農家の中で、女性の役割(位置づけ)は今も低い。制度改革も必要。
・道内農業従事者は2万人。うち半数以上が女性。

・民泊や農業体験など、消費者と接することが大切。都市と農村を「つなぐ」
・ネットワークを「つないで」農業が儲かる、楽しいを発信したい。
・農家は親子の仲が悪いことが多く、親の知識や経験がつながらない。「つなぐ」努力
・農家の意識が変わることで未来は明るくなる。未来に「つながる」

■ひとこと言わせて! から
・男女経営参画とは共に歩むこと。夫婦二人で経営計画を立てること。
・農業は一生勉強。経営も時代も日々動いている。
・「農家と農業」の違いを明確に。家を背負うのではなく、業をしよう。

■研修会「怖れを手放す」=コーチング から
・思考は現実化する。
・自分が自分を扱うようにしか、人に扱われない。
・相手は鏡
・「今」「自分の心」「ありのまま」が大事
・自分が与えたものと同じものしか自分に返ってこない。

・コーチングは前に進みたい人にのみ機能する。
・コーチングとは、1)聴くこと 
         2)質問をする(行動を変えてきっかけを見つける)
         3)認める
・人は同じ話を聞いても受け止め方は人それぞれ。思い込みによって変わる。
・相手の思考はコントロールできない。違って当たり前。
・どうしてできなかったんだろう?(×)  どうすればできるんだろう?(○)
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フォーラムが始まってすぐは男女共同参画やAPECなど堅い話題が多く、その後のパネルディスカッションや意見発表は実体験に基づく身近な話題や目標が語られ、合間のおやつ(加工品)紹介では農業の楽しさを生き生きと伝えていました。話題も雰囲気もあまりに幅があり、この会の目指すところはどこなのか、参加者の求めるものに合致しているのか、最初は戸惑いました。

しかし、時間とともに参加者同士で仲間意識が芽生えてくると、不思議とこの混沌とした内容や雰囲気が心地よくなってきました。きっと「農業」の持っている奥深さや魅力と同じなのでしょう。それに私も含めた参加者は「農業が好き」だから理解できるのかも。

設立総会以来2度目の参加でしたが、前回よりスケールもグレードもアップして、素晴らしいフォーラムだったと思います。
企画・運営・発表者・参加者のみなさん、どうもありがとうございました。


私は、女性農業者の人生は選択肢が豊富だとずっと前から感じています。子育て、地域との関わり、嫁姑など世代間の関わり、そして仕事(農作業から経営まで、時には加工など)があります。これらの中から何に力を入れるのか、それぞれの考えで選択できます。ちょっと決断し頑張れば、バラエティーに富んだ中から選ぶことができるのです。

「女性を決定権のある場に」という話しの中で引き合いに出されるのは農業委員やJA組合員ですが、「議員」もぜひ選択肢に入れてください。これだけ幅広く活動している女性農業者ですから、普段の生活で感じたこと、考えたことを活かせる場だと思います。
(もちろん農業者に限らす全ての女性の選択肢に「議員」を入れておいて欲しいと思っています。)


今回たくさんの人がそれぞれの視点で話しをされました。その誰もが、自分の言葉で自分自身のことを語っていたのです。自信にあふれたその人の言葉は、真っ直ぐに私の心に入ってきてプラスの力を与え、新たな種をまいてくれたようです。

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