2011年02月05日

2月8日、さっぽろ雪まつりで観光PRしま〜す

子どもの頃、栃木県人の私にとって北海道の冬と言えば、『さっぽろ雪まつり』!!

随分と昔から全国に浸透している『さっぽろ雪まつり』は、今年で62回目。今年は2月7日(月)〜13日(日)の7日間、大通会場(札幌大通公園 西1丁目〜西12丁目)をメイン会場に、つどーむ会場、すすきの会場で開催されます。

その『さっぽろ雪まつり』で、月形町観光協会が観光PRをすることになりました!
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  月形町観光PR「月形町特産品まるごとプレゼント!!」

 場所は・・・6丁目 市民の広場 

 日時は・・・2月8日(火) ステージ :午後3時    〜20分間
             宣伝ブース:午後3時30分 〜30分間

 内容は・・・月形の素敵な場所や、ゆっくり・のんびり出来るところをご紹介
      また特産品(ちょっと豪華!)が当たるクイズの他、
      先着100名には美味しい月形名物も。

 月形からは・・・観光協会のメンバー10名と、ゆるキャラのベルデ君が行きますよ♪
       月形の名前の入った青い法被が私たちの目印。
       私も参加していますので、気軽に声をかけてくださいね。
                        ニッコリ笑顔をおかえしします。  

この6丁目広場は、全道各地の市町村が時間差で観光PRを行っています。また『北海道 食の広場』として、道内各地から名物料理の出店もあり、北海道の味覚を堪能することも出来ます。

さっぽろ雪まつりにお越しの際は、ぜひ6丁目市民の広場にも足を運んでくださ〜い。

2011年02月03日

美唄市とのゴミ処理についての情報

2月2日には産業建設常任委員会、3日には総務民教常任委員会が開かれました。その内容については追って報告しますが、委員会閉会後(あるいは開会前)に町側から「美唄市とのゴミ処理について、美唄副市長訪問の報告」がなされたので紹介します。

なお、今回は「正式な協議の場」ではないので議会は報告を受けるだけとし、今後、必要があれば全員協議会を開くことになりました。

※写真は今日の昼間に撮影したもの。今日の最高気温は +4.1 ℃。こんなに気温が上がったのは今年初。気がつけば今日は節分。気温にも陽射しにも春の兆し。
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美唄市副市長からのゴミ処理に関する説明と、今後の確認(1月31日、美唄市副市長来庁)

【美唄市側の状況説明】
●環境省の交付金に対し、平成23年度の補助申請に向けて準備を進めていたが、市議会から要望書が
 提出された。
 [要望書の内容]◎ 処理方法の選択に対して根拠が不十分。精査が必要ではないか。
          ・高温高圧処理方式の十分な理解ができていない。
          ・他の方式の検討は充分に行ったのか?
         ◎ 広域化によるコスト削減の可能性の検討。
          ・岩見沢市の(ゴミ処理に考え方)が3月に出てくることによる。
●市議会の要望書に対応するため、平成23年度の補助申請を1年見送る

【美唄市・月形町の確認事項】
■補助申請の1年先送りは了解・・・平成24年申請、平成27年供用開始(予定)に変更
■現段階では高温高圧処理方法による計画を優先する。
 岩見沢市の動向を見て、平成23年度の早い時期(おおむね9月定例会前まで)に結論を出す。
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美唄市との確認を受けて、月形町の対応
■美唄市との一般ゴミ処理共同事業のために12月定例会で補正した
 「一般廃棄物処理基本計画策定の委託料(381万2千円)」は執行見送り→3月定例会で減額補正

■衛生センター地域住民への説明は、2月2日に中和行政区区長と面会の結果
 2月10日に説明会を開くことで決定。昨年実施したゴミ処理改善策についても説明する。
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美唄市からの正式報告の後、すぐに議会に報告があったことについては「誠実に対応していただき、ありがとうございました。」という気持ちです。が、やはりゴミ処理行政の進め方に関しては納得できない部分が残りました。

月形町のポリシーはどこにあるのでしょう。
それが何度話を聞いても見えてこないから、だから不安にもなるし、不信感も抱くのです。

ゴミ処理とは、「どんな施設を建てるか」という公共工事(ハード事業)的な感覚では上手くいきません。町民全員に長い間影響を及ぼす「ソフト事業」なのです。
ゴミに対する意識をいかに時代に合わせるか、高められた住民意識をいかに具現化するのか、その結果としての処理施設なのではないでしょうか。

単純にコストを意識すると、大きな自治体の動向に振り回されることでしょう。そういう選択をしたのなら致し方ありません。

2011年02月02日

夜中、月形の街中では・・・

真冬のこの時期にもかかわらず、街中では写真のような大がかりな電気工事が行われています。

国道275号線沿線の(北海道電力の)電柱取替と、電線張替がそれで、深夜の時間帯しかできない作業とのこと。1月31日に始まった工事は、2月19にまで続くそうです。

現場には高所作業車が何台も並び、それぞれが電柱や電線にとりついて作業をしています。その作業員の動きにじっと目をこらすと、かなり太い電線に何かを取り付けたり外したり、作業の間中ずっと腕を上げ動きを止めません。

路上に目を落とすと、投光器の明るく優しい光の中、作業で使うのであろう部品のような物が並べられたり、安全確保の柵が設けられていたり、誘導員が赤く点滅する棒を振っていたり・・・。これ程の機材と人がいるのほとんど「音」がなくて以外でした。

私がこの現場を通りかかったのは午後9時半頃。今日は真冬にしては暖かく、雪も降っていません。だからこうしてしばらく見ていられたのですが、こんな日ばかりじゃないですよね。いや〜大変な作業です。

こういう風に夜中も作業してくださる人のお陰で私たちの生活がより便利に、より快適になるんですよね。ありがとうございます。
工事期間中、穏やかな日が続きますように。
事故など起きずに完了できますように。

2011年01月31日

『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウム

1月29日(土)午後、北海道地域・自治体問題研究所主催の『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウムが札幌で開催され、参加してきました。

会場には全道から約120人が集ったとのことですが、私が今まで参加した地方自治関係のシンポジウムや勉強会で顔を合わせる人は皆無で、講師の方々も初めてのお目にかかる方ばかり。全体に年齢層も高く、今までにない会場の雰囲気に、場違いなところに来てしまったような戸惑いを覚えました。

シンポジウムは3部構成で3時間半にわたって行われました。幅広い分野を題材に数多くの講演があったため、質疑応答に割く時間はほとんどなく残念でした。演題に興味をそそられ参加したのですが、その内容は私が今まで考えたこともないような視点のものもあり、驚きました。新たな視点を得たとも言えますが、それ以上に疑問点や矛盾点も湧いてきて、釈然としないまま帰路についたところです。

以下、シンポジウムのプログラムと、私の疑問点など。
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『北海道の地域・自治の再生をみんなで考える』シンポジウム

【第1部】地方自治と財政の現状と課題
 ■「地方分権」から「地域主権」でどう変わったか?     河合博司氏(酪農学園大学教授)
 ■地方財政の現状と改革動向、今後の懸案事項       西村宣彦氏(北海学園大学準教授)

【第2部】社会保障改革・教育改革と社会を守る運動
 ■国民健康保険広域化とその問題点       吉岡恒雄氏(道社会保障推進協議会事務局長)
 ■子育て支援・教育と元気な地域づくり          河野和枝氏(北星学園大学準教授)

【第3部】北海道経済の振興と豊かな地域づくり
 ■はじめに〜3報告をつなぐもの〜             神沼公三郎氏(北海道大学教授)
 ■帯広市「中小企業振興基本条例」から学ぶ         三浦康裕氏(道商工団体連合会)
 ■北海道農業の現状とTPP問題               中原准一氏(酪農学園大学教授)
 ■第1次産業のためのバイオマス利用             山形 定氏(北海道大学準教授)

【紙上報告】
 ■住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める 北海道国家公務員関連労働組合協議会
 ■夕張通信(2010年12月19日補強メール通信)           熊谷泰昌氏(夕張高校)
 ■国保の再生と介護の改善を〜道政は今          佐々木忠氏(北海道経済編集委員)
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●「一括交付金化+義務付け・枠付けの廃止+地方総財源の圧縮は、ナショナルミニマム(国が守るべき最低基準)保障が根底から破壊される懸念がある。地域主権でひどい状態になる。」との意見がありました。

★ この主張の場合、どこまでをナショナルミニマムとするかが問題だと思います。
私は、今の国の規準は必ずしも最低限の保障ではなく、(地域環境や国の経済状況を考えると)それ以上のものが賦課されているように思います。借金体質を助長してまで維持される保障が必要なのか、疑問です。
地域には地域の力や知恵があり、お金をかけなくても規格を守らなくても、最低限の保障を達成できる力があるのではないでしょうか。また、「安心・安全」の保障の仕方も、地域によって表現の形は違ってくると思います(住民の生命を守ろうとするとき、ワクチン接種よりも、救急搬送を可能にする除雪態勢が優先される場合もある。)それらを形にするのが地域主権だと思っています。

●「国民健康保険において、市町村が運営している現行制度では各自治体が一般会計から繰り入れを行い、住民負担を抑えている。国庫負担を増やさないまま広域化すれば、自治体からの繰り入れもなくなり住民の負担は増える。また、取り立ても厳しくなる。広域化は進めるべきでない。」という意見に対して

★ 現状でも国民健康保険の住民負担(支払い)は非常に重いと実感しています。自治体にとっても負担が重いのは同じですし、加えて小手先の改革による煩雑で膨大な事務作業が重荷になっています。どちらもがパンクしないために、広域化・一元化という方向が示されたのではないでしょうか。保険(保障)である以上、母体が大きい方がリスクは少ないですし、電算化の進んだ現在だからこそ広域で効率的に処理できます。
国庫負担を増やす必要があるのは理解できますが、それと広域化との議論は切り離す必要があるのではないでしょうか。

● 「国の出先機関の縮小や国家公務員の賃金カットは、それを規準とする地方公務員等の賃金カットに繋がり、地域経済を悪化させ、結果として多くの労働者の賃金下げに影響する。」という主張に対して。

★ あまりにも直線的な言い方、考え方に疑問です。公務員の賃金(給与)は住民の税金で賄われています。それが物事のスタートであって、公務員の賃金から地域の経済がスタートするわけではないでしょう。目先のことだけ追えば確かにそのようなことが起きているかもしれませんが。

2011年01月30日

北海道立文学館『吉村昭と北海道』特別展

1月30日(日)に北海道立文学館で開催中の『吉村昭と北海道 歴史を旅する作家のまなざし』特別展に行ってきました。

吉村昭氏は著名な歴史小説家ですが、その作品「赤い人」は月形町の樺戸集治監が舞台になっています。

私は月形町に移住してすぐの頃、月形町の成り立ちを知るために「赤い人」を読みました。生々しさと過酷さに驚き、先人の境遇や苦労を身近に感じることができたのも、この小説のお陰です。その結果、毎年9月の樺戸監獄物故者追悼式でも心からの哀悼を捧げられているのではないでしょうか。

そんな「赤い人」も紹介されている特別展。取材旅行で親交を深めた町内歴史研究家・熊谷正吉さんとの書簡や写真なども展示されています。

また、吉村昭氏の作家としての歴史を丹念に追っていて、歴史小説に主軸を移す前の(私の知らなかった)死をテーマにした時代のものも紹介され、興味をそそられました。

会場には直筆の原稿も数多く展示され、とても丁寧で綺麗な文字が原稿用紙のマス目にキチンと納められているのを見て、吉村昭氏の生真面目さが伝わってきました。

原稿用紙5枚ほどの直筆エッセイを読み進めると、そこから情景や物が浮かび上がってくるようで、目の前で吉村昭氏が話しかけてきたのではないかと思うほど。話の展開に感動し、吉村昭作品を今すぐ読んでみたいと思わせてくれます。

この特別展、残念ながら2月6日(日)までの開催です。
あと1週間しかありませんが、もしお時間がありましたら、どうぞ。おすすめです。

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