2019年11月14日

懇談中心とは言うけれど、説明の大部分が口頭で伝わっていない。【町政懇談会報告】(2)内容

今年の町政懇談会のうち「町からのお知らせ」部分の内容です。
資料なし(口頭)で説明された内容が大部分だったので、概要のみお伝えします。
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町からのお知らせ
 
■新聞報道された件について:堀副町長(口頭)
 
《1.町立病院での誤投薬事故》
・11月9日の北海道新聞に掲載(11月8日に全員協議会で議会に報告したことから、傍聴した記者が記事にした。)
・9月26日(木)の時間外に小学生女子が蜂に刺されて受診。医師から点滴と投薬の指示があり看護師が対応。点滴後に抗ヒスタミン薬と降圧剤を誤って処方した。(翌朝、母親から女子児童に手足のしびれや視野狭窄の症状があると連絡をうけ、調査して判明)
・女児宅への謝罪や損害賠償の対応をしている。
・町立病院では再発防止策を検討し実施している。
・母親から「大きな話しにしないでほしい」との要望から、今回のような対応になった。
 

《2.月形刑務所元受刑者から、国と町が提訴された件》
・10月31日に北海道新聞に掲載(「月形の受刑者急死 遺族が国と町提訴 東京地裁」 2017年に男性受刑者が急死したのは、刑務所と搬送先の月形町立病院が適切な対応を怠ったためだとして、損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。)
・町は、新聞報道で初めて提訴された事実を知った。まだ訴状が届いていないので新聞報道以上のことはわからない。
 
 
■月形町の主要事業について:企画振興課長(口頭)
 
《1.第4次総合振興計画と創生総合戦略》
・今年度は振興計画の前期最終年であり、第1期総合戦略の最終年。令和2年度の後期計画や第2期計画に向けて作業を進めている。
・総合戦略で人口ビジョンを作ったが、人口減少は進んでいる。
 
《2.地域拠点化施設(バスターミナル複合施設と皆楽公園再整備)》
・現在、審議会で検討中。バスターミナル複合施設は年内(12月まで)に方向性が見え、その後に皆楽公園も検討し、年度内(来年3月まで)に提言が出る。
 
《3.新こめ工房と集出荷施設》
・来年度に2つの施設を建設することに決めた。
・金額の説明(14億円・・・等、細々した数字を読み上げていたが書き取れない)
 
 
■JR代替バスについて:企画振興課参事(資料あり)
 
・運行事業者、運賃、運行路線とバス停留所の位置、運行ダイヤについて資料(町報11月号と同じもの)を使って説明
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《私の感想》
上記が町からの説明事項だったのですが、どうして資料を作らず口頭で説明したのか? とても重要な内容が含まれていますし、金額等は言葉で聴いてもわかりません。「町民に説明した」という事実さえあれば良いのか?と勘ぐってしまいます。
 
「町立病院での誤投薬事故」については、私が全員協議会を欠席したため、町側からの説明をこの場で初めて聴きました。この事故は女児とその家族が当事者であり「大きな話しにしないで欲しい」という要望があったことから今回の対応になったとのことですが、事故の状況から見れば「いつでも誰にでも起こりうる事故」であり「全ての患者に関係する事故」です。なので、事故を起こした町側としては、一刻も早く謝罪と対策を公表するする必要があったのではないかと私は考えています。
このような重大な報告が議会になされたときに欠席してしまったことを反省しています。申し訳ありません。(議会事務局から、全員協議会の要点報告書が届いていて、当日議員から「町から町民に、早急に報告を」との要望も出ていました。)
 
それから
昨日の対象地区にはバスターミナル複合施設の候補地も含まれ、その住民の方が参加していました。懇談会後「私の住んでいるところがどうなるか、話しが聞けると思ってたんだけれど・・・。何にもなかったね〜。どうなるんだろう」とガッカリと不安の両方を抱えて帰られました。思いはあっても発言できない現実にどう対応するか・・・大きな課題だと思います。


最後にもう1つ。
JR代替バスの運行ルートと停留所の件。
月形町では「国道を走る」を前提にバス停留所を検討してきましたが、当別町には「町道を利用した自由乗降区間」があることがわかりました(※)。国道停留所の設置が難しい北農場地区のことを考えて、皆楽公園から北陽団地/刑務所まで、裏の町道を通るルートに変更し、自由乗降区間にしてはどうかと提案しました。1つの意見として取り上げてくれるそうです。

※ 議員向けには10月6日の常任委員会で説明を受けましたが、その時も同様の資料が配付されていました。ただ「自由乗降区間」に全く気づいていなかったので、今回「説明を受けていない」と発言しました。実際は「資料は提示されていた」ので、私の認識違いです。申し訳ありません。

2019年11月13日

ちょっと改善するも、さらに・・・【町政懇談会報告】(1)配置と進行

先週から始まっている町政懇談会。昨日(11月12日)は3回目で、交流センターを会場に、北農場地区・市北地区・赤川地区を対象に行われました。私の住んでいる市南地区はすでに終了しているので、対象地区外でしたが参加してきました。(町政懇談会は町政全般を話題にするのでどこの地区に参加しても問題ないはずなのですが、そのことはどこにも案内がないんですよね〜。ちょっと残念。)

昨日の対象地区は市街地で、町内で最も人口が多い地区なのですが参加者は10人。1回目(札比内)や2回目(市南、南耕地、知来乙)よりも少なかったとのことです。
 
今年の町政懇談会の(町側の)目玉は「町からの説明事項と町側の出席者を少なくし、町長との懇談を主に行います」というところ。上坂町長が町長就任以来改善したいと思ってきたことを、4年目にして初めて実現できたとのことです。
 
まずは座席の配置を工夫していました。
町長1人が中央前に座り、それをぐるっと取り囲むように町民席、横側に副町長と教育長と説明者(企画振興課長と参事)と司会(地域担当の課長)、後方に地域担当の職員(6人)でした。
去年までの「対峙型」から改良されていたのは良かったと思いますし、参加町民からも好評でした。欲を言えば「円卓型」に。もっと和んだ雰囲気になると思います。
 
それで・・・もうちょっと改善してほしいことも。

これまでの「町側が一方的に説明会する形態だったのを改善した」とのことなのですが、最初の40分は町側の一方的な説明でした(苦笑) 
町側が用意した複数の内容を一気に説明するやり方もそうですし、行政用語がいっぱいの堅苦しい表現、主要テーマの「JR代替バス」以外は資料がなく口頭で数字や日付をふんだんに盛り込んだ内容の説明・・・ 途中から「何を言っているのか解らない」状態になっている町民の姿がありました。また、資料があっても口頭で説明するだけなので、資料のどこを見れば良いのかわからない人も多く、伝わっていない雰囲気でした。

やっぱり「プレゼンテーション技術=ポイントを絞った伝え方、聴き手側に寄り添った表現」が必要ですよね。
 
一通りの説明が終わったあと、町長との懇談の時間に。
冒頭、町長から「これまでとは違って町側の人数を絞ったので、これまでのように即回答はできないが、みなさんからの意見を聴いて懇談したい」と前置きがあって始まった懇談です。
町民からの意見や質問は去年よりも活発に出ていたとは思うのですが「意見として伺った」だけで終わったのが残念でした。方針を決める町長がその場にいながら「町民の意見公聴」で終わってしまって「懇談」にはならなかったから。また、全ての話題は町民からの手上げで始まっていたのですが、町長から町民に聴きたいことはなかったのか? 町長はどのような「懇談」をイメージしていたのか・・・
 
物事を前に進めるのは難しい。初の試みだからギクシャクしている部分があるのは理解しますし、試行錯誤を繰り返しながら進んでいくものだとは思います。ですが、現状では町政懇談会は年1回、上坂町長にとって任期最後の町政懇談会だったんです。


【追記:2019年11月13日夜】
13日夜、今年の町政懇談会最終回の南地区広域集落会館にも行ってきました。上坂町長と関係が深い地域のこともあって、活発な意見交換がなされていました。やはり話題は地域それぞれ。議員としてとても参考になりました。
会場の広さは小さめで距離が近くて良かったのですが、その分、イスの配置は以前と変わらない教室型=対峙型。女性の参加者が(私以外に)1人だけで遠慮して後方の隅に座っていたのが気になりました。円卓型なら全員が顔を合わせながら話ができるのに、ネ。

2019年11月12日

台風19号被害の実家から我が家へ【栃木→ 月形(北海道)】

おはようございます。鹿沼インターから高速バスに乗りました。名残惜しいけれど、実家から我が家に帰ります。

1年ぶりの3泊4日は、いつもとはまるで違っていたけれど、両親や弟家族だけでなく親戚やご近所さん、母の友達などなど、以前からの知り合いだけでなく初対面の大勢のみなさんとも沢山お話しすることができて、両親の暮らしぶりや人間性やエピソードを改めて知る機会になりました。
適切な言葉が見つかりませんが、水害という大変な経験をしたことで得られた新たな関係性なのかもしれません。

水害の被災地や被災当事者との関わりで、議員という仕事柄から気づいたことがいくつもありました。この点は整理して報告します。発信することが次につながると思うので。少々お待ちください。

※ 家を出たのは午前6時前。この時間帯は私が高校時代に部活の朝練のために通っていた時刻と同じ。当時はミニバイクで最寄り駅まで行っていたのですが、朝寝坊したり真冬の朝は父が送ってくれました。今日も車中でいろんな話ができて、私にとってかけがえのない大事な父との時間だったことを思い出しました。

2019年11月10日

台風19号で被害に遭った実家へ【東京 → 栃木】

8日(金)の授賞式後は、高校ハンド部仲間と3年ぶりに会って青春を取り戻したあと、3泊目となる娘夫婦の家に帰宅。 授賞式まではプレゼン準備やら何やらで、1歳7ヶ月の孫と遊ぶ余裕もなかった私。ようやく全てから解放されて・・・爆睡してました(苦笑)
 
昨日(9日・土)は午前中に実家の栃木に向けて出発。一緒に過ごす時間が少なかったので、娘(ケガで松葉杖)は最寄り駅まで、孫と義母は2駅いっしょに電車に乗って特急乗り場まで見送りしてくれました(涙)また来るね♪
 

東武鉄道日光線。栃木に近づくにつれ水害のあとが残る風景が次々と… 堤防に「立ち入り禁止」の看板とロープ。なぎ倒されたままの樹木や草。水が抜けてガランとした家。修理の材料が積まれた庭… 台風被害から1ヶ月経つものの、生々しさの残る風景に胸が締め付けられる思いです。栃木駅に入るまでしばらくは徐行運転でした。
 
新鹿沼駅に到着すると母が迎えに来てくれていて、1年ぶりの再会。イメージよりも老けて小さくなってたような、ないような。

私の実家は鹿沼市内の旧粟野町。栃木県西側中央の日光連山に連なる山間部です。台風19号の大雨が山にあたって雨量が多かった地域で、鹿沼市の中でも大きな被害を出したのが旧粟野町でした。実家に戻る道すがら、川の決壊現場や幼なじみの家の被害を目の当たりにして・・・言葉になりません。
 
そうこうしている間に実家に到着。思ったよりも片付いていて、ご近所さんや周りの方々に助けていただいたのが本当に良くわかって、とてもありがたかったです。とはいえ、実家に戻って時間が経つうちにいろいろ見えてきて… やっぱりひどい被害だったことを実感。特に精神的ダメージがーーー 世間の1ヶ月は、ここではほんの一瞬なんだなあと。
 
帰宅する火曜日の朝まで、私に出来ることをやりたいと思います。

2019年11月09日

優秀コミュニケーション戦略賞を受賞!【第14回マニフェスト大賞】

マニフェスト大賞授賞式は、11月8日(金)午後1時〜六本木アカデミーヒルズ49階を会場に行われ、優秀コミュニケーション戦略賞をいただいてきました。以下は授賞式の様子です。
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東京メトロ(地下鉄)六本木駅から地上に出ると目の前に高いビル! 
「これが六本木ヒルズか〜」と、つい口を開けて見上げる私(笑)で、どこに行けばいいのかキョロキョロ。人の流れに乗って歩いて行ったら・・・オフィスの入口。結局、インフォメーションのお姉さんに入口を教えていただきました。
 
エレベーターに乗ると49階と51階しかボタンがない! 雲の絨毯かと思うほど滑らかな乗り心地であっと今に49階へ。扉が開くとすぐに受付があり、流れるように会場に。自席を確認して真っ直ぐに窓辺に行くと、六本木ヒルズ西側の風景が広がっていました。いつも見ている自然の大地とは対照的な風景。同じ日本なんですよね〜。すっかり「おのぼりさん」でした。
 

さて、授賞式も分刻み進んでいきます。部門ごとに優秀賞の表彰と最優秀者の発表が行われていきます。その中で「コミュニケーション戦略賞」は最初。授賞式開始後すぐにスタッフの声で控えの席へ移動。そして壇上へ。私の紹介画面が映し出されると「お〜」というどよめき。軽トラック選挙の写真は相当にインパクトがあったようです。壇上ではスポットライトに照らされて、なんだかわからないままに(笑)スタッフのエスコートでそつなくこなすことができました。
 
そして、最優秀賞コミュニケーション戦略賞は、南三陸ホテル観洋さん。「コミュニケーション戦略賞」は、政策づくりやまちづくりのために、優れたコミュニケーションの手法やアプローチをとっている取り組みを選ぶものなので、南三陸ホテル観洋さんの取り組み【「KATARIBEを世界へ」をキーワードに、交流人口拡大や地域活性化、語り部間のネットワークの連携拡大】は、まさしくその通り。女将さんは受賞スピーチで「すべてを失った瞬間からどうやったら取り戻せるかという思いで取り組みを始めた。こうした賞で受賞できたことは、二重ローンなどで苦しむ人たちの力になる」とおっしゃっていても、心に染み入りました。おめでとうございます。

なお、この部門の受賞者は以下の5組です。
■優秀コミュニケーション戦略賞
・NPO法人Mielka(京都府 京都市)
・NPOガベルサポーターズ(埼玉県 さいたま市)
・公立芽室病院(北海道 芽室町)
・宮下ゆみこ(北海道 月形町議会議員)
・株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋(宮城県)

 
その後は自席で、他の部門の表彰と最優秀賞の発表に立ち会いました。

今回は「子育て」の視点と活動に焦点が充てられていて、壇上にお子さんの手を引いたり抱っこして一緒に登壇しているご夫妻の受賞が印象的でした。特別賞《箭内道彦選》を受賞した「PTAのトリセツ」も。そう、地方政治は暮らしの延長線なんです。会場全体が和んで微笑んで明るかったですもの。
 
各部門の最優秀賞受賞者によるプレゼンのあと、グランプリの発表。

グランプリ(大賞)は、政策提言部門の東京都議会議員・龍円あいりさんの【障害の有無にかかわらずみんながともに遊べる「インクルーシブ公園」 子連れで安心して移動できる地下鉄「子育て応援スペース」 「親指で政治参加」の形を模索】が受賞内容です。前日のプレゼン研修大会でも印象的で1位を獲得。アメリカにあるインクルーシブ公園を初めて見て衝撃を受けました。「共生のまちづくり」と口で唱えるだけじゃなく、こういうのをめざせばいいんだ!と。
 
まさしく「当事者の実践」が評価され、それを目の当たりにできた授賞式。壇上にお子さんが上がったのも初めてとのことで、歴史的で進歩的な授賞式に立ち会えて夢みたいでした。
 
授賞式は予定どおりに3時間で終了。その後は名刺交換や写真撮影。
たくさんの出会いと気づきとパワーをもらった授賞式。思い出深いものになりました。
参加して本当に良かったです。

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