2019年08月29日

スゴイね〜こどもの引力【孫たちの帰省】

久々の更新。この1週間は緊張もアリ〜の、楽しさもアリ〜の、別世界にトリップしていました。そう、20〜27日まで孫と娘と義母が帰省して賑やかに過ごしていました。
 
何はともあれ中心は孫(1歳4ヶ月)。自我が芽生え、何にでも興味を示し、歩くの大好き♪ それなのにママがいないと不安で大騒ぎしちゃう時期。普段は東京のアスファルトやコンクリートしか歩いていないから、圃場の凸凹道や泥溜まりに最初は戸惑っていたものの半日もすれば慣れて・・・ さらにカエル、バッタ、トンボ、カタツムリ、鳥、犬・・・ 石ころ、花、草・・・ やっぱり自然は刺激的だし、東京の暮らしとは違うんですね〜。笑い声と泣き声が絶えなくて。私も草取りをしながら楽しみました♪
 
一方で、食事担当の私としては子育ての大変さを痛感。孫には食物アレルギー(牛乳、卵)があるので、それを外した上でバランスのとれたメニューと、奥歯がまだ不足しているので飲み込みやすい軟らかくて小さな形状、そしてできるだけ天然の調味料を・・・となったから大変! 普段は簡単な加工品や炒め物中心で、手軽な調味料を使い、大好きな牛乳や卵でタンパク質を補っていたから。もう1日中、食事のことを考えている始末。
ご近所からいただいた新鮮な野菜、大事に保存していた鹿肉、近所の手作り豆腐や豆乳、奥の手は果物。色んな食材が豊富なこの時期で良かった〜♪
 
そして夜中。孫がちょっと声を出すだけで目覚めてしまう。と思ってたら・・・ 治りかけで鼻水を垂らしてた孫から風邪をもらって・・・ 久しぶりに半日寝込みました。(娘も帰省する前に1日寝込んだとのこと)母親あるあるですよね〜(笑)
 
こんな風に、孫中心で人間の基本に返った健全な1週間でした。
 
この他、13年ぶりに月形を訪れた義母と一緒に農作業できたことや、町内各所やアルテピアッツァ美唄をゆっくり案内できたこと、娘や義母と人生の色々を語り合えたこと・・・ 夫も含めて大家族の楽しさを味わわせてもらいました♪
 
さて、
異次元トリップから戻ったら、いつもの乱れた生活に(苦笑)
今週土曜日に迫った大阪のシンポジウムだったり、9月定例会一般質問の通告〆切だったり、マニフェスト大賞の〆切だったり・・・お尻に火が付いてます。ガ・ン・バ・リ・マ・ス!

2019年08月20日

深刻な状況だから藁にもすがる想いで【自治体病院経営の勉強会@札幌】

昨日と今日は、地方議員研究会主催の「自治体病院経営」に関する勉強会で札幌に来ています。

町立病院(町内の医療機関)をどうすれば維持できるのか、町も私も模索中。講師が伊関友伸さんなので、じっくり話が聴きたいと4コマ2日間フルで参加することにしました。

1日目が終わった段階ですが、とても興味深い内容で参加して良かったです。300床規模の話題が多いものの小さな病院(100床未満や15:1看護)の話題もありましたし、医療制度解説やデータ等から町立病院の経営悪化の本質が理解できました。私の持っている知識が既に古くなっていて、考え方を修正する必要性を感じました。

今日は個別の病院経営の話もあるとか。楽しみです。

※ 一つ難点を言えば、この受講料がとんでもなく高いこと。議員向け講座なので、政務活動費を狙った料金設定になっているのでしょうけれど… 私のように政務活動費がない議会もあるので、なかなか勧められないです。高額な受講料の元を取ろうと必死な人のいる反面、政務活動費の消化目的の消極的参加も見受けられて… こんなところでも格差社会と小さな自治体の悲哀を感じてます(苦笑)

2019年08月15日

平和な世界を願って【今日は終戦の日】

世界中が不安定になっている今だからこそ、「核」の脅威が増している今だからこそ、戦争の現実を、戦争のその後を、考えたい。
長崎市長の言葉をかみしめて・・・ 賛同します。

平和な世界を願って
合掌

長 崎 平 和 宣 言

目を閉じて聴いてください。

   幾千の人の手足がふきとび 
   腸わたが流れ出て
   人の体にうじ虫がわいた
   息ある者は肉親をさがしもとめて
   死がいを見つけ そして焼いた
   人間を焼く煙が立ちのぼり
   罪なき人の血が流れて浦上川を赤くそめた

   ケロイドだけを残してやっと戦争が終わった

   だけど……
   父も母も もういない
   兄も妹ももどってはこない

   人は忘れやすく弱いものだから
   あやまちをくり返す
   だけど……
   このことだけは忘れてはならない
   このことだけはくり返してはならない
   どんなことがあっても……

 

 これは、1945年8月9日午前11時2分、17歳の時に原子爆弾により家族を失い、自らも大けがを負った女性がつづった詩です。自分だけではなく、世界の誰にも、二度とこの経験をさせてはならない、という強い思いが、そこにはあります。
 原爆は「人の手」によってつくられ、「人の上」に落とされました。だからこそ「人の意志」によって、無くすことができます。そして、その意志が生まれる場所は、間違いなく、私たち一人ひとりの心の中です。
  今、核兵器を巡る世界情勢はとても危険な状況です。核兵器は役に立つと平然と公言する風潮が再びはびこり始め、アメリカは小型でより使いやすい核兵器の開発を打ち出しました。ロシアは、新型核兵器の開発と配備を表明しました。そのうえ、冷戦時代の軍拡競争を終わらせた中距離核戦力(INF)全廃条約は否定され、戦略核兵器を削減する条約(新START)の継続も危機に瀕しています。世界から核兵器をなくそうと積み重ねてきた人類の努力の成果が次々と壊され、核兵器が使われる危険性が高まっています。
 核兵器がもたらす生き地獄を「くり返してはならない」という被爆者の必死の思いが世界に届くことはないのでしょうか。
 そうではありません。国連にも、多くの国の政府や自治体にも、何よりも被爆者をはじめとする市民社会にも、同じ思いを持ち、声を上げている人たちは大勢います。                                                          
 そして、小さな声の集まりである市民社会の力は、これまでにも、世界を動かしてきました。1954年のビキニ環礁での水爆実験を機に世界中に広がった反核運動は、やがて核実験の禁止条約を生み出しました。一昨年の核兵器禁止条約の成立にも市民社会の力が大きな役割を果たしました。私たち一人ひとりの力は、微力ではあっても、決して無力ではないのです。
 世界の市民社会の皆さんに呼びかけます。
 戦争体験や被爆体験を語り継ぎましょう。戦争が何をもたらしたのかを知ることは、平和をつくる大切な第一歩です。  
国を超えて人と人との間に信頼関係をつくり続けましょう。小さな信頼を積み重ねることは、国同士の不信感による戦争を防ぐ力にもなります。
 人の痛みがわかることの大切さを子どもたちに伝え続けましょう。それは子どもたちの心に平和の種を植えることになります。  
 平和のためにできることはたくさんあります。あきらめずに、そして無関心にならずに、地道に「平和の文化」を育て続けましょう。そして、核兵器はいらない、と声を上げましょう。それは、小さな私たち一人ひとりにできる大きな役割だと思います。

 すべての国のリーダーの皆さん。被爆地を訪れ、原子雲の下で何が起こったのかを見て、聴いて、感じてください。そして、核兵器がいかに非人道的な兵器なのか、心に焼き付けてください。
 核保有国のリーダーの皆さん。核不拡散条約(NPT)は、来年、成立からちょうど50年を迎えます。核兵器をなくすことを約束し、その義務を負ったこの条約の意味を、すべての核保有国はもう一度思い出すべきです。特にアメリカとロシアには、核超大国の責任として、核兵器を大幅に削減する具体的道筋を、世界に示すことを求めます。
 日本政府に訴えます。日本は今、核兵器禁止条約に背を向けています。唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准してください。そのためにも朝鮮半島非核化の動きを捉え、「核の傘」ではなく、「非核の傘」となる北東アジア非核兵器地帯の検討を始めてください。そして何よりも「戦争をしない」という決意を込めた日本国憲法の平和の理念の堅持と、それを世界に広げるリーダーシップを発揮することを求めます。

 被爆者の平均年齢は既に82歳を超えています。日本政府には、高齢化する被爆者のさらなる援護の充実と、今も被爆者と認定されていない被爆体験者の救済を求めます。
 長崎は、核の被害を体験したまちとして、原発事故から8年が経過した今も放射能汚染の影響で苦しんでいる福島の皆さんを変わらず応援していきます。
 原子爆弾で亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、長崎は広島とともに、そして平和を築く力になりたいと思うすべての人たちと力を合わせて、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に力を尽くし続けることをここに宣言します。 

2019年(令和元年)8月9日                       

長崎市長  田 上  富 久


2019年08月14日

台風対策は着々と【農作業日記】

台風10号が明日には四国に上陸するとのことで、あちこちの対策情報がラジオから入ってきています。北海道には明後日(16日・金曜)午後あたりから影響が出るとのことで、我が家は一昨日から準備を進めています。

輪菊のハウスは終了すぐに片付けを開始。寒冷紗は干して畳み、電照用の電球や配線を外して、それぞれ回収。今日はビニールを剥がし、このまま越冬できるようにまとめました。これでココは大丈夫。

出荷中のスターチスのハウスは、明後日まで待って天井のビニールだけ落とす予定。腰ビニールを残すので、なんとか風に耐えてくれることでしょう。
ビニールを外せない越冬ハウスは補強。風上側の入り口が外れないようにガッチリと。
今日はここまで。

巨大でゆっくりな台風10号、これから全国的に影響や被害が出てくるでしょう。

どうぞ人的被害が出ませんように。
皆さま、くれぐれもお気をつけて。
どうぞ、ご安全に!

【追記:2019.8.18】
台風10号は北海道に近づくときには弱まって、無事にやり過ごすことが出来ました。良かった、良かった〜。

2019年08月12日

箱詰め作業【農作業日記】

ちまたは山の日3連休。自宅前の国道275号線は連日(午前中)郊外に向かう車線の渋滞で家から出るのも一苦労です。
そんな中、この週末でお盆用輪菊は終了、仕事は普段のペースに。ちまたではこれからお盆が始まるのですが、生産現場は一足先に終了です。
 
添付した動画は輪菊の箱詰めの様子。1束10本に束ねた輪菊を、5束ずつ2段にして箱に詰めます(1箱100本入り)。それを2箱重ねてバンドを掛けて、このあと生産者番号のハンコを押して、等級と本数を記入すれば出荷準備はOKです。
 

今年は、最大6,100本/日の花切りと撰花を夫と二人でこなすことが出来ました。記録を見たら昨年は5,200本が限界だったので、17%の効率up。昨年より厳しい暑さだったにもかかわらず体力も体調も維持できたのも工夫と成長の証ですね。悲惨な相場ではあったけれど、無事に終えることができて良かったです。
 
丹精こめて育てた輪菊が、人の気持ちに寄り添って、ご先祖さまや大切な人の供養に役立ちますように。
 
さて、我が家は次の作目にシフトチェンジ。立秋を過ぎて気温も落ち着いてきたので、身体の疲れをとりながら管理作業を進めています。目減りした分を取り返さなくっちゃね〜。
おっと、台風対策も抜かりなく。

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